ここは何だったか。。

マンションの近くには製本工場がいくつかあります。

このマンションが建つ前は、やはり製本工場でした。

少年サンデーと少年チャンピオンをここで製本をして
ここから日本全国に発送されていたのです。

一階は工場で、2階は寮になっていて
やはり今と同じく、
いろいろな県から、若い人たちが（中には昔若かった人も）
大勢寮で生活をしていました。
その様子は今も変わらなく、ただ、寮がマンションになっただけでしょう。

そして、周りは社宅が工場を囲んでいました。
その社宅だった残りの一軒が今年はずいぶん活躍をしています。

空室になった部屋からフローリングに変えています。
そのための工事屋さんの倉庫として一部を使い、
又、階を移る方の為のお荷物もあちらこちらとお預かりしています。

庭は相変わらず、私専用の花畑（お仏壇用）になっています。

一番近いところにある製本工場は親戚で、
コロコロコミックなどを今も製本をしているので、
つい本屋さんに行っても、
週刊誌売り場の様子が気になりうちの本は？？と探してみますが
サンデー・チャンピオンが見当たらなくなってきたのには、
寂しさを感じます。

その出来上がった本を結束するのは、
石油製品からできた白い結束紐で機械が自動で結束をしてくれるのですが
昔・昔はこんな物で結束をしていたそうです。

　　　　　　
これは、工場を壊す時に天井裏から大量に出てきたものです。
こんな荒縄で、本を縛っていたなんて信じられないのですが
主人は、『全部手仕事で、裁断をするのも手で裁断をしていたから、
　　　　　　　中には、手や指を落とした人がたくさんいた。』と、言っていたので
本当に荒縄で結わえていたようです。

こうして、工場と寮がマンションになり、昔と同じように
時間が過ぎていきます。

しばらくは、マンションのフローリングの工事が続き、
次いで、コインパーキングの工事が始まります。

そちらの方は息子が学業と同時進行で経営に当たりますから
まあ、お手並み拝見といきましょうか。

マンション裏手にあるフルリール光が丘の一階は
このあたりでは美味しいと評判の
焼肉屋さんの千山閣さんの姉妹店です。

ビビンパランチなど500円と安く、またキムチやカクテキなどは180円で
一人前ずつ販売しています。
味は本店仕込みですので、お勧めです。

引越しの忙しい時でも、すぐそばにこんなにおいしく安いお店がありますから
ご利用してみてください。
千山閣の小さいお店という意味の？？
（店の名前が韓国語で覚えられません）スミマセン

最後の引越し日。。。

昨日と打って変わって引っ越し日よりです。

しかし、今のところ静かです。