ふるぼう知生(ともお)の活動報告

わたくし、古坊知生(ふるぼうともお)の日々の活動を皆さまへお伝えするコーナーです

特定秘密保護法案

2013年12月05日 | Weblog
 12月5日、本日は夜に池袋西口環境浄化パトロールに参加しました。池袋もじっくり見ると、少しずつ商店街が変わっているなと実感しました。新しいお店がどんどん入ってきていますね。どうせなら、地域のメンバーになって欲しいんですけどね。若い商店主とお話がしてみたくなりました。

 さて、本日の政治の注目はなんと言っても、特定秘密保護法案ですね。

 私は国益を守るために秘密を漏洩した国家公務員を厳しく罰するという趣旨は正しいし、そうあらねばならないと思っています。ですからむしろ賛成のほうだったのですが、その特定秘密の範囲がどうにも明確になっていないこの状態で、成立させていくことに一抹の不安がよぎりますね。

 ここまできたら、数の論理で法案は通過してしまうでしょうが、成立後において本当に第三者機関がしっかりとチェックする機能を持たせるようにしなければならないと感じます。私が注目しているのは、各政党のこの法案に対する態度です。マスコミや共産党あるいは社民党の主張は話にもなりませんが、日本維新の会は与党側と合意までしておいて、強行採決はだめだといって、衆議院においては棄権しましたね。非常に分かりにくい対応だと思います。

 それからみんなの党は、与党と修正案において合意して、衆議院では賛成しました。そのことによって、離党者も出ましたね。痛い傷を負ったのではないでしょうか。でも仕方ないですよね。党議拘束がない政党だと聞いていたのに、最近は反党分子を除外しようとする動きがあって、残念でなりません。やっぱり党議拘束は良くないですよ。一個人の政治家の意見を抹殺するのが党議拘束ですから、これからの新しい党にはそういうことをやってもらいたくないです。

 とにかく、民主主義ですから、政治家個人個人がどのように考えようと自由です。政党の運営という意味では執行部も大変かもしれませんが、やっぱり一人一人の意見を大切にしてこそ、政治だし、その上に政党が成り立っていると私は考えます。党の決めたことにそむいたら除名だとか、よく言われますけどね。そんなことをする権利が誰にあるのでしょうか。私は本当に疑問です。そんなことをするから、国会議員が自分の言いたいことがいえなくなっているのが昨今の政治だと思っています。同じ党の人が何人も集まって同じ考えでなければならないのだったら、衆議院は480名も必要ないでしょう。誰かそのことに気がついてもらいたいと思うんですけどね・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする