8月24日、本日は役所に行ったのですが、一回のエレベーターのところに非接触型体表面温度測定器が置いてありました。コロナが間近に迫っていることを実感した次第です。
東京パラリンピックが開会しました。
オリンピックのような派手さはないものの、また心からの感動を覚える期間となることでしょう。選手団の皆さんの素晴らしいパフォーマンスを期待しております。
この大会を子どもたちに見てもらうことが教育に資するとして、いわゆる「学校連携観戦」が東京都を中心として計画されています。豊島区は以前から参加しないことが決まっていますが、コロナの感染拡大を受けて、参加を取りやめにする自治体が現れてきているようです。
常識的には止めるべきなのでしょうが、難しい判断ですね。緊急事態宣言下にありながらも、プロ野球だって、Jリーグだってお客さんを入れて興行していますからね。50年に一度(日本では今後はもうないかもしれませんが…)のオリパラです。教育的効果ということも考える余地はあると思います。
私が思うことは、政府も東京都も自分たちの都合を優先しているせいか言行が矛盾だらけだということです。
「緊急事態宣言下だから、国民・都民は外を出歩くな。でもオリンピック・パラリンピックは予定通り行う。」とか、「教育的価値が高いからパラリンピックは子どもたちに見せるべき。」と言っておいて、「修学旅行や学校行事は延期や中止を求める。」といった具合です。筋が通っているとは思えません。少なくともどうしてそう考えているのかという説明責任を果たしてもらわなければモヤモヤが募ってしまいますし、現場を預かる方々は大変だと思います。
豊島区の教育部に確認しましたが、豊島区における学校の夏休みは8月末で終了し、予定通り9月1日から2学期をスタートさせる。そして修学旅行については10月以降が多いので、もう少し社会的状況のを見てから決定したいとのことでした。
私としては、一生に一度のことですから、感染には十分注意しつつも、学びの機会だったり、思い出の期間だったりを作ってあげてほしいと考えております。