FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<コンペに行こう>東京カップ

2011-04-19 23:32:05 | クライミングレッスン報告
4月17日(日) 東京カップ 参加者:ユイト(中2)、コーヘイ(小6)

春の大会シーズンがやってきた。
3月26、27日に予定されていたJFAユース選手権も震災で予定変更となり、チームFCCの子どもたちにとってはこれが開幕戦となる
東京カップは国体の東京代表選手や強化選手を選出する地方大会。ユイトやコーヘイは、まだ国体の代表選手の年齢には達していないが、昨年は強化選手に選ばれている。
今年もその継続をかけての出場だ。

会場に行くと、ユイトは強化で知り合った仲間と楽しそうに何やら談笑していた 仲間の輪が広がることでクライミングの幅も広がる。これからの年代には必要なことだね。
コーヘイは輪に入らずにマンガを読んだり絵を描いたりして過ごすことが多いようだ。FCCの仲間内では「うるさい」とみんなから言われることが多いので意外な感じ。

さて、時間となり競技開始。予選はフラッシュで2本。
ユイトは予選1本目で壁の縁に足がかかり、ルール違反を取られそうになったが大目に見てもらえて命拾い 2本とも完登し余裕で予選通過
コーヘイも1本目は完登、2本目は惜しくもフォールしたが、5位で予選を通過した。

決勝は、コーヘイがほぼ真ん中あたりでデッドが止まらずフォール、ユイトがハングの付け根のホールドが止められずにフォール コーヘイは1つ順位を下げて6位、ユイトが4位という結果だった。

ユイトは決勝進出、という目標をひとつ果たした上に4位に食い込んで善戦した 決勝の登りは重心移動が上手くいかずに苦しそうな登りだったが、「落ちないぞ~」という気持ちがひしひしと伝わってくる粘り強い登りだった。頑張ったぞ 今後は、もう少し「理にかなった動き」がいつでも出来るようになると、もっと上位に食い込んで行けそうだよ。
一方、コーヘイは近頃ちょっと変なプライドが出てきていて、以前のような無心でのびのびしたクライミングが影をひそめてきているのが不安な点だ。「遠いからムリ」とすぐに見切ってしまうこともよくあり、それが彼の伸びを抑制している。もっと貪欲に「何とかして次のホールドを取りたい」とあがいてほしいのだが。。。やはり少し動きが硬く、思ったより下のほうでフォールしてしまった。 3位に入った子はコーヘイと同じか小さいくらいのサイズであるにもかかわらず、遠いホールドを何とかして取りながら高度を稼いだ。それを見ていたコーヘイは、「やはり小ささはあまり関係ないんだな」と納得したようだった

今日はクライミングを始めて間もないタクミがお父さんとコンペを見に来てくれた。もう少しリードクライミングになれたら、今度は自分も出てみようね。


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