FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL

2013-01-22 13:26:53 | クライミングレッスン報告
1月15日(火)
メンバー:コータ(小6)、ハヤト(小5)、かずくん(小3)、カツラ(小3)、ユーキ(小2)

昨日の大雪の影響で、みんな集まるのに時間がかかる
今日は今年はじめてのスクール。
なので、来た子から順に「今年の目標」を記入
みんな思い思いに目標を書いていた

早くに到着して書き終わった子が時間を持て余してしまうので、今日は各自で準備体操とストレッチ。
「え~ まだ覚えてないよ~」と言う子も中にはいたが、
もう何年も何カ月も同じ体操を繰り返しているんだよ~。

いつまでもヒトに甘えて「誰かが何とかしてくれる」では、自分の中に定着しない。
「クライミング」というスポーツを習うからには、「自己責任」は必要不可欠


なぜかと言えば、第一には危険を伴うスポーツであること。
全てを他人任せの姿勢では怪我に通じる。これは、子どもと言えど訓練すべきだ
第二に、競技特性。
大きな大会は、決勝は大抵「オンサイト」というクライミング形態だ。
「オンサイト」とは、自分の力でルートを読み(「オブザベーション」と言って、登るルート・課題の下見をする時間が設けられている)、本番の試合で登る時には自分の力だけで登らなければならない。
もし、観客が「次は右のスタンスに乗り込んで」など、動き方の参考になるような声援を送っただけで、その選手は失格になってしまう
運動能力だけが高くても、自力で解決できる精神力と頭脳がなければ成績は出せないのだ。


さて、今日は珍しくりょーたが来ない。連絡もない
どうしたのかと思っていたら、にお母様からメールが。
どうやらパスモをなくしてに乗れなかったらしい

基本練習とムーブ学習の後、「世界一周」。
ジム内の壁を端から端まで全員のリレーでつなぐ。
りょーたの持ち場は、みんなで協力してフォローした
お互いの実力を計りながら、主張したり折れたり、協力したり喧嘩したり
大変だけれど、子どもたちはこのゲームから結構いろいろなことを学んでいる様子

1回だけフォールがあったけれど、あとは無事にみんなで最後までつないだ

6年生のコータは、あと数カ月で卒業
Dam Kids School は小学生のスクールなのだ。
何かとおちゃらけた態度で芯の真剣さを照れ隠ししているコータだが、モチベーションは高く、クライミングも上手い
今日は「世界一周」で時間になってしまい、課題へのトライの時間がなくなってしまって残念がっていた。
そうだよね、君には時間がなかったんだった。
次回は、しっかりトライする時間を作ろうね

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