FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-03-27 11:06:49 | クライミングレッスン報告
3月23日(金) メンバー:ともちゃん(中2)、ユキちゃん(小3)、タクミ(小6)

近頃、少し慣れてきた生徒たちにはデッドポイントのタイミングを計る課題を基本練習に入れている。
中級に上がった子どもたちも、またはそろそろ上級が近い子どもたちでさえ、
デッドポイントはなかなか自分のムーブの引きだしにしにくい動きのようだからだ。

この練習課題の必要性を感じたのは、タクミの動きを見ているとき。
彼は身も軽いので困るとすぐに次の手を出してしまう場合がある。
でも、体のコーディネーションを使えていないため、そのうちの多くは「捨て身」の一手に終わっていまうのだ
そこで、タクミには以前マンツーマンレッスンの時にこの練習を入れ始めたのだが、
その時は全く体が使えていなかった。
が、今回は完璧

「良くなったね~」と思わず褒めると、
「家のボードでめっちゃ練習して、コツが分かった」とのこと。
真面目なタクミ。将来が楽しみだ

確かに天からの授かりものとしての才能は、ある。でも、それだけではない。
一番大切なのは、真摯な態度。それに尽きる。
カメはウサギを越えるのだ。


さて、自他共に運動音痴を認めるともちゃん。
体育の授業ではいつもビリなんだとか
でも、真面目に、コンスタントにレッスンに通い、ムーブのパターンをきちんと身につけて上達している
彼女なりのペースで良いのだ。
以前よりも自分が「進歩」していること、それが大事なことなのだから

しばらく自分のテーマから離れて「出来ること」を積み重ねているユキちゃん。
今日、ルートで何をするか尋ねると、「ルートの10c。そろそろ進めないと。全然進んでないもん。」とのこと。
念入りにトライするルートを探し、見つけたのが新しいタワーのオレンジ/
でも、トライの途中で怖くなって気持ちがしぼんでしまい、足を解除しても抜けられなかった
大きな壁に突き当たっている現在のユキちゃん。
この壁を突破するためには、普段の考え方や生活習慣の中から、何かを変える必要があるのかもしれない

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