FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<イベント報告>サマーキャンプ2013 ①

2013-09-20 12:36:12 | 活動報告
8月17日(土)
メンバー:コージン(小5)、タイゴ(小5)、リューセイ(小4)、カツラ(小4)、ミサキ(小2)、ゲンちゃん(小2)
      コーヘイ(中2)、タクミ(中2)、ユキちゃん(小5)、たけくん(小4)、のんちゃん(小4)


到着したサマーキャンプ参加メンバーを、チームの子どもたちがそれぞれの部屋に案内。
部屋割は昨日のサマーキャンプのミーティングですでに決めてある。

部屋で一息ついたらウォール前に集合

全員がお互いを知るべく、各自自己紹介
けじめの挨拶をした後、準備体操から。
体操のリード係はユキちゃんだ。


準備体操がすんだら、一般参加の子どもたちは後ろの低い壁をトラバースしてウォーミングアップ。


その間にチームの子どもたちはルート壁にクイックドローを設置したり、トップロープを掛けたりしてみんなが登れるように準備をする。


さて、準備完了
いよいよクライミング開始だ
2日間のクライミングのうち、1日目は練習日。パターン壁(自然の岩を模して凹凸がつけてある)に慣れたり、ルートの下見をしつつ、今の自分の力をはかってもらう。
2日目はみんなが見ている前でのレベルチェックだ。1日目ではかった自分の実力をもとに、登るルートを事前に申請してからトライ開始。完登できたグレードに従って、「ひよこ」レベルから「中級」レベルまでの8段階のレベルのうちのどのレベルに自分がいるかを確認してもらう
ただし、登れるだけでなく、安全性に関わる技術などのチェック項目もクリアしなければ合格できない。
ちょっと緊張でも、緊張のなかで力を精一杯出す場面は時として必要だ。
毎年参加している子は去年からの自分の進歩が目に見えて確認出来るため、結構良いようだ。

一般参加の子どもたちはレベルもまちまち。
ロープ装着が出来ない子には、チームの子どもたちが面倒をみる。私や大人たちは安全に関する最終チェックを行うのみ。
ビレイもチームの子どもたちの年齢と習熟度にあわせてやってもらい、なるべく自治的に活動している感覚を持ってもらうよう心がけている。


それにしても恵まれすぎるほどの快晴で、ものすごく暑い
中学生2人が小川山キャンプの成果を出して建てたタープに、一般参加の保護者の方や同伴のちびっこたちに入ってもらう。
コーヘイが気を利かせて地面に水をまいてつかの間の涼をとる。


参加した子どもたちは汗だくになりながらも、暑さに負けずに精一杯の頑張りを見せていた


~つづく~