FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL&レベルアップレッスン@FREEDOM

2011-10-26 11:48:00 | クライミングレッスン報告
10月11日(火)

1、DAM KIDS SCHOOL メンバー:コータ(小5)、ハヤト(小4)、たっくん(小4)、アオイちゃん(小6)

カイが修学旅行、受験生のナナちゃんが塾でお休み

メンバーの一人、たっくんはクライミングは好きだけれど、
まだ登れない課題を体力やテクニックをつけて克服したりすることに興味が向かない。
人それぞれ発育のペースは異なるようにインプットされているから、
向上心が芽生える「その時」まで、充分楽しんで参加してもらいたい。
で、今日はみんなが楽しめるように新しいゲームを考えてみることに。
「だるまさんが転んだ」のクライミング版。
うーん。。。。安全に遊べることはわかったけれど、今一つ盛り上がりに欠ける。。。
改良が必要だね

レッスン内容は以下の通り。
①体操&ストレッチ⇒だいたいOK。
②ゲーム⇒「だるまさんが転んだ」のお試し。
③基本練習⇒インサイドフラック以外は一応全部。
         いつも同じ課題で練習してるんだから、
         使うホールドはしっかり覚えてね
④学習⇒バックステップを学習。
⑤チャレンジ⇒みんな出来る課題は登りつくし、難しい課題は歯が立たない。。。
         若干閉塞感が出てきたため、「ホールド消しゲーム」に切り替える。
         今日はスラブで。
         黄色のホールドを始めは全部使ってよいことにして全員が登る。
         次に登った人から順番に、黄色の中で使ってはいけないホールドを指定し、
         誰も出来なくなったらゲームオーバー、というもの。
         これは全員楽しめていたかな~

このクラスは他にメインのスポーツがあったり、のんびり楽しんだり、と言う感じで
まだクライミングに注力・傾倒する子がいない。
なので当面、「楽しむ」ことをメインテーマにして行くことにしてみよう。

2、レベルアップレッスン メンバー:ユキちゃん(小3) 

すでにクライミングにすっかりハマり、9月からは当スクールの中核メンバー「チームFCC」にも所属しているユキちゃん。
とはいえまだ3年生。マンツーマンだと甘えが出て「出来な~い」を連発していた。
しかし、「チームFCC」の合同練習会やアウトドアレッスンを何回か受け、
センパイ達からも「お前な~」などとお説教(?)されたりして、少しずつ変化が見て取れるようになってきた

①体操&ストレッチ⇒自分で。「どこの筋肉をどう動かしているのか」をすこーし考えるようになってきたかな~
②基本⇒OK 
③学習⇒中級で習うムーブ名が書かれたカードを1枚ひき、出てきたムーブの動きを実戦で考える。
      ユキちゃんが考える課題は足が「ガバ」だから、ちょっと繊細さに欠ける感じ~
④メインテーマの練習⇒今日のメインテーマはホールドの仕方。
      ボルダーをすることが多いユキちゃんはルートの時もボルダーのようにホールドを強く持ってしまうため
      手がもたない。今日はその修正。100度から始まる10aで練習。これは良くできた
⑤長もの⇒ハシラから始める11a。
      遠すぎるところは部分修正を加え、途中何回か落ちながらも何とかゴールまで行けた
⑥持久力トレーニング⇒スティック40手。
      スティックとは、私が棒で指定したホールドだけを使って動き続けること。

今日は甘えることもなく、真剣な態度で良くできました