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Yutaka's Room ☆ Sparkling!

☆街や地域のこと、洋服のこと、制服やランドセルのこと、少し自分のこと☆石川県白山市株式会社フクズミ代表取締役社長 福住裕

元町散策 横浜市

2009-02-09 07:03:26 | 街のこと

横浜市役所への訪問の後、

午後は一旦自由行動の時間です。

 

私は元町ショッピングストリートまで徒歩で向かうことにしました。

 

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平日の日中でもお買物客で賑わいをみせています。

客層も若いもの頼りでなく、行き交うのは実年層が中心です。

元町は別格、と言われるのにはいくつかの由縁があります。

 

業種構成として、近年はサービス業や飲食業の比率が高くなっているのが

一般的といえますが、元町は物販比率がとても高い印象です。

しかも地場の経営による名店が多いことでも知られています。

 

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町並みも独特です。

道路はあえて一方通行とし、

道路を屈曲させることで、駐車帯やポケットパークを設けています。

 

ベンチでこぎれいな年配の男性が休憩をとっている姿が印象的でした。

 

横浜という土地柄もあり、とてもモダンです。

写真もどこか海外の風景にも見えてしまうくらいですね。


市井の名店継承事業 横浜市

2009-02-07 06:41:00 | 街のこと

視察レポートの一発目。

横浜市経済観光局商業コミュニティビジネス振興課を訪問しました。

通常、私たちは商店街や商業施設、商工会議所などを視察する場合が多く、

行政機関に直接お伺いして事業の実施状況をお聞きするのは珍しいかもしれません。

 

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横浜市には、市井の名店継承事業というしくみがあります。

後継者がなく、近い将来廃業を検討する店舗が、一般からお店を持ちたい方を募り、

閉店させてしまうことなく、引き継いでもらうのです。

現在の業種をそのまま継承するか、店名や顧客は引き継ぐのか、

賃貸にするのか買い取りか、などはケースバイケースです。

 

一方で独立したい、開業したいと考えているチャレンジャーを募集し

登録しストックするしくみもあります。

条件の比較的近いお店とチャレンジャーをお見合いさせて、

お互い合意にすることができればマッチング成立です。

 

空き店舗の発生を未然に防ぎ、設備やお客さまを継承することで

比較的スムーズにお店をスタートさせることも期待されます。

↓制度的に詳しくはこちら

http://www.yokohama-shop.com/index.shtml

 

これまでの空き店舗対策は、

発生した時点でどうするかを考えるスタンスが中心でした。

横浜市では、名店として親しまれていた帽子屋さんが

後継者がなく閉店することになったのをきっかけに

この事業をスタートすることになったそうです。

 

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当日は、横浜市観光経済局商業コミュニティビジネス課の柿崎係長が丁寧に説明くださいました。

事業のしくみだけでなく、運営面においても、

市の職員の方が中小企業診断士と動向して

綿密に丁寧に運営されている印象を持ちました。

事業スタートの年に2件のマッチング成立、

途中別の団体に事業委託して実績をあげられませんでしたが、

今年度は市が直接運営して2件のマッチング成功に至っているそうです。

 

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私たちの千代尼通り商店街でも惜しまれながら閉店するお店があり、

これからも後継者問題がますます浮上してくることと思われます。

↓こちらもご覧下さい。

http://blog.goo.ne.jp/fukuweb/d/20090121

 

行政がつくるしくみだけでなく、

いかにして街を次代へつないでいくか、

個人の事情を超えて商業者同士の意思疎通を図り、

街の空気を未来に向けた志のあるものにしておく必要があるのではないか。

この問題は、商業者がひとごとでなく捉える必要のある問題です。


視察研修に行ってきました

2009-02-05 12:28:05 | 街のこと

しばらくブログをお休みしておりました。

月末と重なった週末はモーレツに仕事をして

3日間は店のこと、家のこと、子供たちのことを妻とスタッフに任せて

家を空けることになりました。

 

商店街のメンバー全員で訪問する視察先以外にも、

自分の興味のあるお店や売場、街を個人、グループ単位で見に行き、

見聞を高め、ヒントをつかんで明日の店づくり、街づくりに生かす趣旨です。

 

パソコンを持っていっておりませんで期間中更新はできませんでしたが、

ブログを通じてお話ししたいネタはたっぷりと仕入れてまいりました。

これから少しずつお話ししてまいりますので、お楽しみに。


第3回 商人×笑人倶楽部

2009-01-30 12:56:53 | 街のこと

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昨晩は、第3回の商人×笑人倶楽部が開催されました。

前回に引き続き、ゲスト講師としてお招きしている

七尾の谷内さん、小松の村中さんからのお話を題材に、

意見交換を行いました。

  

今回は、まず村中さんから小松の取り組みをご紹介いただきました。

小松も厳しい商環境のなかで、

商店街としての取り組み、個店の利益につながる取り組みに

果敢にチャレンジしていらっしゃいます。

若者も、ベテランもそれぞれの思いがあって交じり合わないこともあるようですが、

それぞれの立場で思いを行動に移している様子が伝わってきました。

 

今回は、参加者も雰囲気に慣れてきたところもあり、

いままで以上に質問や意見が飛び交います。

 

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自分たちもこう考えて、こうやっている。

もっと推し進めていくにはどうしたらいいのか。

みんなの持っているものや成果を出し合ったり、

協力してやるとこんなふうに違った展開も見えてくる…

 

時間めいっぱいのやりとりのあと、

ゲストのおふたりにひとことずつコメントをいただきました。

 

やったものも勝ち。批判だけして何もしないのは結局自分の損。

良い商人にであるためには、

よい消費者でなければお客さまの心が見えてこない。

 

商店街活動とは、自分だけではできないことをやるところ。

いままでの商店街活動にとらわれる必要はない。

ひとりひとりの行動による気づきをもちよるような場所に。

 

コーディネーターの多田さんもこれを受けて、

次回からのテーマについてこうおっしやいました。

長く持続してやれること、自分の得になることをみつけて、

取り組んでいくにはどうしたらいいかを考えていこう。

 

今回、参加しなかった人は、失敗です。

でも、だいじょうぶ。

来てみて自分で自分に火をつけてみたらいかがでしょう。

 

次は2月12日の木曜日。

これからは自分たちの考えをまとめあげていく段階に入ります。

おもしろくなりそうです。

 

追伸 いまさっき村中さんがふらっとうちの店に立ち寄ってくれました。

お店同士のコラボーレーションなど

昨日話しきれなかったアイデアを教えていただきました。

ありがとうございました。


お疲れさまでした。

2009-01-21 12:18:58 | 街のこと

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私たちの千代尼通り商店街にあるお魚屋さんが閉店しました。

 

数年前から身体のあちこちにガタがきていた70代半ばのお父さんが、

地域のお客さまの、続けて欲しい、という願いに応えて、

奥さまとごいっしよに営業を続けてくださっていました。

 

いよいよ限界、ということだったのだと思います。

いまでもとても繁盛しているお店で、

年末もお正月の準備でたいへん賑わっていましたし、

惜しまれながらの閉店です。

 

その知らせを聞いた地域の方々、そして我が家でも、

これからどうやっておいしいお魚にありつけるのかと、

本気で悩んでいるのが実態です。

スーパーの魚じゃダメ!という家庭は多いようです。

 

昨日私は、店休日でしたので、ぶらっと街に出たときに、

魚屋のお父さんと奥さまがおふたりでお散歩?されているのをお見かけしました。

おふたりの周囲は時間がゆっくり流れているような、

まさに肩の荷をおろされて、おだやかな表情のように見受けられました。

 

同じ商人のはしくれとして、後につづくわれわれも、

魚屋のお父さんように、商人として生き抜いたとお客さまに言っていただけるまで、

がんばりたい、がんばらねばと、思います。

 

いまはおいしいお魚を地域のお客さまに食べていただくためにと、

自分の身体がボロボロになるまでがんばってくれたお父さんに

心から感謝の気持ちを捧げたいとおもいます。


第3回 商人×笑人倶楽部のご案内

2009-01-17 09:11:07 | 街のこと

15日に開催した第2回の商人×笑人倶楽部の様子と、

第3回の開催日時をお知らせするチラシを作成しました。

 

今回の一連の勉強会は5回シリーズの予定ですが、

参加者に都度呼びかけて仲間を増やしていこう、

という思いをもって臨んでいます。

そのためにこのようなチラシも毎回、

なるべく早めに出していくことにしています。

 

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チラシには、講師の方のコメントを載せています。

第2回の案内のときは総合コーディネーターの多田さんにお願いしました。

今回はゲスト講師の谷内さん、村中さんのおふたりの登場です。

 

ところで、前回の様子を紹介したブログ記事に私の友人がコメントを寄せてくれました。

http://blog.goo.ne.jp/fukuweb/d/20090116

〝この活動で、各店主さんの自己改革が、始まりそうな予感を感じます。〟

彼はそう言ってくれています。

私もそれに応えてコメントしましたが、もっとも大事なポイントはここです。

 

谷内さんがチラシの中のコメントで期せずして触れてくださいました。

いい店づくりは「人育ち」から。

人さまを変えること、育てることはできません。

変わるのはいつも「私」である自分です。

私が変われば地域が変わる、私という自分を育てるのは自分でしかありません。

この勉強会がそんな「変化」のための触媒になればいいと思っています。(以上 引用)

 

私は常々まちづくりの本質、商店街の活性化は、

自分の活性化であると表現してきました。

現状と課題とを、いかにリアルに自分の取り組み方次第だと捉える意識を

ひとりひとりが持てるか、ということです。

 

村中さんはコメントで笑顔の効用を説いてくれています。

これも根底に同じ教訓を含んでいます。

現状や訪れる出来事に不満で、

ついシカメッツラで店に立ってしまうけど、

なんとかするのは、自分です。

笑顔で、前向きに、ひとつひとつ対処していくこころが大切です。
 


第2回 商人×笑人倶楽部

2009-01-16 12:44:25 | 街のこと

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昨日は、第2回目の商人×笑人倶楽部が開催されました。

↓第1回の様子はこちら

http://blog.goo.ne.jp/fukuweb/d/20081226

 

コーディネーターは前回に引き続き、多田年成さん。

今回はゲストに、七尾街づくりセンターの谷内博史さん、

小松賑わいセンターの村中雅さんをお迎えしました。

 

おふたりに共通するのは、ちょっと変わった風貌、ということではなく、

それぞれの地域にあるTMO(まちづくり会社)に

外部招聘されるカタチで参画しているタウンマネージャーというお立場です。

商店主や地元の人々のなかに混じって

普段から奮闘、活躍されているいろんな話題をお聞きし、

自分たちのまちづくりに活かしていく主旨です。

 

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今回は、谷内さんからの話題提供が中心です。

七尾で行われている「花嫁のれん展」の経緯や、

その波及効果で街が、お店がどのように変わってきたか、

というお話をしていただきました。

 

前回は、あまり話せず欲求不満ぎみ?だった参加者も、

今回は活発に質問を投げかけます。

 

外部の人間として苦労した点は?

そのような視点からみて街の人間をどう思うか?

ふだんのお店の取り組みは?

…などなど

 

小松の村中さんからもいろんな事例やアドバイスが。

気がつけば時間は夜10時。

あっというまの2時間でした。

 

終わったあとも講師の方に近づき名刺交換などしながら、

あれこれと話に花が咲きます。

 

次回は村中さんの問題提起が中心で。

楽しみです。

 

なんといってもうれしかったことは、

前回にも増して参加者が多かったこと。

総勢30名近くのミーティングになりました。

 

各商店街の担当ががんばって声かけしてくれた成果です。


谷本知事を訪問

2009-01-14 16:31:58 | 街のこと

先日のいしかわ地域版環境ISOの認定にひきつづき、

県庁をお伺いし、知事に面会してきました。

↓前回の県庁訪問はこちら

http://blog.goo.ne.jp/fukuweb/d/20081101

 

私たちの千代尼通り商店街で進めているまちづくりにおいて、

県が事業主体になってすすめていただいている電線類地中化事業を中核した

道路整備関連の事業について、

これまでの御礼を兼ねたまちづくりの進捗のご報告と、

これから整備される区間のスムーズに進行いただくためのお願いです。

市長をはじめ白山市の関係幹部の方にも随行いただきました。

 

知事初訪問のメンバーもいて、はじめは緊張気味な雰囲気もありましたが

いつも意外と(?)気さくな知事のムードに引き込まれて、

話は明るく、スムーズななかですすんでいきました。

千代尼通りのまちづくりが前向きにすすんでいることをしっかりお伝えできました。

 

1/14付の北國新聞にそのときの様子が掲載されました。

 

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マスコミ批判をするわけなく、

そんな必要もないのですが、

私のところにもいろいろと問い合わせがあるので、

記事に書いてあることについて、

私の所感を少し。

 

「本当は出馬にあたって…」と書いたうえで、

「選挙に触れる場面はなかった」と締める。

だったら書かなくてもいいんじゃないの。

だいたい私の知る限り、今回の訪問のセッティングは

県さんからのアプローチがあって私たちが望んで実現していること。

昨年末から、市長選の動向がいまのようになる前から決まってたこと。

べつにダシにつかわれたわけじゃないのに。

(むしろ内容からして、我々をダシにしているのは記事の方?)

 

「強引に県産品のPRにつなげる知事のペース」(県議会関係者)

誰のこと?そんなひと知事室内にいたっけか…

 

いちいち誰かが語ってたという論調で、他人事のように記事にされていますが、

新聞社さん、記者さんの思いで記事なっているのでは?それとも何かの勘違い?

「記者にはそのような思惑があるのではないかという思いで取材したが、

そういう発言はなかったようだ」と堂々と書いてあれば納得できるのになあ。

 

世の中の出来事って、なんでも意味ありげで、おもしろかったらいいのかい?

 

ちょっと、勇気を出して書いてみました。


ひなだるま 募集

2009-01-11 15:40:00 | 街のこと

私たちの千代尼通り商店街なかまちでは、

昨年にひきつづき、ひなめぐり2009を開催します。

 

各店が所蔵するお宝雛人形や、幼児の作品を展示し、

スタンプラリーで街をまわっていただく趣向です。

 

そして今年新たな試みはコレ。

 

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白山市の姉妹都市である静岡県藤枝市から、

無地の白だるまをたくさん仕入れました。

この白だるまを使って、みなさんに1対のオリジナル雛人形を完成させていただきたいのです。

 

画材、アイデアは自由。

参加費はおひとり1,000円いただきますが、

同等額は参加賞としてもれなくお返しします。

 

また、審査結果により記念品も贈呈の予定です。

 

くわしくは各店にて。

1月19日から募集開始のところ、

一足早いお知らせでした。


第1回 千代尼通り 商人×笑人倶楽部

2008-12-26 09:51:39 | 街のこと

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私たち千代尼通り商店街では、

よりよい店づくり、まちづくりのための独自の勉強会をスタートしました。

 

昨日は、その1回目。

年末のあわただしい時期で出席できなかったひともいますが、

それでもおよそ20名の参加がありました。

 

 

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石川県商店街振興組合連合会の主催事業として、

(岡田事務局長さん、ありがとうごさいます)

白山市松任商店街連合会、千代尼通り商店街協議会および各商店街組合の

共催です。

コーディネーターには、

石川県産業創出支援機構(ISICO)の多田年成さんにお引き受けいただきました。

多田さんとは、松任市時代、約10年前からのお付き合いで、

私たちの商店街の事情や推移を知っていただいてる経緯からお願いしました。

  

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まずはこのセミナーの開催に至った経過など、

また、いま商店街の活動の現状と課題の確認からです。

 

レジメに総括されている活動の現状をもとに、

各商店街の温度差、個人の思いのバランス差をいかにして底上げしていき、

もっと楽しい、もっと有意義な店づくり、まちづくりの毎日にしていこう!

という主旨です。

 

初回は、多田さんからの問題提起が中心でした。

景気の動向もあり、先が見えない不安定な雰囲気のなか、

どうしたら街が、店がよくなっていのだろう…

 

先輩や他業種のお店がどんなふうにがんばっているか、工夫しているかなど、

自分の業種の先入観から離れた視点でヒントがあったら、

などの意見もありました。

 

次回から本格的なディスカッションです。

はるばる小松や七尾からもゲストをお呼びします。

 

軽い宿題です。

1.自分が得する共同作業ってどんなもの?

2.参加してないひと、こられないひとに伝える方法、理解してもらう方法は?

3.今のお客さま、これからのお客さまに、もっとファンになってもらうためのアイデアは?

 

どれでも、いくつでも。

思いつくままに考えて次回に臨みましょう。

 

初回は少し硬かった?

楽しい会にしていくのは、あなた自身です!

軽い気持ちで、まず参加することからですよ!