Yutaka's Room ☆ Sparkling!

☆街や地域のこと、洋服のこと、制服やランドセルのこと、少し自分のこと☆石川県白山市株式会社フクズミ代表取締役社長 福住裕

名古屋の旅 番外編

2011-05-31 07:21:00 | 2ndS 訪問記

名古屋では仕事以外にあまりあれこと行動しなかったのですが、

初日の夕食と、二日目の昼食のとき、

関心をもったお店があります。

 

今回の名古屋訪問はコンパクトな行動を心がけておりましたので、

成功確率の高い場所を選択することにして、

どちらも名古屋高島屋の飲食フロアに入ってるお店で摂りました。

 

1軒目は、鳥料理のお店。

当地といえば名古屋コーチンが有名です。

当然このお店でも名古屋コーチンを使った料理がいただけるのですが、

このお店のプロデュースは、東京人形町の親子丼の超有名店「玉ひで」のご主人。

 

名古屋名物の手羽先や、やきとりなどもいただけるようになっていますが、

目玉はやはり親子丼。

元来、人形町の玉ひででは親子丼に軍鶏使っていますが、

こちらのお店では、名古屋コーチンを使ったものと2バージョン用意されています。

 

そして、2軒目は、うなぎ料理の店。

名古屋といえば、ひつまぶしです。

こちらのお店は東京築地の日本料理、うなぎの名店「竹葉亭」の出店です。

ここでもひつまぶしは、名古屋風と東京風の2バージョン。

 

というわけで、どちらのお店でも、どちらも食べてみたくなるわけです。

しかし、そんなに大食漢ではない私のような人は、

どちらかを選ばざるをえません。

むしろ、一度に両方食べられる人はそれほどいるとは思えません。

ですから、今度来たときは、もう一方をいただこう!と決心して帰るのです。

 

 

なるほど。

テナントを誘致した高島屋の主導なのか、

偶然2店ともそう考えたのかわかりませんが、

名店といえども、自店に固執ばかりしていないところが柔軟でいいな、

そう感じながら、おいしくいただいたわけです。

 

ちなみに今回は、どちらも名古屋風で。

 

*** 今日のまとめ ************

「郷に従う」とは、お客様の気持ちになって考えること。

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名古屋の旅

2011-05-30 06:41:00 | 2ndS 訪問記

最近、ブログは長編シリーズ化してしまうことが多い。

たった一泊二日の出張なのに。

 

さて、奈良での仕事+αに区切りをつけて、

次の目的地である名古屋へ移動です。

名古屋で宿泊となると、実は久しぶりになるような気がします。

 

あんまり頻繁にくる場所でもないため、

あそこがいい、とか、どこがおもしろいとか、わかりませんし、

下調べもしてないので、名古屋駅周辺で宿泊、

行動範囲もおとなしもんです。

 

F1000001  

外は歩いて気分がちょうどいい気候。

しかし、今日はすでにたくさん歩いているので、

これ以上は明日以降に堪えると判断して、

この日は仕事が終わってからの屋外活動はなしにして、

ホテル内でデスクワークと読書にあてることにします。

外出先でのデスクワークは、手元に資料がないなど制約もありますが、

没頭できるという点においては考え事をしたり、

頭の中をまとめたりにはもってこいです。

 

 

 

翌日、駅構内のカフェで軽めの朝食を摂って、

この日のアポイントまでの時間調整に、テラスで休憩。

 

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昨日の夕方もたくさんの人が利用していた場所。

花壇も整備されていて、気持ちのいい空間です。

 

 

しかし、なにか騒がしい。

なんかちがうぞ、とおもったら…

 

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吹き抜けの真下の階が、

修学旅行の出発前の集合場所に使われています。

どうりでワイワイガヤガヤしているはずです。

 

とにかく今回の出張中は、修学旅行とずっといっしょにいるような気がします。

 

 

おかげさまで仕事の成果は十分で、

打ち合わせを予定どおり終えて、

この日は夕方までにもどらなくてはなりませんので、

昼食をいただいたら帰路につきました。

 

お土産は、

 

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「名古屋ふらんす」という謎のお菓子です。

タルトとおもちが一体化しているとか。

果たしてお味は…

 

 

*** 今日のまとめ *****************

既成概念にとらわれず、時間と空間を飛躍するのに慣れると

一気に仕事の世界は広がる。

一日一日のコンテンツをあげるように心がけて2~3倍は働くべし。

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奈良の旅 6

2011-05-29 23:28:00 | 2ndS 訪問記

春日大社からの帰路、

ちょうど通り道にあるのが興福寺。

ここはとにかくすごい。

 

P5240080  

すでにタイムリミットが近づいてるものの、

ちょっとだけ境内に足を踏み入れる。

 

建物自体が国宝である五重の塔と東金堂。

東金堂には、国宝・薬師如来坐像や数々の重文仏像がおさめられている。

 

これとは別に国宝館という建物が整備されていて、

そちらでは今もブームのつづいている阿修羅像など、

価値の高い仏像がみごたえ十分の収容数となっている。

 

P5240076  

興福寺は、今、

中金堂の再建プロジェクトが動いていて、

2030~35年の落成といわれている。

凄まじい規模の工事だ。

 

 

さぞかし費用もかかるだろうけれど、

このプロジェクトには執念のようなものを感じる。

それがないとできないと思える。

 

 

実際、一昨年に開催された東京国立博物館での阿修羅展はたいへんな盛況で、

(過去記事)→ http://blog.goo.ne.jp/fukuweb/d/20090429

おそらくそれらの収益を費用に充てるため、

興福寺は積極的に収蔵品の開帳を推進しているものと思われる。

 

興福寺のマーケティング、おそるべし。

興福寺には、生かすべき財産があり、

それをフル活用して次の高みを目指している。

この内に秘めた戦略について詳しく話を聞いてみたいものだ。

価値ある現代のプロジェクトを実現してほしい。

 

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こちらは建設中の中金堂を囲う回廊の基礎。

ここに以前は建物があったのだから、感慨深い。

 

 

 

いよいよ時間切れだ。

バス、電車を乗り継ぎ、次の目的地へ移動だ。

 

 

*** 今日のまとめ **********

できそうもない、とあきらめてはいけない。

いかにして実現するか、いつまでに実現するかを

積み上げて考えていかなくてはならない。

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奈良の旅 5

2011-05-28 13:57:10 | 2ndS 訪問記

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あと少しなら、時間はだいじょうぶか。

 

せっかく来たのだから、春日大社にもよらねばならない。

 

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ところで、無粋な話だが、

このあたりの散策はけっこう小銭が必要になる。

 

祠があちこちにあって、

手をあわせるには、気持ちがあれば十分なのかもしれないが、

やはりこれだけの空間や建物を維持していくのはたいへんだと思うし、

わずかながらのお初穂を賽銭箱に投じたくなってしまう。

まあ、半分はただで願いごとをするのが気がひけるからかもしれないが。

 

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春日大社は入口のところで参拝できるようになっているが、

初穂をおさめて中に入ることもできる。

 

次に来られるのがいつになるかわからないので、

入ることにする。

 

中に入ってしまうと、修学旅行生はほとんどいないので、

とても静かに、心安らかな気分に浸れる。

 

内侍殿では、静かに座してこころおきなく手を合わせることができ、

また、A4の専用用紙が置かれていて、

いま感じていることを思いのまま書き記しておいてくることができる。

 

当然、書いたのである。

5分くらいで、用紙いっぱいに思いを込めた。

書いてみて、新しい気づきがあった。

 

 

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そろそろ限界時刻、戻らないといけない。

あとは、長い参道を下っていく。

 

駅まではもどるには、まずバス停までいかないといけないが、

この道はけっこう長い。

 

 

しかし、清々しく、頭のなかも少し整理された気分だ。

参道が長いからこそ、思いを巡らせつつ、

充実感を味わいながら歩くことができるのだ。

  

…つづく、かな?

 

 

*** 今日のまとめ ************

迷ったら書く。書いて見れば、自分が見える。

できれば、いつもとちがった場所でやってみるといい。

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奈良の旅 4

2011-05-27 13:29:00 | 2ndS 訪問記

さて、名残惜しく、大仏殿を後に。

 

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参道をはずれて山沿いの道を行きます。

教えられたとおりのルートをたどって、

時間の許すがきり周辺の散策を続けることにします。

 

 

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二月堂。

高台に舞台のようなつくりになっているので、

 

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見渡す風景はまさに壮観です。

こんないい天気になるとは。

でも、暑くはなく、心地よい空気です。

 

P5240046   

 

この二月堂には、自由に出入りできる休憩所があります。

お茶やお水をセルフいただいて飲むことができ、

自分で使った茶碗を洗って元に戻しておく、という素敵なスタイルです。

 

ここで、いっぷく。

 

 

そして、おとなりの三月堂、いわゆる法華堂に立ち寄り、

日光菩薩、月光菩薩をはじめとする国宝、重文クラスの仏像を見学。

本尊の不空羂索菩薩は修繕のためただいま不在のようです。

 

 

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さて、鹿たちが一段と多く群れを成している

若草山に沿って歩をすすめると、

徐々に少し趣のことなるエリアに入ります。

 

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おちついた風情の茶店。

この先は春日大社の境内になります。

 

寺院と神社。

となりあっていても、また違った空気をはらんでいます。

 

 

…つづく

 

*** 今日のまとめ ****************

このあたりで少し足がピクッとしてつったのは、

もっとゆっくりしていっていいよ、という仏さんのありがたい教え。

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奈良の旅 3

2011-05-26 01:19:00 | 2ndS 訪問記

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大仏さん、30年ぶり?くらいだね。

オレのこと憶えてないと思うけど、

実はこっもよく憶えてないんだよね。

 

いまさらながらよく観ると、

仏像って、趣が本当に深いね。

ずっと観ていたいと思えるくらい。

 

歳とったせいでしょうか?

 

そういえば、まわりの小学生も、中学生も、高校生も、

とりあえずは「でかっ」くらいしか感想を言ってない。

 

それよりも、これのほうが大事みたい。

 

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大仏の鼻の穴の実物大の穴くぐりができる柱。

30年前、確かにオレもここに来たという記憶がこの光景を見て蘇った。

 

ああ、こいつらも、偉大な仏像の記憶なんてほとんど失われたまま、

大きくなってくいくんだろうなあ。

もっと感動しろっ!

とか言っても無理なんだろうなあ。

 

大仏殿って、そんな穴くぐりより、こんなにおもしろいんだよ。

 

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大仏を裏から見ると、こんななってるとか、

大仏殿っていっても、ほかにもいろんな仏像があるんだ、とか。

 

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奈良の大仏って、ほんと、メジャーのすごさを感じさせてくれるなあ。 

 

 

…つづく

 

 

*** 今日のまとめ **********************

人間は忘れる。だからまた、感動できるというのも人間らしくていいじゃないか。

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奈良の旅 2

2011-05-25 08:33:00 | 2ndS 訪問記

バスの車中から見える風景は、

緑がまぶしい。

午前は少し天気が悪かったが、

午後はとても晴れやかな天気。

 

なにせ中学の修学旅行以来の奈良公園。

たしかあのときは秋だったので、記憶している場所と

眼前の新緑がまったく一致しない。

今日はすばらしい旅行日和だ。

 

言われたとおりのバス停でおり、

いざ、東大寺へ。

 

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おーっ、いるいる、鹿さんたちが。

しかも、good smell。

 

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おーっ、いるいる、修学旅行生たちが。

参道が竹下通りみたいになってる。

 

 

 

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東大寺南大門前に到着。

このとき、私は確かに鹿さんの声を聞いた。

 

あっ、撮るの?

ポーズ、とればいいんでしょ。

わかってるよ、こんな感じでいい?

ちゃんと構図考えて撮るんだよ、せっかくなんだから。

こっちは毎日この仕事やってんだから、

ここに立ちゃいいことくらいわかってんだよ。

はい、はい、どうぞ。

 

 

鹿さん、毎日、おつかれさまです。

 

 

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うん

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すげえ、迫力だな。

教科書の写真じゃ、伝わらないなこれは。

 

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ひぇーっ、大仏殿って、こんなにおおきかったっけか?

感動ーっ!

周囲の学生達の高揚した気分につられて、

出張ということはすでに頭からなくなり、

すっかり観光気分の私です。

 

さあ、大仏に会いに行こう。

…つづく

 

*** 今日のまとめ ********************

門前の鹿だってポーズをとる。経くらい詠めるようにならないと人間失格。

やっぱり、毎日の積み重ねが一番大切だね。

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奈良の旅 

2011-05-24 21:37:00 | 2ndS 訪問記

奈良、といえば、

観光旅行かい?といわれそうですが、

お取引のあるメーカーがあります。

今日はそちらを訪問して、来シーズンに向けた打ち合せ。

そして工場の様子も拝見する予定。

 

 

しかし、私としては珍しく、この日は寝坊!

乗るべき朝いちの列車の発車時刻まであと30分しかない!

急遽、妻に駅まで車で送ってもらうことにしてギリギリセーフ。

幸い荷物の準備は前日までに万端できあがっていて、

車中で食べるつもりの朝食のパンまで

前夜のうちにコンビニで調達してあるという、

我ながら「やっぱ準備がすべてだなあ」と感心の極みです。

 

 

 

さて、現地に到着し、

打ち合わせや工場の見学では、すっごくいい成果が得られました。

そのあたりは企業秘密として伏せておくにして、

そのあとのことを少し。

 

訪問先を出て、電車で移動中、

読んでいた業界誌の占いコーナーにふと目をやると…

 

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な、なにっ!

今月のラッキースポットが『奈良/東大寺』となっているではないか!!!

 

元来、こういうめぐり合わせには従う私なので、

予定をちょっと変更して奈良市内へGO!

  

でも、夕方までに名古屋にはいらないといけない。

あんまり時間はとれないと判断した私は、

とっさに次のような行動をとったのです。

 

JR名古屋駅を下車し、観光案内所をさがして直行、

(改札のまん前にあったのですぐ見つかりました)

そこでこう尋ねました。

 

「なんの下調べもせずに当地に寄ったものですが、

東大寺を含む手順で手短に観光できるルートはありますか?」

 

もちろんこちらとしては観光ガイドなどは所持しておりません。

それを察したガイドのおばちゃん、

一瞬、間がありましたがさすがに慣れたもので、

無料のガイドマップをスッととりだして、蛍光ペンを使い、

まず1番のバス乗り場で2番のバスに乗り、

ここで下車してこう周ってこういくか、

ここまでいってこう周るかするといいですよ。

できれば、ここまで行って、ここと、ここと、ここは見てください。

と親切に教えてくださいました。

 

ありがとうございます。私はそうこたえると、

教えていただいたルートのひとつを選択することに決め、

バス乗り場へ。

これまた運良く、言われたバスはすぐにやってきて、

ささっと乗り込んでさあ、出発!

 

いくぜっ!

待ってろっ!

東大寺!

ありがとうー!観光案内所のおばちゃん!

 

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…つづく

 

*** 今日のまとめ ************ 

準備が大切。しかし準備を怠った場合は決断が大切

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考える技術

2011-05-23 23:55:25 | 2ndS 自分のこと、家族のこと

考えをまとめたり、

アイデアを練ったりする時、

パソコンに向かって、

いろいろと考えながらキーボードをたたきながら考える方法もある。

 

ワードはあまり使わないが、

エクセルか、パワーポイントか、はたまたマインドマップか。

 

一発のパワーポイントにまとめるのは一番むずかしいのだけど、

最も客観的なアウトプットなので一番抜けてる思考が明らかになるかもしれない。

 

マインドマップにまとめると(手書きでなくパソコンで)

確かに体系的に、委細もらさず仕上がるのだけど、

で、どうすんの?これから、という事態に陥ってしまうこともある。

 

アウトプットを意識して考えるのは大切だけど、

なんかパソコンを使うと上手にまとまってしまいすぎるのがよくない。

 

 

P5230003  

というわけで、

最近はノートに手書き、でやっている。

すくなくとも、考える、という作業のときはそうすることにしている。

 

これさえあれば、

昼間でも、夜でも、

スタバでも、ガストでも、

くら野でも、燈八でも仕事ができる。

 

 

 

明日から出張。

今回は電車の旅になるので、

移動時間中は、本を読んだり、考え事したり、(寝たり、)

いろいろできるのが楽しみだ。

 

手書きなら、電車でも食堂でも、どこでもすぐに使えるからね。

 

 


正論

2011-05-22 23:36:00 | 2ndS 社会・経済の話題

ほとんどテレビを観ないのだけど、

最近はまっているドラマが「仁」である。

(次男の名前が似てるからなわけでもない)

 

正確には、テレビ、ではないかもしれない。

ほかの番組もよく見るものといえば大概ネットで観てしまうのだ。

 

ところが今日は、はじめてテレビでリアルタイムに「仁」を観た。

 

坂本龍馬が仁先生にこう言う。

「先生は特別なおひとじゃから、そういう正論が言えるがぜよ」

(正確でないとおもうけど、たぶんこんな感じのこと)

 

しかし、これに仁先生は反論する、というシーンがあるわけだが、

今日はこのシーンがちょいと気になったわけだ。

というのは、私も最近、この「正論」というものによくぶち当たるからだ。

 

 

少し前だけど、店長(妻ですが)に言われたこと。

「社長の(あんた、と言ったかもしれないけど)言うことは正論だけど、

現実はそんなにうまくいかないわ」

 

とか、

 

「まあ、そういう正論で、街とか、商店街がよくなればいいんだけど」

(発言者不祥)

 

とか。

 

確かに現実は厳しいと思う。

なかなか思ったようにいかない。

 

しかし、正論を正論だからどうせうまくいかないと言ってしまっていないか。

正論の壁がどこにあるのか、ちゃんと正面から向き合って考えているか。

 

 

 

ある講演で、

「そのきれいごとをやりぬくのが経営であり人生」と断言する

すごい人にあったことがある。

 

そうなんだな、と最近つくづく思う。

今の自分にできないことを「正論」と言って処理してしまってはいけない。

 

受けとめること、向き合うこと。

一刻も早く取り掛かること。

そしてやりぬくこと。

 

それが人生。

そんな人生を辛く思うか、楽しく思うかさえ、

そのひと次第なんだな、と思うのだ。