漠然と生きている人はあまりいないと思います。
自分なりに、考えて悩みながら生きているものです、人は。
でも、なにかやるきがでない。
やるべきことは、わかっているけど、なかなか行動できない。
何をすればいいかわからない。
目標が見つからない…。
時間が経過していくことにあせったり、
ズルズルしているのに慣れてしまったり、することありませんか。
こりゃ、いかん。
そう思ったら、とにかくすることにしていることがあります。
まずは、整理整頓。
整理とは、極端に言うと捨てること、です。
欲張ると消化しきれずにたまっていくようです。
整頓とは、すぐ出して使えるようにかたづけること。
これは必要だと思ったものをしかるべく保管することです。
整理整頓は、すごい効果があります。
どうしたらいいかわからないとき、迷ったときはとにかく整理整頓。
場合によっては、目の前の仕事を止めて、まる一日かけるようなことになっても、
効果は絶大で、やった結果は必ず現れるから私は大好きです。
補足しておくと、整理整頓とは、部屋をかたづける、店をかたづける、
デスクまわりをかたづける、といった〝もの〟の側面から行うことはもちろんのこと、
〝行動〟の整理整頓が実は大切なポイントです。
つまり、やることと、やらないことを決めること。
特に、やらないことをきめると、たいがいうまくいきます。
また、これはこの段階でやろう、と手順を定めること。
時間に窮屈を感じている方には、この2点が特におすすめです。
かたづけなくちゃいけないことは、わかっているけどできない、という人、いますね。
こういう人は、根は決して横着ではないのだと思います。
では、なぜできないか。
つまるところ、たぶん、欲張りすぎなんだと思います。
物を使うこと、行動すること、以前に、〝可能性の維持〟に重点がいっているわけです。
ちらかっていたり、かたづかないでいたり、モヤモヤしていて
いざ整理整頓してみると、なぜスッキリすると思います?
自分の欲から自分自身が開放されるから、なんだと思います。
欲は大切です。
青少年諸君は、おおいに欲張って、おおいに悩めばよい。
大人はどうでしょう?
やる前に、得られるかもしれないことに囚われるするのでなく、
ひとつ、ひとつ、とにかくやって得られる価値を獲得していくのが大事ではないでしょうか。
こっちのほうが、実は得られるものが大きい、と気づいたときが大人です。
大人になりきれない大人が増えています。
大人の品格が問われる時代です。