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映画感想(ネタバレもあったり)

映画コラム/映画イラスト

日本沈没(1973年製作の映画) TIDAL WAVE

2015-09-10 | 映画感想
1回目の東京大地震で大火災が起きて、「消火弾を載せた自衛隊ヘリを東京に集めろ!」と指示を出すけど、「すでに被害のある神奈川地域に出動してます!」と返答されて、役人たちは顔を見合わせて何も決断できず。。。

ヨッ!さすが日本のパニック映画!
こうでなくっちゃ!
役人のダメさこそ魅力のひとつ!


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災害シーンは思わず爽快感さえ感じそうなほどに豪快!
そして死んでいく人死んだ人の描写の多さよ。。

『シン・ゴジラ』は死の描写がない(あるよ!って言いたい気持ちもわかるけどこれらを観るとやっぱない)ことが映画のヒットの要因だった。

たしかに現代人の顔にガラス刺さったり、焼け死んだり、炭化してるの観たくないもんね。。


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こういう映画に恋愛要素を絡めるとウゲゲッと思うけど、今作は素敵。

いしだあゆみの艶かしさと藤岡弘の顔のテカリが良かったのかな。

大災害の中に数多あるであろう恋愛ドラマを一手に担って表現されてと思う。

こういうのが成功するのと失敗する境目ってなんだろ。
人物に存在感があって演出がくどくなかったから良かったのかな。



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後半はどうやって日本人を難民として諸外国へ輸送するかの話。

そして彼の地で日本たちはやっていけるのか。
日本という場所は消えたけど、「日本」は残っていくのか…。。


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小説には続編があるとこのと。
以下コピペ!


第一部から33年を経て発表された問題作
1973年に発表され大ベストセラーとなった小説『日本沈没』の33年ぶりに書き下ろされた続編。日本列島が海面下に没し、国土を失った日本人たちの25年後を描く。2006年、日本人はパプアニューギニアやカザフスタンなど世界各地に入植し、現地社会との摩擦を経験しながらも、着実にコミュニティをつくり上げていた。国土は持たなくとも日本国は存在しており、中田首相を中心とした政府は自国のアイデンティティを世界に示すため、ふたつのプロジェクトを密かに進行させていた。ひとつは日本列島が沈んだ地域に人口100万人規模の巨大な人工島を建設するメガフロート計画。もうひとつは日本人の技術を結集して挑む未来予測システム、地球シミュレーターだった


観たいやん!

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