源泉かけ流し本物の温泉を探せ!

温泉人の温泉人による温泉人のための温泉ブログ

那須湯本温泉

2006-11-08 01:38:52 | 本物の温泉を探せ!
三連休の最終日、混雑を承知の上、やってきました那須湯本温泉
時間はすでに夕方だけど・・・本物の温泉に入れる喜びに、脳ミソは爆発気味に。

鹿の湯」は鄙びた木造の共同浴場だけど、極上の本物の温泉に入れるおすすめの共同浴場の一軒で、年に何回も通っている、いわば御用達温泉の一つ。
いつもは情緒と期待感をかきたてる雰囲気なんだけど、しかし今日は人が多いなぁ・・・

外国人三人連れもいて「very nice spa!」とかいう会話だけ聞き取れた次第で・・・
言葉は違えど、所詮感じることは同じ事。
しかし、他は解せんっ!

と、自分の語学力を確認しつつ、脱衣所にはいると・・・いるわいるわ、わんさかいるわっ!
覚悟はしてたけど、やっぱり湯船はイモ洗い状態。
老若男女ごった返しで(女性はいないけどねっ・・・)人気の高さを再認識。
本物のいい温泉には静かに入っていたいんだけど、「本物は、みんな分かってるんだよな~」と、何やら嬉しい気分になので今日はガマンガマン。

この「鹿の湯」は41℃・42℃・43℃・44℃・46℃・48℃と温度の違う湯船があるので、温度を確かめながら入湯する事もできる共同浴場で・・・夏場は42℃から入るんだけど、今日は44℃から入湯して・・・

まず一呼吸。
そして、いい温泉に入ると決まり事の鼻から息を吸って口からフーと空気を吐き出し天井を見上げる。
自宅の風呂や消毒用塩素が入っている温泉に入ると、皮膚が微妙にピリピリと感じるけど、じんわりと柔らかい本物の温泉独特の肌をなでる感触が心地よく・・・
鼻に感じる独特の硫化水素臭(硫黄臭)を嗅ぎながら目を閉じる。
もう、たまりまへんな!

そして、42℃・43℃・44℃の湯船を熱くなっては出て、寒くなったら湯船につかることを繰り返すのみ・・・これぞ寒い時期の温泉の醍醐味だよね~。
こんな事を繰り返していたら・・・いつしか時間は過ぎ、もうすぐ営業終了時間に!!

いろんな温泉に入ったけど、やはり硫化水素臭(硫黄臭)のする温泉が一番好きな温泉で。何故かというと、温泉が温泉であることに一番強烈なアピールをしている気がするからかな・・・(解読不明?)

ちなみに46℃・48℃と熱い湯船があるけど、熱いのは今回はパスで・・・
以前に46℃に入ったことはあったけど、やっぱり熱すぎるのは体に悪いし、健康第一(笑)
異論はあるとは思うけど、やはり温泉はガマン大会じゃなくて、快適に入ってナンボだとボクは思います。
栃木県那須湯本温泉・・・やっぱり本物の温泉はいいよね。


那須湯本温泉 共同浴場「鹿の湯」
交通 東北自動車道那須インター那須街道で那須湯本方面約15キロ
所在地 栃木県那須郡那須町湯本181
TEL 0287-76-3098
URL http://www.nasuonsen.com/ 那須温泉旅館協同組合
入浴時間 8:00~19:00
入浴料金 400円

泉質 酸性-含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
源泉かけ流し
加水・加温なし
消毒薬剤(塩素系薬剤)添加なし