源泉かけ流し本物の温泉を探せ!

温泉人の温泉人による温泉人のための温泉ブログ

放射線報道の疑問

2011-03-16 09:54:06 | 地震を乗り越えよう
福島第一原発の放射線拡散について、
連日、状況が報道されている。
測定されている放射線量は、人体に影響のある数値ではないから
安心してほしいとのことである。

だけど、ここで疑問が湧きあがる。
報道されている数値は、一時的に観測された数値であるということ。
何を言いたいのかというと、
一時的な数値のみで、1日分または1週間の数値ではないということだ。

例えば報道されている数値は1時間あたりの数値である。
確かに1時間だけであれば、問題のない数値なのだろう。
でもそれが1日だったら・・・×24(倍)になる。
1週間だったら×189(倍)になる。

確かに1日中屋外にいる訳ではないし、大気中の放射線の濃度も一定ではない。
だから、そのようなことは「机上の空論」なのかもしれない。

私は放射線の専門家ではない。
化学の専門家でもない。
だから間違っているかもしれない。

でも、一般人の私でさえも疑問に思うことは決して報道されていない。
いたずらにパニックを引き起こす危険性があるために、自粛しているのかもしれない。

でも・・・
「危険数値以内だから大丈夫だろう」
という「だろう神話」を安易に受け入れてはいけない。

個人個人ができる限りの防護策を講じる必要がある。
マスク・メガネ着用などの飛散放射線の防御と、
帰宅時には露出部分を水で洗い流すことや
衣服の振り払いなどの除染行動などをしたほうがいい。

繰り返し述べるが、

私は放射線の専門家ではない。
化学の専門家でもない。
だから間違っているかもしれない。

でもリスクは「可能な限り排除すべき」である。
特に未来ある子供には、そのような配慮をしなければいけないと思う。
何年、何十年後に「後悔」しないためにも・・・


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この地震を乗り越えよう!

2011-03-15 10:18:15 | 地震を乗り越えよう
今回の東日本大地震は未曽有の被害を与えつつある。
地震、津波、火災、原発被害・・・

日本がこれほどまでの災害を受けたのは、
太平洋戦争以来だろう。
それほどまでの甚大な被害だと思う。

16年前、阪神淡路大震災を神戸(住んでいたのは尼崎)で経験したが、
それとは違う衝撃を感じた。

阪神淡路の時は、直下型だったので、突き上げるような激しい揺れがあったが、
今回、東京で感じたのは波動の長い横揺れだった。

11日以来、ほとんどテレビのニュースをみているが、
目を疑うような映像が次々と飛び込んでくる。
被害が広範囲であるために、どこで何が起こっているのか
混乱することもあるほどだ。

この地震で日本人の意識は変わるだろう。
それどころか国家像すら変わるだろう。
日本の目指す未来も変わるだろう。

例えば、災害対策やエネルギー問題がこれからの国内問題として
クローズアップされることに間違いない。

地震・火災・津波に対する防災都市化。
そして脱原発。

太陽光、地熱、水力、風力などの
本当のクリーンエネルギー化を推進していくことが
今回の災害における最大の教訓かもしれない。

18~19世紀のイギリスにおける「産業革命」ならぬ
「エネルギー革命」を国を挙げて起こすことが日本の使命だと強く感じている。

温泉(地熱)に関わる者として、
これからは意識を変えて行動して行こうと思う。


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戸倉観世温泉

2011-03-05 11:13:28 | 本物の温泉を探せ!


戸倉観世温泉に6年ぶりに行った。
それだけに長野まで行ったわけではなく、
戸隠スキー場の帰りに寄ったのだが、全く変わっていないことが本当に嬉しかった。

何が変わっていないのかというと、
温泉の質そのもの。
源泉100%かけ流しで塩素消毒のない、
薄いエメラルドグリーン色に輝く正真正銘の本物の温泉。
その温泉がたったの300円で楽しめる。

300円で楽しめるには訳があるわけで・・・
まず余分な設備がない。
というか必要としない。

あるのは内風呂だけで、露天風呂・サウナもなく、
休憩処やエステなどもない。
そして重要なことだが、
温泉を浴用の状態に保つ余分な設備がいらず、
シャワーからのお湯も温泉を使っている。

暴利をむさぼる他の日帰り温泉に爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいだ。
(過激発言だな、こりゃ・・・)

とはいうものの、
「浴用の状態に保つ」ためには余分な設備が必要なわけで、
お湯の保温のための加熱や加水、
循環ろ過装置や塩素消毒設備、
それらを動かすための光熱費(灯油や電力)もかなりコストがかかる。
そして体を洗うための水と湯沸かし費用も忘れてはならない。

結構入浴施設はコストがかかるのである。
経営的観点から考えると
利用料金をある程度高くしないとやっていけない。

だから
300円で温泉を楽しめることは、実はかなり凄いことなのである。
しかも温泉のお湯の品質は高品質という素晴らしさ。
豪華な設備に目を奪われるのではなく、
本質を見極める知識や心を磨きたいものである。

と、まあ偉そうに言っているが、
何よりも温泉は気持ちがよければそれでいい。
塩素が臭う肌がチクチクする循環温泉よりも
温泉本来の匂いとまろやかな肌触りの
塩素のない源泉かけ流し温泉との差は歴然なのだから。


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