年が明けてしばらく穏やかな天気が続いていましたが、このせっかくの三連休と悪天候が重なってしまい今まさに外は雪がしんしんと降っているところです。おとといの5日に今日が一番の晴天だろうと思い地元の「薬師山」から上杉謙信が陣どった「妻女山」にかけて新年登山をしてきました。
12時過ぎに薬師の上り口からいきなり急な坂道を登りはじめ20分ほどで薬師堂に着きました。そこからほどなく行くと写真のように土口将軍塚がありその上を通り抜けて行きます。
当日は晴天だったので尾根左手には川中島平の全景と飯縄山が綺麗に見えました。季節柄、木々の葉がないので遠くまで見渡せ所どころの急な坂にも私だけ?ヘキエキしながらも時間的には快調なペースで尾根を縦走して行きました。
先ほどの将軍塚から尾根伝いに30分ほどで妻女山古墳に着きました。こんもりした小山の上には、少し窪んだところにタラノ木が20本ほど群生していました。どこの古墳もかつて墓荒らしで掘り返されたところが多いようで、ここもその為に窪んでしまったようです。
ここからはひたすら下り坂で妻女山の展望台の所まで20分ほどで降りていかれます。今回はここから忠魂社の前から付いている石段を降りて表参道の道を下って行きました。
帰り際、地元の会津姫神社に初詣でをし2時過ぎに家に着いたのでした。天気予報が当たったようで?まだ雪がどんどんと降り積もっています。今年始めての雪かきになりそうです。
(川柳)山歩き 食べたもちを 消化する!
暖冬と 油断してたら 大雪だ! FUKI
こちらの秀逸なサイトをご覧あれ。更埴市の古墳群。
http://www.asahi-net.or.jp/~fx3j-aid/kofun/sonota/nagano/16_ksyk/16_ksyk.html
しかし、長野市が作った風林火山のサイトも間違っていますね。
http://www.furin-kazan.jp/nagano/
招魂社のあるところは陣馬平ではないというのに。
しかも土口将軍塚と妻女山古墳を混同しているようです。
これはなんとかしなければいけませんね。
謙信台と将軍塚は別物ですからね。
実際に現地を歩いて、地元の古老の意見を聞いて書いて欲しいものです。
歴史学会とやらは老人ばかりで山登りができないから、想像だけでものを書くのでしょうかね。
大河ドラマとやらで、また間違った戦国のイメージができあがってしまうのは、マジメに研究している歴史学者には本当に迷惑なことでしょう。
今回は薬師山側から登りましたが、今度は妻女山側から登ってみたいです。toeさんkokuzoさんもご一緒しましょう。
「清野小学校開校百年誌」に書いてあります。現在は、それを編纂した方はみな亡くなってしまったので確かめる術はありませんが、清野村史には記述があるかもしれません。
おそらく、招魂社を建てたとき地籍名を決めるときに、妻女山としたのでしょうが、それが混乱の元になったと思われます。
今回の大河ドラマの「風林火山」で観光客が増えそうですが、他にない特徴を活かして町お越しをすれば良いと思うのですが・・。私が一押しなのは皆神山と松代温泉です。桃尻の様な山の形と全国でも類を見ないくらい多くの種類の温泉成分が入っている泉質ですが秘境と言えるほど山奥でないのが今ひとつ残念ですね。第2の黒川温泉になるには付随する条件が足りません。