つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

在来種の杏の花と木

2006-04-21 12:03:58 | 気まぐれ雑記

森の杏の在来種の木です。これは高さ15メートル位でしょうか。



花のアップの写真も在来種と思われますが、一般家庭の家屋の裏に咲いていた物を撮らせてもらいました。花の色も濃くジャムにするには、昔の杏の木の果実が適しており美味しいです。

杏の木の利用法は木は焼いて木炭と皮は染料に、果実は生食・菓子・ジャムに種はこれまた炭や民芸品、杏仁豆腐にと幅広く使えます。(今は杏仁豆腐にはアーモンドパウダーを使っているものがメインです。)

次回ブログでは森地区、岡地天満宮について紹介します。(日本の三代天満宮の次、四番目位に位置する?穴場で格のあるお宮です。)

(川柳)杏の木 花見て食せる すぐれもの     FUKI    


千曲市、森地区杏畑(ひと目10万本)

2006-04-21 11:27:35 | 気まぐれ雑記



昨日の20日の午前中は全国的に春の嵐が吹き荒れて、花散しの雨になってしまいました。それでも仕事の合い間をぬって午後千曲市、森地区のひと目10万本の杏の花見に出かけてみました。(杏祭りとしては昨日が最終日です。)

メインは、住宅地を抜けて山手の方へ行った上平らと言う場所から見下ろす景色です。写真に写っている杏は昔の在来種(高木で花の赤み強く実は酸味が強い。)ではなく、今は作業のし易い低木の酸味の少ない種類に植え変えた杏の畑です。花の色はややピンクで、360度杏畑なので満開の時にはなかなか見ごたえがあります。杏の花は香りも良いです。

毎年シーズン中には観光バスやマイカーで大勢の人達が花見に訪れています。
散策する道すがら、杏の加工品や長野の郷土食のおやきなどがあちらこちらで売られており、花を見ながら試食もし口に合えば買ってみるというようにゆっくり歩いて行くのがコツです。(だんだん坂道になって行きます。)

杏は一般の住宅の庭にも植わっていますが、畑共に立ち入り禁止なので案内にしたがって楽しんでください。桜とは又違った風情が楽しめます。

(川柳)梅咲いて 杏に桜と 花饗宴        FUKI