Consumer prices :
昨夜、証券アナリストジャーナル3月号を読み始めました。
日銀・雨宮正佳理事の「最近の金融政策運営について」では、弱めの物価動向の背景が記されていて、興味深かったです。
日本の労働市場の二重構造、企業の労働生産性向上に向けた努力が、短期的には、物価がなかなか上がらない要因として説明されています。
1. 人手不足の割には賃金が上がらない点については、日本の労働市場の二重構造(正規雇用と非正規雇用)がポイントであり、非正規雇用の賃金は上昇してきたが、正規雇用の賃金の上昇に時間がかかることが指摘されています。
2. また、賃金が上昇してきても物価の上昇が鈍いのは、ITなどを活用した省力化・効率化投資による労働生産性の上昇が、賃金を引き上げてもユニットレーバーコストを抑えるため、賃金上昇の影響が物価に及びにくくなると記されています。
昨夜、証券アナリストジャーナル3月号を読み始めました。
日銀・雨宮正佳理事の「最近の金融政策運営について」では、弱めの物価動向の背景が記されていて、興味深かったです。
日本の労働市場の二重構造、企業の労働生産性向上に向けた努力が、短期的には、物価がなかなか上がらない要因として説明されています。
1. 人手不足の割には賃金が上がらない点については、日本の労働市場の二重構造(正規雇用と非正規雇用)がポイントであり、非正規雇用の賃金は上昇してきたが、正規雇用の賃金の上昇に時間がかかることが指摘されています。
2. また、賃金が上昇してきても物価の上昇が鈍いのは、ITなどを活用した省力化・効率化投資による労働生産性の上昇が、賃金を引き上げてもユニットレーバーコストを抑えるため、賃金上昇の影響が物価に及びにくくなると記されています。