Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

歴史散歩・・新春信州旅Ⅹ

2011-02-07 20:00:57 | とらべる!

松本城から少しまた歩いた。

目指すは旧開智学校なのだが、
持っていた地図が簡易的なものだったので大いに迷った。






迷った末につきあたった川は
なんと凍っていた。

川が凍っているなんて私の中の世界が少し変わった。


そして川沿いに進んで行ったら
旧開智学校が見え始めた。





旧開智学校跡に到着。

造りからして普通の学校ではないことはわかる。
擬洋風建築のこの建物は今、重要文化財に指定されている。


開智学校は明治が始まって間もないころ
つくられた小学校で、
高額な工事費は
7割住民が負担する形で完成した。


当時の人たちの勉学へ関心は大きかったのだろう。

昭和の中ごろまでは校舎として使用され
重要文化財に指定されてからは廃校となり、改修・移動し
今のような姿になっているらしい。


300円で中に入ることができた。





中に入るとそう違和感はない。
普通に今も学校として利用できそうな場所。






教室は資料室になっていて、
当時の貴重な写真などを見ることができ、
青い目の人形などもあった。


見学している人はお年をめした方が多く少し浮いたが、
わかりやすい展示でじっくりと、学ぶことができた。






また、松本は水の街。
ぶらぶらと歩いているとたくさんの井戸を見つける。

地元の人が水をわざわざ汲みに来ている姿があちこちで見受けられる。
そんなにいいものかと私も一口飲んでみると
湧水なのですこし温かく感じた。

本格的に湧水巡りをすれば丸1日かかってしまいそうだ。


歩いて歩いて、最後には松本駅に着いた。

遅めの昼飯を食べて、駅ビルMIDORIを散策して
時間が余ったので、青春18きっぷで駅に入り
適当にとまっていた中津川行きの電車に乗って寝た。


起きると塩尻を過ぎて山間部に突入してトンネル内だった。





ちょうど奈良井駅が近かったので下車。






ここ奈良井には江戸時代の宿場町。
木曽路・奈良井宿があったところで、今も残っている。


特に木曽路には宿場が残っているところが多く。
この先の福島・妻籠などは有名。

奈良井宿は木曽路の初めの宿場だ。






大きな道の両側に店が連なる。
さすが奈良井千軒と呼ばれていただけはある。





当時の面影を色濃く残している。

このような場所はこれからも大切に保存していただきたい!

日本の良さが次々となくなっている
今だからこそ・・






線路を渡って川沿いに来ると、
木曽の大橋
という実に興味深い橋があった。


山口の錦帯橋のような造りをした木造太鼓橋。





橋脚を持たないのもこの橋の特徴で、
この手の造りの橋では日本有数とのこと。





この複雑な造りをが何とも言えない。
ゾクゾクした興奮に似た気持ちになる。

どうやってできているのかとても気になる。





橋を渡ると道の駅がある。

道の駅といっても何もなかったのでまたこの橋を渡って帰ることに。





橋の中央にだけ雪が残っていたので
そこを歩いていると上りに滑りそうになって

下りでついに滑ってこけて階段を転げ落ちた。

犬の散歩をしていた人に見られたが見られていぬふりをした。
だからあちらも見ていぬふりをしていた。


カメラは守ったものの尻を強打しとても残念な気持ちになって
奈良井を後にする。



日が暮れたころに松本駅に到着。

帰り際にローソンに寄ってからホテルへ。


荷物を置いたら
尻を癒したかったので1Fの温泉へ入る。


広々していて適温でゆっくりと入った。
しかも貸切。

ロビーで飲み物を買って部屋へ。






まだまだ英語の宿題が残っていたので
テレビを見ながら進めたが
辞書がなかったので残念ながら本文写しと
虫食い状態の和訳で終わった・・・

 



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