藤野から世界へ

神奈川県の北端、藤野町に住み始めた夫婦が山里の暮らしの中で感じたり、考えたりしたことをつれづれに綴ります。

ラダックその7 近代化に揺れる村

2010-10-03 20:15:00 | 海外
 翌15日はいよいよ脱穀を手伝う。伝統的な衣装を着るのだが、実際に作業をしてみると動きやすく作られているのが分かる。





 機械に次々に麦の束を放り込む。あっという間に脱穀がされていく。脱穀の際に出る細かい麦わらが衣服の隙間から入り込んで痒くなる。1家族分、大体2~3時間位だろうか。







 昼食を食べながら遠くを見やる。



 私達は午前中だけでお役ご免となったようなので、村を散策してみる。すると、ゾウ、ゾモを使った脱穀風景を見ることができた。この様に何頭かを繋いで、麦の上を分で歩くことによって脱穀する。1家族分、数日から1週間程度かかるそうである。脱穀の際には、延々と脱穀歌を歌い続けている。機械でやる家族と動物でやる家族に何かポリシーの違いがあるかどうかを聞くことまではできなかったのだが、少なくとも、機械が入ってこられないような集落の奥の方では動物で脱穀をするしかない、というのは確かだろう。





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