藤野から世界へ

神奈川県の北端、藤野町に住み始めた夫婦が山里の暮らしの中で感じたり、考えたりしたことをつれづれに綴ります。

八ヶ岳訪問

2014-04-28 18:35:00 | 
 この週末は両親が来訪し、お墓参りの他、一緒に小さな旅をした。ここの所、自分も山に行けていないので、手軽に本格的な山気分が味わえる所として、北八ヶ岳ロープウェイを選んだ。
 ここ蓼科高原は、かつて連れ合いと奥蓼科温泉郷を訪れた際に寄った事があるが、山の斜面に広大な別荘地が存在している。高度をぐんぐん上げていくと、ロープウェイの山麓駅である。ここから7分ほどロープウェイに乗ると山頂駅に到着。



 
 1周30分程の坪庭を散策したが、思ったより積雪があり、最大で3m位。



 高山植物もまだこんな感じで、夏に来るといい感じではないかと思われる。



 写真では全く分からないが、この辺りは縞枯れ現象という、筋のように木が枯れていく様が観察できる。



 鹿による食害も見られる。



 さて、帰りに尖石縄文考古館に立ち寄った。八ヶ岳山麓には5000年程前に縄文文化が栄え、尖石遺跡を始め、数々の遺跡が発掘されている。土偶も見事なものが出土しており、国宝に指定されているものもある。これが国宝「縄文のビーナス」。妊娠中の女性と言われている。



 男性の象徴。



 見事な土器の数々。





 ここでは多くのワークショップが開かれていて、実際に縄文土器や衣服を作成している。



 ちなみに、これが尖石。近世に至って、本来の意味が不明なまま信仰の対象とされてきたが、石器を作り際の砥石説が有力である。



 古の人々の生活に思いを馳せ、現代を考えるのに最適な場所であった。


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山椒の若芽

2014-04-16 20:43:00 | 畑・庭
 春たけなわである。庭に生えていた蕗の薹、カラスノエンドウ、植えた山独活など旬の野菜を食べているが、本日は山椒の若芽を佃煮にすると美味しいという話を聞いたので挑戦してみた。山椒は、明らかに自然に生えたような場所にあるのだが、植え替えを嫌うという話なので、日当たりは悪いがそのままにしてある。これが若芽。柔らかくていい香りである。



 佃煮にして玄米に乗せて食べてみた。葉は意外と硬めであるが、美味。



 ちなみに備忘録として書いておくが、昨日の夜、2階の寝室天井近くに10cm程の百足がへばりついているのを発見! 百足油を持ってきて漬けようと思ったが、天井なのでうまく取れず、危険なのでやむなく殺すこととなる。昨年は5月頃、風呂の中に浮いて死んでいたのが最初だったが、今年は出現が早くなっている。
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春爛漫

2014-04-01 19:14:00 | 藤野歩き
 いつの間にか春が訪れ、庭の雑草も生い茂り始めたと思ったら、桃の花が満開となっていた。春爛漫、といった趣である。



 近所のお寺の樹齢200年の彼岸桜も見事な展開に。





 しかし、本日より消費税が8%に上がり、近所のガソリンスタンドもレギュラー162円、灯油が103円という前代未聞の値段になっていた。人々の暮らし向きは今後どうなるのか。めでたさもちうくらいなりおらが春、かな。

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