藤野から世界へ

神奈川県の北端、藤野町に住み始めた夫婦が山里の暮らしの中で感じたり、考えたりしたことをつれづれに綴ります。

新潟の旅

2019-11-26 05:28:00 | 
 もうすぐ師走である。12月に入ると色々と忙しくてあっという間に時が過ぎるが、その直前、この週末は新潟県は十日町市を訪れてきた。清津峡~鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館~名代生そば由屋というコースである。

 実は、連れ合いがまだ子どもを妊娠中にこの付近を訪れたことがある。その時には、宿泊した温泉は違うものの、清津峡近くの食堂で昼食を食べ、翌日は市内で名物のへぎ蕎麦を食べた。食堂で、清津峡の情報を知り、ちょっと興味を持ってから数年。子連れで来ることが出来た。

 清津峡は日本3大峡谷と言われるだけあって、柱状節理の岩肌と透明度の高い清流が見事である。



 子どもの感想は、「雪山みたい!」。木が全然生えていないことからの連想か。



 峡谷へはトンネルが通じているのだが、そこかしこにアートが。子どものお気に入りはこれ。



 本日の宿は峡谷入口にある清津館。



 貸し切り露天風呂が素晴らしいの一言に尽きる。



 子どもの大好きな山女魚の塩焼きも食べられた。ご飯も、いわゆる「南魚沼産のコシヒカリ」を3杯もお代わりした。



 さて、翌日は鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館へ。前情報も何もなく訪れたが、鉢というのは地名で、確かにそのような地形である。そして、美術館は廃校となった小学校を利用している。藤野でも廃校の活用というのは盛んで、親近感が沸く。

 流木を利用した作品の数々に圧倒される。



 木の実の美術館というのは文字通りで、実を利用した作品もそこかしこにある。



 子どもは鑑賞には興味なし。自転車を漕ぐと、ワイヤーで繋がった造形物が動き出し、太鼓を叩くという作品があり、ずっと漕いでいて、なかなか帰ろうとしなかった。



 締めは、由屋のへぎ蕎麦。つなぎに布海苔を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた蕎麦である。店を訪れてみて「なんか来たことあるな」と思ったら、前回も訪れた店だった。色々調べて検討した結果、この店にしたのだが、自分の思考回路は余り変わっていないということか(この歳になると?)。

 へぎ蕎麦(小)で20玉、2人半分とある。



 「7玉食べたよ!」。美味しそうな顔である。

 
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真木アート・クラフト市

2019-11-17 06:50:00 | イベント
 年に何回も訪れている山梨県大月市真木の山中にあるギャラリー民。毎年11月中旬には、ここで真木アート・クラフト市が行われる。昨年は、子どもが数えでの七五三で私の実家に帰省のため参加出来なかったが、20回目の記念すべき今年は参加することが出来た。
 毎年、地元の笹子追分人形とアーティストとのコラボレーション企画があるのだが、今年はスペシャルゲストとしておおたか静流さんが参加、ほとんどアドリブという企画なのだが、楽しませて頂き、クラフト作家さん達のブースや食事・お茶・お菓子を楽しんだ。





 ちなみに、メインステージのバックは薪を壁のように積み上げたインスタレーションなのだが、準備過程で子どももこの薪割りに参加している。楽しい遊び場ともなっている。



 なんだか余裕の表情である。



 藤野の知人達にも会うことが出来た、秋晴れの爽やか企画であった。


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