藤野から世界へ

神奈川県の北端、藤野町に住み始めた夫婦が山里の暮らしの中で感じたり、考えたりしたことをつれづれに綴ります。

家から一番近い山

2014-08-24 15:10:00 | 山登り
 今年の夏は冷夏という話ではなかったっけ?という位暑い日々が続いている。山屋さんは、暑い夏には低山歩きはせず、専ら2500m以上を目指すのだろうけれど、こちらはそうした暇もなし。しかし、悶々としているのもなんだなと、意を決して低山歩きをしてみることにした。

 今回は、家から歩いていける、矢の音(633m)を登ってみることにした。甲州街道沿いにあるラーメンセンターから貝沢(沢登りの対象にもなる小さな沢)沿いに登り、奈良本に下りてくるというルートを取った。途中、意外にも合計10名くらいは登山者とすれ違ったか。皆、若い男女で、ブランド品をまとっている。恐らく陣馬山か高尾山、景信山辺りから縦走してきて、下山路にとっているのだろう。

 登り始めはほぼ植林で、特に目を引かれるものはない。大平小屋まで登ってから、矢の音のピークは通常は踏まずに明王峠方面に向かうのが通常の登山道で、「山と高原地図」にもそのルートしか乗っていないが、作業道みたいな道を登って矢の音のピークを踏む。

 これが矢の音。ロマンチックな響きだが、気象計測器が設置してある。





 ここからの下山路は、あまり植林はなく、自然林で、向こう側には陣馬山へと繋がる稜線が平行に見え、なかなか快適な山登りである。



 最後には、馬頭観世音菩薩がお出迎え。甲州古道近くに立っているので、石碑の四ヶ宿というのは、この近辺の宿場のことを刺すと思われる。ここから家までは10分位。



 トータル2時間半ほどの散歩程度の山登りだったが、思い立ったらまた来ることにしよう。
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蓮の花が咲いた

2014-08-06 18:44:00 | 畑・庭
 前回報告した蓮の花が、本日咲いていた。8月6日、広島に原子爆弾が落とされた日でもある。人類はその後、原子力を発電にも使うようになった。しかし一度、事故を起こすと、結果は似た様なことになるということを、私達は現在身をもって知りつつある。核兵器のみならず、原子力発電の廃絶をも願うものである。

 今回咲いたのは、昨年種から実生に挑戦した大賀蓮。大賀蓮は古代蓮とも言われ、少なくとも2000年前の弥生時代の種とされている。2年目にしてようやく咲かせることが出来た。








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