藤野から世界へ

神奈川県の北端、藤野町に住み始めた夫婦が山里の暮らしの中で感じたり、考えたりしたことをつれづれに綴ります。

池上本門寺のお会式

2017-10-14 17:57:00 | 街歩き
 お寺や神社好きの子どもだが、昨年秋にYouTubeで東京都大田区にある日蓮宗の大本山、池上本門寺のお会式の動画を見ていたところ、ツボにはまったらしく「ここ行きたい」と連呼するようになる。「今年終わっちゃったから」「来年葉っぱが赤くなる頃」と1年前から説明をしていたが、「万灯のお祭り行きたい」という気持ちは消えなかったので、久々に都内に出掛けることとした。

 日蓮が亡くなったのが10月13日で、毎年10月11日~13日まで全国各地の寺院でお会式という儀式が行われるが、亡くなった場所である池上本門寺のお会式が最も盛大であり、30万人の人が集う。最大の盛り上がりは、10月12日夜の御逮夜に繰り出される万灯行列の練り歩きである。日にちが決まっているので、当然ながら平日であることの方が多い。今年は木曜日だったが、仕事の休みを取った。

 東急池上線池上駅が最寄り。参道は屋台で埋め尽くされている。





 18時以降は一方通行となる。



 万灯は、日蓮が亡くなった際に季節外れの桜が咲いたとの言い伝えから、桜をかたどった飾りで飾られている。



 練り歩きに使われる纏。鋳物で重そうである。



 万灯行列は、駅周辺からこの大堂を目指す。



 神秘的な経蔵。



 さて、待つこと2時間。次から次へと練り歩きが到着し、美しい万灯と囃子の音に酔いしれる。







 しばらく見たが、「かき氷食べたい」と。やっぱり花より団子かな。


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家族旅行

2017-10-04 22:43:00 | 
 遅い夏休みを取り、私の父母を交えて富士山麓の旅をした。私の父親、子どもにとってはおじいちゃんは山梨の出身であり、旅とは言っても全く見知らぬ土地ということではない。子どもにとっては未知の、私の親にとっては回想の旅となろうか。

 まず訪れたのは朝霧高原のまかいの牧場。ここは静岡県で、おそらく全員にとって未知の場所。観光牧場で、動物もいる遊園地のような感じである。

 おじいちゃんが反応したのはこれ。この手の牧場では、古くなった車両を子どもが乗れるように置いてあったりするのだが、これはかなり古いマツダのオート3輪車である。おじいちゃんが若い頃に仕事で乗っていたのだという。私も、子どもの頃の記憶に、現役で走っているのを見かけたことがある。40年程前の話だ。



 そして、この手の乗り物も昔からあり、子どもは大好きである。





 そして、牧場の食べ物と言ったら、これ以外には考えられない。子どもも、何日も前から保育園で「ぼくじょういって、ソクトクリームたべる」と先生に言っていたらしい。



 おばあちゃんも、実に50年ぶりくらいで子どもの乗り物に乗る。



 牧場では全く動物と触れ合わず。

 次に訪れた富士山こどもの国では生まれてから2回目の乗馬に挑戦する。



 これは何だ?と驚いたが、日本に2つしかないという蜘蛛の巣形のハンモック。何カ所かある出入り口から3重の布を潜って内部に入る、かなり難しい遊び。4歳からとなっているが、3歳の子どもは好奇心に駆られて中に入って遊んだ。しかし、すぐに怖くなって退散。 



 つかみ取りをしたことのある山梨県都留市のすげのレジャーにて、今度は釣りに挑戦! しかし、やはりじっと竿を握っているのは苦手であり、ほとんど親が釣り上げることとなる。





 お墓参りのついでによった地元のイベントで、消防車に乗せて貰い、生まれて初めて綿菓子を食べる。





 締めは、勝沼の大々園での葡萄狩り。今回で2回目だが、20種類以上試食させてもらっただろうか。しばらく毎日葡萄を食べる日々となる。



 4日間の旅、みんなお疲れ様でした。
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