ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

怖がりと感情移入と感受性

2005-02-16 | 自分、家族の事
『見たい・・・けど見たくない』の記事でも書いた
ように、僕はかなりの怖がりだ。
何週間か前に克服したと思っていたのもつかの間、
『着信アリ2』のCMを見てから元に戻ってしまった。
どうやら一時的なものだったようだ・・・。

過去を思い返してみると、二十代に一人暮しを
していた頃は全然そんな事は無かった気がする。
布団に入ってから辺りを見渡す事も無かったし、
鏡も恐怖の対象ではなかった。ホラーやスプラッター
映画が好きで、良く見ていたのにもかかわらず。
どうやら怖がりになったのは、実家に戻って両親と
住むようになってからのようだ。

そういや実家に戻ってから変わった事は他にもある。
例えば映画をあまり見なくなり、せいぜいTVで見る
ぐらいになった事。また、それにつれて感情移入の
度合いが激しくなった事などだ。
TV映画などを見ていて、登場人物が殴られるシーン
では「いてててて。」と痛がり、悲しみに打ち震えて
いれば同じく涙を流し、犯人から逃げるシーンでは
自分が追われているようにドキドキする。
僕の数多い弱点の1つに高所恐怖症があるが、TVで
高い所から見下ろす場面があるとそれを見ただけで
”きゅっと”なってしまう。
『ミッションインポッシブル2』の冒頭の
トム・クルーズがロッククライミングをしている
シーンでは、”きゅっきゅきゅっ”となりまくり
だった。

どうしてこんな風に変化したのかを考えるに、
二十代の頃よりも想像力や感受性が過剰に豊かに
なったのでは・・・などと思ったりする。
もしかしたら、当時は怖い映画を見過ぎて感覚が
麻痺していたのかもしれない。
あの頃、『ザ・フライ』のグロテスクなシーンを
見ながらカルビ弁当を食べている僕を見て、友人が
「これ見ながらよくカルビ弁当食ってられるな。」
と言った事があった。
その時は、「こんなの作り物なのに何が気持ち
悪いんだろ?変な事言うなあ。」ぐらいに思っていた
けど、今はその友人の気持ちがよく分かる。

今のこの状態が良いのか悪いのかは分からないが、
よく出来た映画やドラマだと感情移入しすぎて
疲れ果ててしまうのが困りものだ。

さて、今日は夜9時から『呪怨』という映画がある。
予備知識は入れてないが、かなり怖い映画らしい。
見るべきか見ないべきか・・・悩む。


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3 コメント

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バーチカルリミット (とど)
2005-02-17 22:38:10
> トム・クルーズがロッククライミングをしているシーンでは、”きゅっきゅきゅっ”となりまくりだった。



じゃあ、バーチカルリミットの冒頭のシーンは、もっと、、”きゅっきゅきゅっ”となること請け合いです。
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バーチカルリミット (ふじこー)
2005-02-18 11:47:54
バーチカルリミットって山での遭難物らしいですね。

全然聞いた事無かったのですが、クリフハンガーのような感じでしょうか?

また機会があれば見てみようかな。(^ ^)

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似た映画 (とど)
2005-02-22 21:29:53
犯罪が絡んでいて雪山から生還するという所と、一緒に登山している人を死なせてしまったというトラウマが関係しているところは、同じです。でも、私は、バーティカルリミットの方が好きですね。クリフハンガーは、劇場にも見に行き、TVでも見たのですが、ストーリーをほとんど覚えていません。印象に残ってない。



なお、どちらの映画も、冒頭で、一緒に登山している人を死なせてしまうのですが、バーティカルリミットの方が、より「きゅっきゅっきゅっ」とくるでしょう。
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