ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

グラディエーター~ある剣闘士の回想~

2005-03-19 | 映画、TVドラマ
我が名はアエリウス・マキシマス。
かつては大ローマ軍の将軍であり、マルクス・
アウレリウス・アントニアヌス皇帝に忠誠を誓う者。

ゲルマン人との決戦に勝利した後、マルクス陛下は
子息であるコモドゥスの資質を憂い私に後事を
託された。ローマは民衆の手に戻すべきだと。
だが、あろう事かコモドゥスは実の父である陛下を
亡きものにし、自ら皇帝の座についたのだ。
私は危うく処刑されかけ、故郷で待つ妻と子は
親衛隊の手により命を奪われた。

絶望と疲労の末に倒れた私は奴隷商人プロキシモに
拾われ、剣闘士として静かに復讐の機会を待った。
一体どれだけ闘ってきたのだろうか。
対戦相手を倒し続けてきた私は名を上げ、ついに
ローマの巨大コロシアムで闘う事になる。
コロシアムでの初めての勝利の後、仇敵コモドゥスと
対面した私の中で再び復讐の炎が燃え上がった。
やっと仇を討つ機会がが巡ってきたのだ。

正体を知ったコモドゥスは策を巡らし闘技場で命を
奪おうとするが、私は勝ちつづけ民衆の支持を得た。
その後コモドゥスの姉ルッシラの助力で反乱の計画を
立てるも、コモドゥスに漏れたために多くの仲間が
命を落とし私自身も捕らえられてしまう。
もう駄目なのか・・・。

だが、おいそれと私を処刑出来ない事に業を煮やした
コモドゥスは、自ら直接対決するという行動に出た。
卑怯にも、私のわき腹を刺し、鎧で血が観衆に
分からないようにした上で。

出血で意識が薄れる中、私は彼と闘い勝利した。
すべては終わったのだ。
ああ・・緑の草原の彼方で妻と子が手を振っている
のが見える。ようやく懐かしい我が家に戻れる日が
やって来たようだ・・・。
妻と子の待つ懐かしい我が家へ・・・・・。


●グラディエーター/Gladiator(2000年・アメリカ )

・スタッフ
監督: リドリー・スコット
製作: ダグラス・ウィック
デイヴィッド・フランゾーニ
ブランコ・ラスティグ
脚本: デイヴィッド・フランゾーニ
ウィリアム・ニコルソン
撮影: ジョン・マシーソン
音楽: ハンス・ジマー

・キャスト
ラッセル・クロウ(マキシマス)
ホアキン・フェニックス(コモドゥス)
コニー・ニールセン(ルッシラ)
オリヴァー・リード(プロキシモ)
リチャード・ハリス(マルクス・アウレリウス)
デレク・ジャコビ(グラックス)


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