[テイルズ オブ グレイセス f 公式サイト]
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星の核まで進行しました。が、
なんかじっくりやりすぎてボスを目前にして飽きそうになってる……(^p^)
や、僕、テイルズシリーズっていつもこうなんですよ。万全の状態でボス戦を迎えるためPTを鍛えたり、サブイベントを消化しているうちに、ゲームクリアに向かうモチベーションが削られるというか、今回はやり込み要素が充実していることもあって余計にそうなってしまいました。
や、落魂珠みたいなのがあると、ついついその場で集めてしまうんですよね。PS3版はWii版と違って、期間限定のモンスターには落魂珠が設定されていないらしいですけど、コンプリート欲を抑えるのはなかなか難しいです。それで積んでちゃ本末転倒なんですけど。
とりあえず『TOGf』は、ボスを倒して終わりというわけではなく、『未来への系譜編』という追加要素があるわけで、サクッとやっちゃうのがいいんでしょーねということで。近いうちに星の核を終わらせてしまおう。
でも今作はホントに面白いなー。
システム面が満点に近かった『TOV』ほどの衝撃はなかったですけど、少なくともこれまでにプレイした「いのまたテイルズ」の中じゃトップクラスだと思います。やり込み要素は多すぎて困るくらいですし(そのワリに武器防具と宝石が引き継ぎ不可なのは意味不明だけど)、戦闘はバランスが絶妙で面白いし、なによりシナリオとキャラクターが非常に魅力的。特にキャラに関しては、PT内の人間関係が深く掘り下げられているのがかなりツボです。
Wii版が発売されて間もないころ、二次裏などで「今回はPTが家族みたいな感じだからプレイしていてすごく面白かった」という感想を見かけて楽しみにしていたんですが、このアットホーム感は、まさに「家族」と呼ぶのが相応しい。なんかソフィを軸にして全キャラが繋がってる感じがいいですよね。幼なじみズとの関係は言うまでもなく、教官にめっちゃ懐いてたりとか、弱ったときいつもは避けてるパスカルに対する本音(パスカルは暖かいとかそういう)を漏らしてみたりとか、お互いの仲がいいのが伝わってくる感じで。
あと、毎回PTに一人いる天才キャラの万能っぷりが際立つ『テイルズ』ですけど、パスカルの突き抜けっぷりはホントに気に入ってしまったなあ。「トロピカルヤッホー」をはじめとする勝ち台詞や、天真爛漫な性格そのものも好きなんですけど、具体的にはメカソフィを造ったところで完膚無きまでに心を掴まれました。メカソフィの愛くるしいモデリングと、かつてヒューマノイドだったときの無感情ぶりが嘘のような「パスカルさんが呼んだら いつでもかけつけますからね!」という台詞を見たら、月影先生ばりに「パスカル……恐ろしい子……!」と思わずにはいられなかったわ。
ちなみにメカソフィってこれです。
「パスカルさんが呼んだら いつでもかけつけますからね!」
やばいね!
いやー、こういうデフォルメ系のネタって行きすぎると世界観にそぐわなくてお寒いことがあるけど、『TOGf』はそのギリギリのラインを見極めるのが上手かった印象があるなー。「ブームサイネーン」っていうアイテムから「ウーパールーパー」って武器を作り出せるネタはちょっと笑っちゃったし。
なんか『レジェンディア』とか携帯機版を乱発してたころは、テイルズばかり作ってるダメメーカー呼ばわりされてましたが、毎回これくらいのクオリティで作ってくれるなら、むしろ望むところだよなあ。キャラ萌えとRPGを両立してくれるゲームって、ありそうでなかなかないので。
でも、正直。
シェリアの服装と声はキツイ。
好きな人ゴメンな!!!!!