化学系エンジニアの独り言

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不要不急の外出とは何かは、自分で考えよう

2020-03-28 | 社会
関東近隣の都県には外出自粛の呼びかけがなされています。不要不急の外出を控えて下さいと。で、ニュース番組やワイドショーでは不要不急はどの範囲までなのか、といった議論がなされています。具体的な事例を挙げないのでは良く分からないとのコメンテーターの意見などなど。

小学生じゃあるまいし、不要不急の意味がわからないことに愕然とします。そんなの命に関わること以外が不要不急に決まってるじゃないですか。病気や怪我をして病院に行く、生きるためには食べなきゃいけないので食料を買いに行く、命に関わることでは外出が必要です。それ以外のことが不要不急じゃないんでしょうか。桜は来年も咲くという中山教授のコメントには納得感があります。

少人数でも飲食を伴う会合も控えて下さい。少人数は何人からなの?だから、外食を控えて下さいということでしょう。少人数とは一人以上と理解すべきじゃないんでしょうか!

でも不思議なのは外出自粛となったらスーパーで食品を買い漁る姿です。カミさんが夕方買い物に行ったら、納豆、豆腐、パン、バナナなどがほとんど売り切れ状態だという。人の食べる量は変わらないので、スーパーの食材がなくなったということは、通常はスーパーで食材を買わずに外食する人がこんなにも多かったのかと思った次第。我が家はほとんど外食しませんから。外食産業はお客がいなくなって大変といいますが、その一方でスーパーは売上げアップしているわけです。

先週政府の感染症対策班の委員の人が言っていた、このウィルスに対しては一人ひとりの社会行動を変える必要があり、我々は社会に受け入れられる提言をしていくという言葉を、今一度強く思い出しました。

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