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Covid-19への日本の対応は生ぬるいのか?

2020-04-22 | 社会
欧米では感染者の数が減り始め、すでにピークを過ぎたという事で外出規制の緩和や経済活動の再開が議論されてます。一方、日本はまだまだピークには至っていないようで、さらに日本の対応が生ぬるいんじゃないかという、海外からの批判もあるようです。最も欧米と日本では感染者の数と死者の数が桁違いです。少ない方がいいのですが、このままだらだらと経済活動も再開できないようだと、それはそれで困る。さっさとけりをつけたいところですが、それは感染が拡大して医療崩壊を起こして死者が何万人になることを意味するとなると、さっさとはいきません。

一方、韓国は日本よりも感染者の数が少ないのにすでにピークは過ぎているようです。韓国の対応を真似することも有りですね。嫌いな国は真似したくないじゃなくて、有効なものは取り入れたらいいんです。

さて日本の外出自粛に比べれば海外では外出禁止命令ですから、お願いじゃなくて法で禁止しています。またお店の営業も規制されている業種があり、閉店命令に従わないと罰則があるようです。
インディアナ州では法執行対応チームが企業等の命令違反に係る通報に対して調査を行います。この命令に従わない場合は,法執行対応チームが口頭での警告を行いますが,それでも命令に従わない場合には,書面による中止命令が出され,事業の閉鎖命令,更には営業免許や許可が取消されるとともに,地方検察官が起訴し,最長180日の収監及び最大1,000ドルの罰金が科される可能性があります。と旅レジからの連絡です。

一般市民の自宅滞在命令で、外出が許されるのは以下の項目だけ。日本のように不要不急って何とかビーチに行くのはいいよね、という議論は起こりようもありません。だって行ってもいい場所になってませんから。米国は国民の自主性に任せてたら物事進まないとして、州が細かく活動を決めています。対して日本は個人の判断と自覚に任せる、それが出来る国民だという意見があります。これまでの結果を見ると果たしてそうなのかは疑問ですね。

で以下が具体的な自宅滞在命令下でも可能な活動(インディアナ州)
ガーデニング,草刈り、ペットのグルーミング
スーパーへの買い物
レストランへのデリバリー注文やピックアップ
薬局での薬の購入
病院での診察
ガソリンスタンドでの給油
ウォーキング,犬の散歩
他人の介護
「必要不可欠な仕事」のための通勤
スーパーや薬局、ガソリンスタンドは通常どおり営業
「必要不可欠な活動」を除き、公私を問わず住居外でのいかなる人数の集まり、また、住居内においても10人を超える人数の集まりは禁止

上記以外の事はダメという事。車で遠くのビーチに行ってもいいとは書いてません。



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