ペットフード・リコール問題の影になっていたのが、米国食品医薬品局(FDA)が
アイムス(Iams)とユーカヌバ(Eukanuba)に警告書を出していたというニュース。
(両社ともに同じ会社なのですが……)
添加物としての使用を認めていないクロミウムトリピコリネイトという物質が
一部の製品(ダイエット用フード)に含まれていたためリコールとなりました。
グルコースの代謝を促す効果があることから、アメリカでは人間のダイエット用
サプリメントに含まれている一般的なものですが、動物用としては、豚以外の犬や猫など
その他動物への使用は禁止されているものです。
もちろん、イギリスやドイツでは、このピコリン酸の犬猫への使用を禁止しています!!
アメリカの犬の7割が肥満と言われている現在、ペット用のダイエット・ピルまでもが登場し、
Reduced Calorie(カロリーを抑えた)とかライトなどと呼ばれるダイエット・ペットフードは
今やどのメーカーも必ず出しているほどですが、普通のものに比べて、様々な添加物
が入っていることで問題になっていました。このような製品は、期間限定で与え、
常用しない方がいいとのこと。そもそも肥満は、運動するのが正しい方法です。
しかし、ダイエット・サプリメントを混ぜるという、またしても安易なアメリカ人の発想が、
多くの犬の犠牲を生むことになるとは許せないことです。
そして、この原材料の劣悪さに驚愕しました……。
この材料でよくもプレミアムフードとか獣医師推薦と言えたものだと思います。
ユーカヌバのベテリナリーダイエット・フードの原材料一覧表(HPより)
粗びきトウモロコシ、鶏副産物粉、粗びきグレインソルガム、粗びきオオムギ、
乾燥ビートパルプ(糖質除去)、天然鶏エキス、魚粉(フィッシュオイル源)、
乾燥卵、鶏脂(ミックストコフェロール、クエン酸にて保存)、発酵用乾燥酵母、
リン酸一水素カルシウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、
フィッシュオイル(エトキシキンにて保存)、ビタミン類(ビタミンE、ビタミンA、
ビタミンC、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB1、ビタミンB12、ナイアシン、
ビタミンB2、イノシトール、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、塩化コリン、
DL-メチオニン、亜麻仁、ミネラル類(硫酸第一鉄、酸化亜鉛、硫酸マンガン、
硫酸銅、酸化マンガン、ヨウ化カリウム、炭酸コバルト)、クロムトリピコリネイト、
エトキシキン(保存料)、L-カルニチン、ローズマリー抽出物
日本で販売されているものにも、しっかりクロムトリピコリネイトが入っている上、
硫酸マンガン、硫酸銅、塩化コリン、保存料としてエトキシキンまで入っていて、
アレルギーが起きるのもムリはない。
何より劣悪ドッグフードであることを示しているのは、他のユーカヌバ製品(参照→)にも
見られることですが、肝心の肉が鶏副産物粉や鶏副産物であること。
これは、骨やら内臓やら、すべて含まれるという意味です。参照→
原材料の一番はじめに書かれるのは、最も多く含まれるもので、本来なら鶏肉とか
ラム肉の正肉とあるべきですが、これは、粗びきとうもろこし……。
プレミアムフードには、とうもろこしやオオムギなどは含まれないのが通常ですが、
ダイエットとはいえ一番多く入っているなんてかわいそすぎます。
リコール前から、危ないドッグフード・リストに含まれていたのを改めて納得しました。
アイムス(Iams)とユーカヌバ(Eukanuba)に警告書を出していたというニュース。
(両社ともに同じ会社なのですが……)
添加物としての使用を認めていないクロミウムトリピコリネイトという物質が
一部の製品(ダイエット用フード)に含まれていたためリコールとなりました。
グルコースの代謝を促す効果があることから、アメリカでは人間のダイエット用
サプリメントに含まれている一般的なものですが、動物用としては、豚以外の犬や猫など
その他動物への使用は禁止されているものです。
もちろん、イギリスやドイツでは、このピコリン酸の犬猫への使用を禁止しています!!
アメリカの犬の7割が肥満と言われている現在、ペット用のダイエット・ピルまでもが登場し、
Reduced Calorie(カロリーを抑えた)とかライトなどと呼ばれるダイエット・ペットフードは
今やどのメーカーも必ず出しているほどですが、普通のものに比べて、様々な添加物
が入っていることで問題になっていました。このような製品は、期間限定で与え、
常用しない方がいいとのこと。そもそも肥満は、運動するのが正しい方法です。
しかし、ダイエット・サプリメントを混ぜるという、またしても安易なアメリカ人の発想が、
多くの犬の犠牲を生むことになるとは許せないことです。
そして、この原材料の劣悪さに驚愕しました……。
この材料でよくもプレミアムフードとか獣医師推薦と言えたものだと思います。
ユーカヌバのベテリナリーダイエット・フードの原材料一覧表(HPより)
粗びきトウモロコシ、鶏副産物粉、粗びきグレインソルガム、粗びきオオムギ、
乾燥ビートパルプ(糖質除去)、天然鶏エキス、魚粉(フィッシュオイル源)、
乾燥卵、鶏脂(ミックストコフェロール、クエン酸にて保存)、発酵用乾燥酵母、
リン酸一水素カルシウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、
フィッシュオイル(エトキシキンにて保存)、ビタミン類(ビタミンE、ビタミンA、
ビタミンC、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB1、ビタミンB12、ナイアシン、
ビタミンB2、イノシトール、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、塩化コリン、
DL-メチオニン、亜麻仁、ミネラル類(硫酸第一鉄、酸化亜鉛、硫酸マンガン、
硫酸銅、酸化マンガン、ヨウ化カリウム、炭酸コバルト)、クロムトリピコリネイト、
エトキシキン(保存料)、L-カルニチン、ローズマリー抽出物
日本で販売されているものにも、しっかりクロムトリピコリネイトが入っている上、
硫酸マンガン、硫酸銅、塩化コリン、保存料としてエトキシキンまで入っていて、
アレルギーが起きるのもムリはない。
何より劣悪ドッグフードであることを示しているのは、他のユーカヌバ製品(参照→)にも
見られることですが、肝心の肉が鶏副産物粉や鶏副産物であること。
これは、骨やら内臓やら、すべて含まれるという意味です。参照→
原材料の一番はじめに書かれるのは、最も多く含まれるもので、本来なら鶏肉とか
ラム肉の正肉とあるべきですが、これは、粗びきとうもろこし……。
プレミアムフードには、とうもろこしやオオムギなどは含まれないのが通常ですが、
ダイエットとはいえ一番多く入っているなんてかわいそすぎます。
リコール前から、危ないドッグフード・リストに含まれていたのを改めて納得しました。
適切な食事管理を皆さんされているようですね。「マーリー」を読みましたが
そちらのフードの量は好きなだけ食べさせるケースが多いのでしょうか?
食べさせればいくらでも食べますよね(^-^)国民性の違いでしょうかね?。
今、うちのさくらにはユーカヌバをやっていますが、病院推奨のフードに変えるべきか悩んでいるところです。
特にラブってアレルギーが多いそうで、うちの子は、ペットシーツにイタズラをすると必ず、カイカイになってしまいます。
フードを選ぶのも、考え出すと、慎重にならざるを得ません。
わが子を守るのと同じように、家族の一員のさくらを守る為には大切なことだと思います。
私も「マーリー」を読みました。まるで、うちのさくらのことのようでした^^;
さくらはラブなのに食が細いんですけど、その部分を除けば。
安心して与えられるフードは、ロイヤルカナンですか?
本当にラブなんていくらでも食べますね。
それが不幸にさせることを気付かぬ人も多いのは残念なことです。
正しくは、人間と同じ食品基準が規定されているドイツのものが安全と言えますが、アメリカものが多い日本では、飼い主がしっかり内容を吟味して、良質なものを選ぶことが大切なのかと思います。
さくらちゃんは、何か病気なのですか?
病気を治す間は仕方ありませんが、病院推奨のフード(サイエンス?)も吟味の必要があるかと思うのですが……。
マーリーは、日本でも人気のようですね。
うちも共感してしまう話が多かったです。
しかし、リコール前から話題となっていたフード問題、そしてリコールや警告書を受けたニュース、また実家の犬の処方食による辛い経験もあり、心無い業者さんの宣伝や獣医師のために犠牲になる日本の犬たちを、少しでも……と思い、結局書いてしまいました。
ロイヤルカナンやナチュラルバランスは、アイムス(ユーカヌバ)やサイエンスとは、あまり値段はかわらなくても、内容はずいぶん異なり安心できると思います。
今回、ロイヤルカナンはドライフードでも自主リコールとなりましたが、これから出てくるものは、大丈夫なのではないでしょうか。
量的にも大変なので、私としては、やはり良質なフードを選び、自分も食べる野菜や肉をトッピングしていく方法を取りたいと思っています。