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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第124回】子供部屋

2013年03月31日 | 住宅
 本日は打ち合わせ3件どれもご着工に向けてのお話で、話をさせていただいているだけでも
こちらがウキウキしてしまいます。

 そして、明日からは長期休暇。子供も春休みなので一緒にどこ行くか計画を立てております。
映画にスケート、バレーボールに山登り...こちらも楽しみです。大いに遊ばれてきます^^

 さて、先日の打ち合わせでの事、子供の部屋について、いつものようにお話をさせていただいて
おりました【第5回】でご紹介しましたが子供部屋のあり方について、私はこのような考えをもって
おります、ですから、これと違う考えを持っておられる方は多少衝撃を受けられるみたいで、「あの~
子供部屋は広く快適にしたいんですけど~駄目ですか?」的なスタンスで来られます....笑

 考え方は人それぞれ、勿論正解はないですし、私が提唱している子供部屋の考えが正しいとも
自分では思っておりません^^ただ私共家族にはしっくりくるのです^^

 思い出してもらいたいのですが、子供の時こんな部屋が在ったらいいなという子供部屋はどんな
お部屋でしたか?そこにはどんな思惑がありましたか?

 ここです^^子供達が自分の部屋の目的についてしっかりと理解しているかが問題なのです。←そんな子供がいたら怖いですが...

 実は子供部屋という個室は昔の日本にはありませんでした。完全に欧米文化の産物です。欧米では個室を与え自立心を養わさせます。
ただ、それは、大きなリビングで一家団欒を過ごした後の事です。日本にはこのユトリの時間は少なく
感じます。今や共働きは当たり前、親子で顔を合わすことなく1週間が過ぎるという事も珍しくはないのでしょうか?

 そのような家庭環境の中で、子供部屋を与えコミュニケーションの放棄に近い間取りをつくる事が私には
出来ないのです。みなさまこの怖さと真剣に向き合っていないのです。勿論、ご主人のお仕事の関係・
家庭環境などなどいろいろあるかと思いますが、子供部屋と一度真剣に向き合ってみませんか?

 必ず何か見えてくるはずです^^



 

【第123回】物事の視点

2013年03月30日 | 日記
 先日は、娘と娘の友達数人で地元では有名な桜の名所にて花見をしながらランチをしました^^
非常に暖かく過ごしやすい一日で、とってもリフレッシュできました。

 私は前身のサンワホームの頃入社1年目で長野県の諏訪市への転勤を経験したことがあります。
諏訪湖の畔に住宅展示場があり、そこで営業活動をさせていただいておりました。

 山梨である程度成果を出し、諏訪地域に初進出という事でメンバーで気合を入れ乗り込みました。
ただ実情は甘くなく、特に来場者が少なかったのです。ですから「こんな来場者の数では仕事にならない」
といつも嘆いておりました。

 しかし、当時の所長は視点が違ったのです。もともと展示場など持ち合わせていなかった会社に長いこと
勤めていたこともあり、「週に1件でも家を建てたいという方が来られるだけ幸せと想いな」と良く言われて
おりました。そんな立ち位置で仕事をしていると、不思議ともっと来場をしてもらうにはどうすれば
良いか、何が足りないかなどメンバーで真剣に話し合い、取り組みをしだしました。

 その結果、なんと半年後には大手住宅会社にも負けない、来場者数を誇る展示場になっておりました。

 これと同じように若かった私は、皆で決めた企業廻り(チラシ・パンフレットなどを食堂や広報の場に
置かせてもらう)もあまり積極的では無く、とっても面倒くさがっており、どうせ手配りしても10人に5人位
しか受け取ってくれないこの作業をとても嫌ってました。
それもそうです、受け取ってくれたパンフを10m先のごみ箱に捨てられるのを見るわけですから心が折れてもおかしくはありません。

 ところがその所長と一緒に廻らせていただいたときの事、このように言っておりました「受け取ってもらうだけでも有難い、
基本ご興味の無い方にとってはゴミだよ」ととっても冷静になだめてくれるのです。。

 物事の視点を自分都合ではなく、相手の立場になり見るという大切なことを教わりました。今となってはこの考えとても役に立っております^^

【第122回】平屋は割高?

2013年03月28日 | 住宅
 皆様平屋というと割高なイメージ御座いませんか?
勿論同じ40坪の総二階2階建と平屋で比較すると、平屋は40坪分の基礎が必要
になるのに対して、2階建は20坪分の基礎で落ち着きます。

 また、屋根面積は水平投影面積(建物を上から見たときのの面積)でみると平屋は40坪かかるのに対して
2階屋はやはり20坪分ですみます。

 そして、小さい所ですが、平屋は水切り・軒樋・軒天(屋根の裏側)・基礎断熱・鉄筋量などなど様々な物が2階建よりかかってまいります。
このような事から平屋は2階建に比べると高額のものとされております。

 ただ階段・階段ホールは平屋にはありません。対照的に2階建は家の坪数計算をする際に階段スペースは1階部分の
面積(階段下収納部分)と1階から2階へあがる階段の踏み板部分の面積がダブルで掛かってきます。
1階部分・2階部分の階段スペースとその周辺の階段ホールスペース合わせると3坪程になります。

 このように割高になっている平屋の建物を、小さくまとまった坪数で割り戻すのですから所謂坪単価というのは高く見えます。
このような感じです、2000万円を40坪で割ると50万円/坪に対して、2000万円を37坪で割ると54万円/坪になってしまうのです。
坪数は小さいのに、あたかも坪あたり4万円も平屋だと高いというイメージに繋がる訳ですね^^

 しかし、本当はここまでの金額差があるかというと、そうではありません^^元々階段スペースを持ち合わせない平屋の建物は
全体予算を抑える事にもつながりますし、そして総2階でない場合の2階屋、つまり下屋(1階の屋根)部分が大きい2階建ですと
その割合によっては平屋の方がお安くなるという現象もあります。

 平屋は高いからという理由であきらめている方、一度計画してみましょう^^ご安心ください、もりぞうの平屋は他所と比べても割安感がありますから(゜∇^*)
 



 

【第121回】続....平屋の魅力

2013年03月27日 | 住宅
 今回なぜ平屋にしたかというと、一番は音の問題です。帰りの早いお父様・お母様に対して
息子様達ご夫婦は夜10時頃の帰宅。夜の家事や入浴の音など2階建では防ぎきれない問題が平屋
だと一発解消なのです。

 又お互いのゾーンを上手に作ってあげる事により、干渉し合わない非常に互いを気使える素敵な空間が出来あがのです。

 今回はお姉さまが一緒にお住まいという事もあり、お部屋の位置をどこに置くかがポイントでした。今回は玄関から一番近い
位置に置く事にしました。理由としては、親世帯・弟世帯に気を使わず出入りが出来、お姉さんが嫁に行った際は、リビングからも
ホールからも繋がる和室として重宝出来るようにしたかったからです^^

 これは客間としても使えますし、生まれてくる子供のお節句の飾り物も出来る空間となります。

 ですから、この間取りのコンセプトとしては”離れの隠居部屋と間借りの部屋を持つ3LDKのオープンな平屋”になりました。←長いわっ
 平屋の良さはご存じの通り、全てが並行移動で完結しますので、今はまだ若い世帯ですが将来を見据えても非常に住みやすい住環境となります。

又、これだけのボリュームが出てくると外観は2階屋では味わえない、存在感のある建物となります。そしてこれが北杜市に又合うのです。。

 後は、ご予算ですね。。続きは次回^^

 

 

【第120回】”平屋の魅力”

2013年03月25日 | 住宅
 本日はPM7:00より大好きな北杜市で打ち合わせ。向かう途中、なんと雪でした。
もうすぐ4月だというのに、凄い地域ですね^^

 さて、本日は【第104回】で登場したお客様とのお打ち合わせです。
前回は結構言いたい放題言ってしまった感もあり、恐る恐る玄関のドアを開けると、奥から
お父様がご登場「いや~雪だね~さ~炬燵にあたって」と出迎えていただき、待つ事10分

 息子様ご登場^^前回とは打って変わって笑顔があり、何だか楽しそう^^思わず「たのしそう
ですね」と私。。すると、「そうですよ、どんなプランが上がってくるか楽しみでしたからね」と
超前向きな発言。

 そして、お父様・お母様・娘様・息子様・息子様の奥様の5人が勢ぞろい。今日の私もワクワクでした
なぜならば、お客様達のイメージは2階建なのに対して、それとは大きく違った平屋の50坪のサプライズ^^

 皆様、初めは戸惑っておりました...「初鹿さん、これ私どもの家ですか.....?」

 私....「そうですよ...」 

 お母様...「でも、平屋って高いんですよね...?」

 私...「まあ、2階建に比べると割高ですね^^」

 一同....「........」

 (注:言われていない事をするのが大好きな私は、このように人を驚かせるのが癖になっております^^←お客様からしたら良い迷惑だと思いますが...)

 そんな中、打ち合わせが進み、今回なぜ平屋にしたかの、プランコンセプトにのめりこんでいくご家族の姿がありました。
そして、息子様の奥様が...思わず「住みたい....」と一言^^この言葉で皆さんの決心が固まったのが分りました。。

 平屋の魅力って凄いですね^^

 次回からは、もりぞうの得意分野の一つ、”平屋の魅力”について、今回の実例を踏まえて書かさせていただきます。

 あっ言い忘れました^^無事もりぞうで建てる事になりましたよ。北杜市がもりぞうタウン化しつつあります。

 寒冷地でのもりぞうの強さ圧巻です^^

 ではっ。。
 

 

 

 

 

【第119回】北側道路をもっと楽しみましょう^^

2013年03月24日 | 住宅
 先日は恒例のフットサル^^ひとまわり下の若者達のスピードにはついていけません。
目で追っている自分が悔しくて、走りこみをしようかなと本気で思っている今日この頃です^^

 さて、本日のお題ですが、お土地を探される中で皆様、南東の角地を見つけてくださいと良く言われます。
土地の条件としては最高と言われますが、本当にそうでしょうか?

 今回は視点を変え、オーナー様の声からひろう、南東の角地のデメリット”ベスト5”を紹介しましょう。

 1.土地の固定資産税が割高
 2.人の視線が気になる(南面道路からリビングを覗かれている感じがする)
 3.駐車スペースが南東の角になる為、その繋がりで南東の角が玄関になる。(間取りとして一番良い所が玄関となってしまう。)
 4.菜園を南に作ったはいいが、中々、手が行きとどかなく荒れ地となっている、そしてそれが目立つ。
 5.カーポートを作ったはいいが、冬の日差しが遮られる。(圧迫感がある)

 如何でしょうか?これって土地を探す時にイメージ出来ますか?
 ちょっと難しですよね^^

 そう、ここなんです。ライフイメージシミュレーション能力が発揮されるのは、土地だけを見ているとここには気が付きません。
ビックリするくらい気がつかないのです。ですから皆さん、南道路教の教祖さんみたいに「南道路」「南道路」と唱えるのです^^

 では、対照的に皆様が忌み嫌う、北側道路に面している土地にお住まいの方の声をご紹介しましょう!

 1.玄関が北側になるので、日当りの良い南側が、お部屋の空間として全部使える。
 2.視線が気になるのが、前のお宅だけ、また実は前のお宅の北側の窓は小さく、曇りガラスが多い、よって  南側が完全なプライベート空間になる。
 3.土地の固定資産税が割安。
 4.カーポートなどを作った際にも日を遮らない、そして圧迫感を感じない。
 5.庭で子供を自由に遊ばせてあげられる。(交通事故などの心配がない)

 如何でしょうか?北側道路に面している土地のイメージちょっとは変わりませんか?これも先程と同じく、土地だけを見ていると皆様、”北側道路に面している土地”という事だけで、スルーしてしまいます。

 ですから、諄いようですが”ライフイメージシミュレーション”なのです。5年間迷われていた方は一生懸命、土地を見ておりました^^そこで上記の部分を気付いていただいたのです。そうしたら、今までイマイチと思っていた土地がだんだん良く見えはじめました。

 そこからが速かったのです。 僅か2週間。これには私も驚きで逆に「本当に良いのですか?」と念を押してしまいました^^

 今は大変喜んでおり、あの時決断しておいてよかったよと言っておられます^^

 皆様も宜しければ、このライフシミュレーションを発揮されて下さい。視点が180度変わる事間違いなしです。
 

 
 

 

【第118回】土地の探し方^^

2013年03月23日 | 住宅
 突然ですが・・・
 
 お土地をお探しの皆様、皆様でしたら、土地の条件はどのような優先順位で
お探しになりますか?

 よくある条件として

 1.日当りが良い土地
 2.土地の形が良い土地
 3.お値段が相場より安価な土地
 4.ご実家・勤務地より近い土地
 5.ご近所さんとの関係が煩わしくない地域
 6.地盤が強い地域
 7.学校が近くにある土地
 8.買い物が便利な地域
 
 などなど、このような条件がごく一般的ではないでしょうか?

もう、お気づきですか....? 土地を探すときに、ほとんどの方が
土地(地域)だけにフォーカスしてしまいます。 

 土地を買うのだから当たり前じゃない?という声が聞こえて来そうですが....

 しかし、我々は土地に住むのでは無くて、建物に住むのです。ここで家族の絆を育むのです。この基本を
土地探しになると、なぜか忘れてしまうのです。

 ここに気付いていただくと土地選びはグンと楽しくなり、楽しくなるとなぜかすぐに見つかります^^
本当に不思議です。

 土地を5年間探されていた方もここに気が付いていただきました^^

 続きは次回^^

【第117回】良い土地の選び方。

2013年03月22日 | 住宅
 先日は土地案内とその後ご契約前のお打ち合わせを致しました。
南道路・北道路に面している土地を合計3件程廻り、そこにおうちを建てたときのイメージ
と生活スタイルをイメージして頂きながらのご案内となりました。

 「えっ土地もまだきまっていないのに、建物を決めてしまうの?」と思われました?
これには理由がおおきく2つあります。

 まず、どのようなライフスタイルを持ち家づくりをするか、これがある程度はっきりしている方であれば
充分このような進め方もありだと思います。どういう事かと言いますと、家づくりの四大要素である
”外観”・”温熱環境”・”設備”・”間取り” これらについて、ある程度のコンセプトが出来あがっている方。
このコンセプトがありますと、土地の地形、接道位置など本来家づくりで必要とされる具体的な要素に欠けていても
計画出来てしまうのです^^

 つまり、どのエリアで土地購入をされるか、そこにおいて、どのようなライフスタイルを描くかにポイント
を置き、ライフシミュレーションを深堀していく事により、間取り・資金計画がしっかりと組めるのです。

 今回は、奥様のご実家とご主人の勤務先がキーワードになっており、広範囲に土地を探されております。
ですから、各エリアでの価格帯と現状を現場を見ながら、その場でプランのゾーニングと生活イメージ
のシミュレーションをしていきました。

 接道が南にとれる場合と北にとれる場合、各々のメリットとデメリットを確認しながら行います。そうすると
段々見えてくるのです。家の形が.....本当に不思議です。。ただそこには、先程も言った通り、お客様がコンセプトをある程度
お持ちになっている必要があります^^

 そして、もうひとつの理由は、何と言っても消費税です。土地には消費税が掛かりません、ただ建物は?
そうです。今年の9月30日までに会社選定を行わないと消費税が段階的に上がり、最終的には10%という大台が待っております。これを指を
加えて待っているわけにはいきません。先程の話でライフシミュレーションが出来て、自分たちのコンセプト
にあった会社であれば、この時期ご判断戴くというのも選択肢の一つかなと感じております。
 建物コンセプトを決めてから、じっくり土地を吟味するという方法も今お土地をお探しの方は考えても良いかもしれません。

 次回からはお土地で悩んで着る方必見、本当の土地の選び方を書いていきますね^^
これは5年間土地を探しあぐねていた方が、出会ってから2週間で決めてしまった実例です。

 ご参考になれば幸いです。^^

【第116回】続...ライフプラン

2013年03月21日 | 住宅

 将来の家計を踏まえた設計が不可欠
今は低金利のメリットを享受しておいて、金利が上昇したら長期固定に借り換えよう、
と考えている人もいるでしょう。ところが、これには少し無理があります。

 変動金利型や短期の固定金利型は、日銀の政策金利をもとにした「短期プライムレート
(優良企業に貸し出す最優遇金利)」によって金利水準が決められます。
したがって、日銀が低金利政策を継続するとなれば、短期プライムレートの上昇は抑えられ、
当面は住宅ローン金利も上らないであろうと予測できるでしょう。ただここにきての日銀総裁
発言、そうそう楽観視もしてられません。

 一方で長期固定金利型は、10年国債、すなわち長期金利が目安になり適用金利が決められます。
ただし長期金利は、短期金利のように誰かが決定しているわけではなく、様々な要因を織り込んで、
金融市場において決まるもの。さらに長期金利は金利上昇局面では、短期金利に先行して上昇する
傾向があります。

 そのため、現在の変動金利型のローンを、金利が上昇してきたら長期固定型に借り換えるというのには、
やや無理があります。その時には既に、長期金利は上昇していることが考えられるからです。

 変動金利型を利用する場合には、これから先の金利動向の予測が必要ですし、金利が上昇すれば、
返済額増加への対応も必要になると、肝に銘じる必要があります。

 ですから、返済額が増えても充分返済が可能な収入、あるいは貯蓄があるなど、金利上昇の家計への
影響が限定的と考えられる場合はともかく、お子さんが生まれたばかりなど、これから支出が
増えていくことが分かっている世帯、将来は共働きでなくなる可能性がある世帯など、
家計収入を増やすことが難しい、あるいは支出が増えることが見えている世帯の場合は要注意です。

 ローンアドバイザーが本気で変動金利をすすめてきたなら、その後のフォローをきちっとしてくれる
担当者かどうか見極める必要もあります。安易に月々の返済が楽になるからという理由・建築会社の
提携ローン先の都合で変動金利(ここでは3年・5年・10年ものは変動と見なします。)しか扱うメリット
がないという理由だけで大事な決断をしてはいけません。

 ご注意ください。。

【第115回】ライフプラン

2013年03月20日 | 住宅
 日頃よりお付き合い戴きありがとうございます。
本日は久しぶりにお金の話題です。最近住宅ローン相談などを受ける機会が多いのですが
住宅ローンアドバイザーの立場で危惧するのは変動金利の住宅ローンを選ぶ人が多い事です。
先行きの不透明感の強い時代なので、よく検討しないままに変動金利型を選ぶことはリスク
を伴います。

 変動金利の問題点は、総返済額が確定しない事です。金利が上がると利息の支払いが増え
、最悪の事態では未払い利息が発生して、元金を減らすどころではなくなってしまう危険性
があります。

 住宅は、何千万円もする高い買い物ですので、住宅購入が人生の中でどういう位置づけなのかを
購入の前にきちんと考えておきたいところです。『フラット35』をはじめとした固定金利型のローン
を活用すると、契約時点で返済総額や毎月返済額が確定する為、ライフプランに基づいた安定感の
ある住宅購入プランにできます。

 特に貯蓄にゆとりが無いご家庭では、不安定要素の少ない返済計画にすることが功を奏します。
続きは次回^^

【第114回】エンロールメント

2013年03月19日 | 日記
先日会社のメンバーで飲みました。
言うだけ言わしてくれる仲間なので...そして酔いの勢いも手伝い...普段出来ないような
話が出来ました^^
 いや~ワインはきますね^^久しぶりにベロンベロンになりました。

 皆さんは会社のメンバーで飲むときはどんな話になりますか?気心が知れている
仲間であれば、いろいろな脱線話も多いことでしょう。

 勿論、そのような話も大切です。ただ、これは個人的な思いですが、家族以上に長い時間を共有
している仕事仲間と飲む時は、やはり、仕事の話で盛り上がる事が重要だと感じます^^

 先日本当に勉強になる空間を持てた事にとても感謝しております。

 自分の欠点を曝け出し、本当の意味で物事の考え方を吸収しようとする姿勢にもっとも
必要なのは自分の鎧を脱いで、まず相手の考えを純粋な気持ちで羽織ってみる事。中々出来ない
この所作が、お酒が入っているととてもスムーズに運ぶのです。(勿論仲間にもよります^^)

 まず、その場をどのような空気にするかというのは、皆の意識で大きく変わります。今日は
この話で盛り上げようとか、今日、この人にこの内容の話をしてあげたいなど、テーマを決め
この場を良くするんだという強い気持ちがあると、人は必ず聴いてくれます^^

 つまり、ここで言いたいのは自分がどれだけ周りをエンロールできるか、
プラスの波動で沈んでいた仲間を数時間後にはルンルンの気持ちにさせてあげられるかが重要だという事です。
 この思考を常に持ち合わせ飲みの席には望みたいと思わせていただいた会でした。

 勉強させていただきました^^

【第113回】”職掌”

2013年03月17日 | もりぞう
 本日は午前中、ご契約と今後の打ち合わせ、午後より建築中のお客様の内装の打ち合わせ
でした。日頃より大変お客様に恵まれており、楽しい打ち合わせが出来ている事を心より感謝
しております。

 明日は見積もり勉強会です^^本社よりスタッフが来られての勉強会となります。
我が社では、お客様にご提示するお見積もりは、基本、営業スタッフが全て作ります。これには訳が
あります。まず一つは積算のスタッフを専門に持つことによる人件費の負担を減らす事。
 そして、もう一つは見積もりを営業スタッフがすると、部材のおさまりや単価を覚える事が出来、
お客様の前で自信を持って即答出来るのです。

 一見非合理に見えるこのシステムは、実に合理的に働いております。

 一般的な会社では営業スタッフは売っておしまい....という印象が付きがちですが、我が社では出会いから
設計打ち合わせ、お見積り作成、プレゼン作成、着工後の各イベントの仕切り、そしてアフターフォローの窓口
と常にお客様の近くで、お客様と関わっていきます。

 お客様の立場からすると、窓口が変わらないので非常に安心して物事を任せられ、色々な事で相談
しやすいという点があげられます。この窓口の一元化を行っているところは住宅業界でも稀だと感じております。

 このような仕組みの会社ですから、我が社の営業スタッフは面倒見の良い人間が揃いも揃ったなと感じており、
営業スタッフに話を通さず、物事が決まるという事はほぼ無いのです。(優秀な建築家・コーディネーター・工事監督
がバックにおり、援護してくれるのでこのようなシステムが可能になるということは言うまでもありません。)

 ”営業スタッフの責任の負い方”この観点で各会社を見比べていただくのも良いかもしれません。

 ご参考までに^^

【第112回】”感動の坩堝”

2013年03月16日 | 日記
 本日は暖かいですね^^そして、花粉の舞い方が半端ないです。
くしゃみが止まりません。。

 さて、小冊子の原稿があがってまいりました。本社の優秀なプレス担当の方から
何か文章を加えることありますかの問いに、一言、二言追加の依頼をお願いしました。

 一通り目を通させていただき、各々の持ち場で頑張っておられるスタッフの言葉だけあって
(私は別ですよ^^)重くそして固くないといいましょうか、非常に読みやすいものになっていると
感じました。

 4月の上旬辺りには仕上がってくるかなと思いますので皆様是非楽しみにしていてください。

 さて、本日はスポ少バレーボール6年生を送る会です^^この送る会、当の本人達は勿論、
父兄が一番楽しみにしているのでは無いかと思う位、毎年、監督が作成する6年生を中心とする
1年間を取りまとめたDVDを観て号泣するのです。

 ”人は感動したい動物”だとこの時ばかりは純粋に思えます。

 この仕事をしていてお客様と感動を共有する機会に恵まれます。特に注文住宅は設計から工事段階
引き渡しまでに色々なドラマがあり、そしてこのドラマは本当に病みつきになります。

 純粋に人のために何か役に立ちたいと思える在り方が、人を感動という坩堝へいざなうのかなと、
バレーボールの監督、そして、我が社スタッフ・職人を見ているとそう思います。

 長い箸を持ったとき、自分の口元へ運ぶのではなく、相手の口元へ運んであげるこんな組織・団体
いいですよね^^勉強になります。。

【第111回】設計スタッフ

2013年03月15日 | もりぞう
 先日の打ち合わせでの事、お土地をお探しのお客様、土地情報を幾つかピックアップし商談させていただいた。
土地の方はそれ程気にいる感は無かったのですが、建物デザイン・コンセプトを非常に気に入って戴き、好評を博しました。

 もりぞうの設計の造りこみは他社と一線を画します。一般的には、お客様の要望を聴き、規格プランを中心に
お客様にお持ちするというものがほとんどです。

 これは色々な都合が絡んできているのですが、一番は合理化によるコスト削減です。決まった材料や決まった外観
パターンを造る事により工場での稼働コストを大幅に減らすのです。完全に自分達側を見ての”販売”ですね。

 ところが、これとは違う方法をとる中堅ビルダー・工務店があります。
それは一品生産のキメ細やかさを意識に加えながら外観・内観を造るというものです。もりぞうはこちらの、”マーケティング的
発想”での家づくりに長けております。

 完全な注文住宅で、コンセプト【第88回参照】に沿う提案を心がけております。
お客様の顕在的ニーズと潜在的ニーズを我が社スタッフが読み取り、もりぞうの”らしさ”と”エッセンス”を散りばめながら
お客様の要望に練りこんでいくイメージです^^ なんとなく、分りますか...(笑)

 我が社の設計スタッフは、この自由なもりぞうスタイルの中で、
ズバ抜けたセンスを発揮しております。この業界の中でもトップクラスだと私は思っております。

 一度ご提案を受けてみて、一緒にわくわくしませんか? 楽しいですよ^^
 

 

【第110回】営業職に不安を持たれている若者へ...

2013年03月14日 | 日記
 昨日は水曜日恒例のスポ小バレーボールにお邪魔させていただきました。
サーブの打ちすぎで肩が張っています。驚きは子供たちが大人の強いサーブを
軽々カット出来るようになっていた事。成長は早いですね^^勉強させられます。。

 さて、この時期になると色々なところからの仕事のお誘いがあります。住宅会社・保険会社
を中心に数社。勿論、丁重にお断りをさせていただいておるのですが中には熱心に営業掛けてくる方も。。。

 このような事から分るように、営業職は”引く手数多”と言う事です。

 友人と会うと良くこのような話になります。「良く営業やっているね!」「大変でしょ!ノルマとか」
手に職をつけて技術職とか考えなかったの?
 就職活動中の方などからは、住宅営業マンになった場合、”将来の不安や保険が無い、又は売れなければクビになる”
などの誤解をされていらっしゃる方がおります。これは当時私が抱いていた不安と同じなのでよ~く分ります。

 入社当時、内勤の方から、「初鹿君はなぜ営業職に就いたの?営業は保険がないよ」と良く脅かされたものでした^^

ただ、私が思うには全く逆の気持ちなのです。 私の親戚には設計事務所・工務店・基礎屋・クロス屋と家が造れるのではないかと
言うぐらいの業者が揃っております。結婚式などで合うと各々の近況を報告し合うのですが、皆口をそろえて言うのが
「営業が出来ないとこの先、先細りだな」という言葉です。これには納得の一言。

 いくら良い建物を造っても、良い設計をしても、手に職があり業界からの評判が良くても契約をとりつけてこなければ
仕事は無いのです。これが出来なければ会社は潰れるのです。

 昔は待っていても仕事が貰えました。今は自分の出来る事をどんどん発信していかなければ仕事は生まれません。

ですから、今からの時代は営業が必須条件になると私は考えています。

また、世の中で、起業している方は、営業出身者が多いです。
営業という職業は、じつは、どこに行っても通じる、ある意味、技術職なのです。

 手に職があるから...だから、将来の保険がある?そんなことは絶対にありません。
(その技術が業界内でトップレベルのものであれば別ですよ^^我が支店の設計士見たいに^^)

営業が仕事を取ってくるから、技術者の仕事を創りだせるのです。

営業職に不安を持つ必要なんてありません。

 むしろ、考えなければいけないことは、営業という技術とあり方を身につけることなのです。
これさえ身につけてしまえば、あとは何とでもなります。

仕事を取ってくる方法を知っているのですから^^
そんなに、営業職に不安を持たずに、がんばってみてくださいね。
将来の役に、絶対立ちますから^^