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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第3710回】エラー&ラーン

2025年01月05日 | 住宅
先進国の中で、

ここまで高齢化が一気に

進んでいるのは日本だけです。

少子化および人口減

未婚率の上昇、高齢化

こんな社会、誰も経験した

ことが無いのです。


過去の日本の住宅業界は、

人口増と供給数不足という

ボーナスステージの中、

商売をさせていただくことが

できてきました。

総合展示場に出店すれば、

お客様は来場して下さり、

広告を打てば、来場数がUPする。

性能面でもデザイン面でも

イケてない建売住宅ですら、

建てれば売れるという凄く

恵まれた時代でした。


ところが、業界に吹いていた

追い風は完全に止まり、コロナ

以降、建築コストが高くなる等

厳しい外部環境の中で商売を

しなくてはならなくなりました。

誰も経験したことが無い、

厳しい時代に年々減少している

お客様から選んでいただくために、

住宅会社としてどういう取り組み

をしていかなくてはならないか?

正解が無い中、自分なりの回答を出して

それに沿って行動していくしか

ないのですね。


過去、住宅業界としての

成功したやり方が、この先は通用しない。


トライ&エラーではなく、

エラー&ラーンの時代と

言われていますが、

とにかく何が正解か分からない時代、

自分の頭で考え、まずやってみて、

その中からいろんなことを学び、

改善しながら正解を探す。

こういうスピード感を持って

仕事に取り組む会社や

ビジネスパーソンしか、

必要とされない時代になっていく

のだと思います^^;


誰かの真似をしていれば、

それなりにうまくいく時代が終わり

本当の実力ある会社・人しか

やっていけなくなります。

ここを乗り越えられるような

ホンモノの力をつけていきたい

ものですね!


【祝3700回】V2Hの助成金

2024年12月18日 | 住宅
近年のEVやPHEVに搭載される

バッテリーは、数百kmもの長距離走行

に対応できるほど大容量になっています。

しかし、それだけの大容量バッテリーが

走行していない時間帯には、いわば

「置物」になってしまっているという、

もったいない事実があります。 


この「もったいない」を有効活用する

のがV2Hです。V2Hを導入すれば、

一般的な家庭用定置型蓄電池に比べ

数倍~十数倍もの容量があるEVや

PHEVの大容量バッテリーを家庭用電源

としても使えるようになるのです。

また、V2Hを導入することでEVや

PHEVの充電をより短時間で行える

ようにもなります。

因みにこのV2Hにも東京ゼロエミ住宅

対応しておりますよ~


▽東京ゼロエミ住宅助成金
・V2H:機器費等の1/2を助成(上限額50万円)
 ※電気自動車等を所有し、
太陽光発電設備を設置している場合は10/10を助成
 (上限額100万円)

【第3698回】床春始まっております!

2024年12月16日 | 住宅
皆様の家の足元は寒くないですか?

時にはスケートリンクのような冷たさの

家がありますが、家の中での事故に



では、どうすれば良いか、

こちら解決策があります!

床下を室内とするだけ、それだけです!


上記の工事をするだけでも、室内への

床下からの冷気の流入は止められるので

体感温度がかなり違います。


加え、



床下を積極的に暖めてあげるのです^^

床面が冷たくないという事

は冬場の室内から受ける体感温度が

全く違います!


搭載された方々からは、

「風邪をひかなくなった」

「ドアの開閉による温熱ストレス

がなくなったので子供を叱らなくなった」

「年末年始の家族間での会話が増えた」

という有難いコメントを頂いております。


最近では築年数を重ねた建物でも上記の

工法チャレンジをしております。


今度は皆さまが快適住宅に住まう番です。

我慢は誰も得しませんよ~


【第3696回】富士川建材ラスモルⅡ

2024年12月14日 | 住宅
町田街角モデルハウスでも



実はこの企業が産声を上げたのは

私の地元であります!


モルタル外壁の下地材として長らく

活躍しておりますが、下地材として

とても安定している事から大手住宅メーカー

を中心としてとてもお引き合いが

ある材料です。

良材が地元から生まれているという事、

とても誇らしい事です^^

【第3695回】フラット50

2024年12月13日 | 住宅

フラット50はフラット35と同様に、

住宅金融支援機構が民間の金融機関

と提携して提供している

全期間固定金利型の住宅ローンです。

一般的な住宅ローンの返済期間は

最長でも35年ですが、「フラット50」

は最長で50年返済まで可能である

点が最大の特徴です。

ただし、融資の対象は、長期優良住宅に

認定された住宅に限られます。

長期優良住宅とは「長期優良住宅の

普及の促進に関する法律」に基づき、

耐震性や省エネルギー性など一定の

基準を満たした住宅のこと。

この法律が施行された背景には、

住宅を長く使うことで、立て替えの費用

や廃棄物の発生を抑え、住む人の費用や環境

への負担を減らす目的も含まれています。

建設費が高めになる長期優良住宅の購

入や建築を後押しするために誕生したのが

フラット50です。


建築コストが高くなっている昨今、

検討される方も出てきております、



【第3693回】ヒートショックへの備え

2024年12月11日 | 住宅
我々世代にとって中山美穂さんは

間違いなくトップアイドルでした。

そんな、中山美穂さんがご自宅の浴室

で亡くなられていたという悲しいお知らせ

がありました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。


ここ最近、夕方から夜21時頃の時間、

耳をすませば、救急車のサイレンが

1日に何度も鳴っております。


なぜ、この時期に浴室内事故が

東京で多発するのか?


それは体がまだ寒さに慣れていない

ことに加え、リビングと脱衣室・浴室内

の温度差が大きいのです。


これは、浴室(ユニットバス)と脱衣室の

取り合い部分の断熱と気密に関して、

正しい知識があり、正しい施工ができる

住宅会社や設備屋さんが少ないことで

どうしても冬場の脱衣室や浴室内が

寒くなってしまう、

というケースが多いと思います。


基礎断熱工法を採用している場合であれば、

この問題は起こりづらいのですが、

床断熱工法を採用している住宅の場合、

どうしても浴室周辺には給水管・給湯管

排水管が走るのですが、

これらが断熱・気密ラインを貫通する


設備職人さんがしっかりとやらないと、

冬の冷気の影響を浴室内や脱衣室内が

受けてしまうのです。


だから本当に住宅会社側の断熱・

気密に対する知識の深さ、

それから設備職人さんの施工力と知識の深さ、

更には住宅会社側のチェック体制が

重要となってきます。


弊社が昔から基礎断熱を推奨しているのは、

浴室内の寒さを防げることも理由の一つです。


まだまだ日本の住宅のレベルは低く、

断熱や気密の知識が不十分の

住宅会社も多いのです。


お客様が毎日楽しく、快適に過ごしていくには、

「デザイン」も「素材感による香り」も、

そして「性能面を担保する施工知識」

も大切なのです。


【第3692回】正しいUA値向上の仕方

2024年12月09日 | 住宅
最近、賃貸住宅の家でも性能が

高い家が出てきているのを

ご存じですか?


2050年カーボンニュートラル実現に

向け、戸建てに限らず、CO²削減に

寄与する建物をつくり始めております。


性能が良い建物が当たり前という時代

になりつつありますっ


一方で、窓の設置を少なくしUA値を

高めるメーカーも出てきております、

本来の日射取得よりもUA値優先で

建物づくりをする事による弊害は

なんといっても室内が暗くなることです。


室内は明るく、それでいて性能が高い

建物がなんといっても良いでしょうね、、

【第3691回】築38年の家の床下リフォーム

2024年12月08日 | 住宅
町田市にて築38年の家、床下廻りを

強化するプロジェクトが組まれましたっ


換気口を塞ぎ、




基礎立ち上がり内部

に断熱材を施工し、冬の冷気を床下に

入れ込まない工夫を施した後で、

温熱を与えるというプランですっ


昔ながらの、換気口の家を床下強化

する事が出来れば、築年数を重ねて

いる冬の寒さに耐え忍んでいる多くの方に

とってある程度の満足を頂けると

確信しております。

(湿気対策も同時に行います!)


都内では中野区や新宿区などで築年数

を重ねており、全面道路幅員が確保

できていない為、再建築不可の建物を

沢山見てきました、そのような家では

多くの高齢者が温熱ストレスに

大変悩まされております。


今回の案件の快適性実現で

そのようなエリアに

光明が差し込めば幸いに思います。


実は私共、標高1000m付近

の寒冷地において床下断熱

のノウハウを20年程積んでおります、

その技法を首都圏でも

少しづつ解放して参ります^^


【第3689回】栄える為の御作法

2024年12月06日 | 住宅
犬神様を下ろし

先日は地鎮祭、


因みに地鎮祭の「鍬入れ」は、

土地に初めて手を加える

様子を神様に示し、

建築の許可を得るという

意味があります。

また、これから行われる

工事の安全とご家族の安全、

家が栄えるようにという

願いを込めて行われます。

 「鍬入れ」の作法は

次のとおりです。

設計者代表が鎌で盛砂

に草を刈る(斎鎌)






事業主(施主)代表が鍬で

土を掘る(斎鍬)






施工者代表が鋤で土をすくう(斎鋤)






 各所作は「エイ、エイ、エイ」

という掛け声とともに3度行います。


この「エイ」という声には「栄」

という漢字からきているので、

家が栄えますようにという

願いも込められています。


今回も

『エイ、エイ、エイ』という

皆様の声がこだましましたよ、


来週から基礎着工が始まります!


【第3688回】3省連携による助成金

2024年12月05日 | 住宅
昨日に引き続き、助成金と言えば、


国土交通省及び環境省による

「住宅の新築・購入」を支援する

補助制度と、経済産業省による

「蓄電池の設置」を支援する

補助制度について、

3省の連携により、各事業を組み合わせて

利用すること(併用)を可能とする予定です!


太陽光を含め、蓄電池の需要も一気に

進みそうですね、