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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第2967回】今後活躍する販売スタッフとは・・・

2022年11月07日 | 経営を考えるものとして

世界的なインフレの流れが止まりません。

 

そして今、中国やヨーロッパの市場から

お金が引き上げられていることもあり、

この先、割安感のある日本に資金が流入

する可能性も考えられます、、

 

そうすると、日本の不動産価格も

更に上昇するかもしれません。

 

建築資材価格が上昇し、

更には地方都市の地価も上昇

しているところが増えてきました。

 

今から10年前は、

世帯年収500万円台で注文住宅を

建てられた地方エリアが、

建築資材価格上昇+地価の上昇の結果、

今では世帯年収800万円以上なければ、

注文住宅を建築できなくなっていたりします。

 

お客様の層が確実に上がっているのです。

 

この流れはしばらく続きそうです。

 

そこで、今後販売スタッフとして

必要とされるためには、どのような

要素が求められるのでしょうか、、

 

続きは次回。


【第2947回】分かりやすいが命

2022年10月18日 | 経営を考えるものとして

親しくさせて頂いている建築家の

先生がいらっしゃいます。

 

建築家と聞くとなんだかお高く

まとまってイメージを描く方が

多くいらっしゃるかと思いますが...

 

ローコスト住宅・規格住宅・注文住宅のことなら

中山秀樹建築デザイン事務所へ | DESIGN-FEE |

中山秀樹建築デザイン事務所 (nhaads.com)

 

こちらの先生の場合👆

ご覧いただくように、明朗会計に

した所、お引き合いが2.5倍に増えたそう。

 

アマゾンや楽天をイメージして

HPリニューアルしたそうですが、

時代は確実に分かりやすい方

の見方をしてくれそうです、、


【第2863回】勝ち筋が見える企業の在り方

2022年07月25日 | 経営を考えるものとして

今後、色々な業態で生き残っていく企業

文化は世間の動静とリンクしているものと

なります。

 

ここ1年程でSDGSに対して

の人々の受け止め方がガラリと変わり

この状況に適応できていない方々の活動

範囲が大きく狭められております。

 

資源国では無い日本のSDGSの動きは異常な

程早く、そしてガラパゴス化しいきそうな

予感さえ御座います。

 

加え、今後はSDGSを意識したZ世代が

経済を担っていくことを考えると、会社組織を

無理なくそして大きく変革していくことが必須

となります。

 

良い時代に入って参りましたね^^


【第2840回】コツコツと...

2022年07月02日 | 経営を考えるものとして

賃金の上昇スピードより物価上昇の

スピードの方が圧倒的に早く、消費者

の消費マインドが今後加速度的に落ちて

いくと予想しております。

 

今はコロナ渦に受けたうっぷんを晴らす

リベンジ消費(特に観光や旅行)

に消費が流れておりますのでにわか景気

を感じている方も多いかと思いますが、

今年の秋以降は物価は上がり続ける中で

どこまで消費の停滞が起こるか想像が

つきません、、

 

着工時から完成時まで半年から1年

タイムラグがある住宅業界では、その

半年~1年の間でどのくらい物価上昇があるか

誰も分かりません、

 

つまり、原価が上昇するインフレ化の中では

利益が出ずらい環境を知りながらリスクを

負うしか方法がないのが実情です、、

 

よって、今期、来期あたりまで住宅業界では

超氷河期が予想されます。今まで建築して

いただいたお客様を守るために必死に

経営している業界となります。

 

会社の大小を問わず堅実経営を出来ている

会社が残る、サバイバル時代へと突入して

いきます。

 

堅実経営により融資を受けられる会社か

業態転換できる力を持つか、何れにしても

スタッフとお客様を守る為にコツコツと

まじめに良い家づくりをしていきましょう、、

 


【第2832回】素早く判断し行動する事が優秀な社員の採用に繋がる

2022年06月24日 | 経営を考えるものとして

今までに経験したことの無い

完了検査、、

 

不燃化特区の完了検査は

半日コースですね。

 

さて、東京から地方へ移住を

希望される方がここのところ

多いようです。

 

希望移住先第一位は静岡県

次いで山梨県^^・長野県と

首都圏からアクセスしやすい場所

で且つ自然豊かなエリアが人気です。

 

最近NTTではリモートを基本勤務体系

としました。つまり会社に出社しよう

とする方は出張届を出さなければ行けない

とうい状況です^^;

 

リモート出社の方が会社的に利益が出ると

思っての大英断ですが、この決断を

マンモス企業が行ったという事に驚きが

あります。

 

今後、このような動きは会社の大小問わず

ジワジワと出て参りますがこのような判断

を瞬時に出来るかどうかは優秀な社員を

採用する事とイコールになって

来そうです。

 

このようなカオスな世の中

どんどん判断し方向性を決めていきたい

ものです、、

 

 


【第2823回】日々勉強

2022年06月14日 | 経営を考えるものとして

さて、本題です。

 

ここに来て、一気にインフレが加速しています。

 

特に建築資材の価格上昇は激しく、

30坪程の家で、2年前より200万以上、

価格が上がってしまいました。

 

その一方で、「性能は大事である」という考えが

市場に浸透したこともあり、

UA値やC値、耐震等級に関して、

こだわるお客様も増え、

それらの基本性能を高くしている

住宅会社も増えてきました。

 

ただ、ここ最近は、性能こそが

非常に重要である、という思考の

方たちのグループが活発的に活動していて、

性能が高い商品を持っておくことが、

これからの時代、勝ち残るために重要、

という考えに支配されている会社

も増えてきているような気がしております。

 

もちろん、住宅性能は非常に大切です。

 

性能の低い家が普及しなくなることは、

大賛成です。

 

しかしながら、住宅会社各社の

ブランド力によって、来場される

お客様の客層はことなります。

 

冴えない写真をSNSに投稿し、

イケてないHPで、

かつ地域の評判も抜群に良くない会社に

アプローチして下さるお客様

は決まっています。

 

その方のご予算で買える価格帯の商品を

用意しておかなければ、契約まで

至らないのです。

 

更に、その住宅会社が商売をして

いるエリアの土地価格は、

地域によって全く異なります。

 

土地がそれなりに高いエリアの場合、

土地+建物の合計金額が

お客様の予算内に収まっていなければ、

これも成就しないことになります。

 

すなわち、自社商圏の土地価格と

自社のブランド力に合わせ、

お客様が買える価格の商品を持っておかなければ、

どれだけ自社の建物性能が高くとも、

契約に至らない経営をやることになるのです。

 

ですから、特に土地の高いエリアの

住宅会社では、商品戦略の再構築を

余儀なくされております。

 

建築資材価格は、残念ながら下がる要因は、

今のところありません。

(この先、需要が激減すれば、

下がるでしょうが・・・)

 

なので、価格高騰した中で、

どうやってお客様が買える商品を

開発していくかが、非常に重要に

なってくるのです。

 

市場の変化を予測し、

その変化に適応できるように

自社を変えていくことが経営です。

 

変化が激しい現代、しっかり

と経営している会社のみ、

変化に適応でき、生き残ることができます。

 

そのために、日々、勉強と実践しかないのです。

 

良い時代になって参りました、、


【第2820回】「何を言うか」より「誰が言うか」

2022年06月10日 | 経営を考えるものとして

人検索の時代。

 

現代は商品で差がつきづらい時代なので、

人で検索する時代になっています。

 

そう、「人検索」の時代です。

 

この本質を理解することができていれば、

 

「我が社の家、こんなにすばらしいですよ!」

 

とか、

 

「今度の見学会の見どころは、

(建物の特徴として)こことここです」

 

という、商品の発信をしているだけでは、

心に刺さらない、ということを

理解できると思います、、

 

ここを理解できていない、住宅会社の大半が、

未だに商品特徴を発信し続けてくれているので、

差をつけられるなら、今だなと感じております。

 

で、この「人検索」の時代ですが、

当然ながら自社のHPやインスタなどでも

このポイントを押さえた発信を行う

必要があります。

 

良い時代になって参りました^^

 

 


【第2742回】健全経営

2022年03月21日 | 経営を考えるものとして

私は好景気をしりません。

景気の良い時に社会人時代を

過ごしていないので、デフレ経済

に慣れ親しんでいる一人です ^^;

 

好景気の時代は物価が上がり

給料もそれなりに上がっていたので

しょうが・・・

 

 

今はどうでしょう。

 

 

物価は上がれど、給料はそれ程上がらず

といった方達が多くを占めているのでは

ないでしょうか。

 

そのような中、コロナショック

から始まったウッドショック、

物流ショック、そしてロシア問題、

ほぼすべての物流が滞っているので

商材価格が上がっております。

 

景気はボチボチなのに、インフレ状態。

 

モノの供給が十分ではない為、価格が常に

変動し、買い手の判断が遅れればどんどん

価格は上がっていきます。

 

建材や木材、設備が上がっているので、

住宅会社のほとんどが、価格を

上げております。

しかし、ブランド力が無く、

上手に売価に転嫁出来ていない

住宅会社や助成金バブルなどで

受注残が多く残っていて粗利が

少ない会社は今後、経営がかなり

落ち込むと予想されます。

 

こんな時、思い出されるのが稲盛経営。

真面目にものをつくり、適正利益を確保し

内部留保に寄与する働き方。


つまり、日頃から自己資本を

積み上げるという経営の基本が

問われております。

 

「いざ」というとき、内部留保

からの補填が出来る会社、

健全経営をしているお陰で

金融機関から、「いざ」という時

お金を借りれる会社はやはり強いです。

 

住宅会社であれば、ご契約済み

のお客様への単価アップのお願い

や職人さんたちへの支払い交渉、

売価アップや積算ルールの変更

などやれることはありますが、

限界があります。


不信感を招きかねない会社が

今後どっと増えていくと強く

感じております。

 

健全経営、当たり前ですが

とても大切ですね!

 


【第2723回】適正規模

2022年03月02日 | 経営を考えるものとして

連日、色々な物の価格が

値上げされるというニュース

を目にします。

 

石油、各種食品、木材、

合板、電気代、住設機器など、

挙げればキリがありません。

 

その要因は、コロナ禍における

物流の停滞なども影響がある

かもしれませんが、単純に円安に

なっているから、とも

考えられるでしょう。

 

今、世界に展開している日本企業は、

世界に生産拠点を持っていて、

円安になったとしても、昔のように

メリットは少なく、逆に輸入品は

円安の影響をモロに受けて、

価格が高騰する訳です。

 

住宅業界では、木材価格が上昇し、

次に合板と言われる、家を建てる上で

欠かせない板の価格が猛烈なスピード

で上昇しています。

 

そして4月以降より、

住設機器なども上がり、

正直、同じ30坪の家を建てるのに、

3年前と比較して200万は

価格がUPします。

 

お客様との契約時の原価と、

工事着工時の原価が相当変動するので、

元から低粗利でやってきた住宅会社は、

経営していく上で必要な粗利益額

が更に減少し、赤字になる企業が

続出するでしょう。

 

その上、価格上昇であったり、

不況の中で、家を建てる絶対数

が減ったりする中、着工棟数を

落とすと、資金が回らなくなり、

倒産してしまう会社が増えると

想像します。

 

会社としての適正規模を考え数を追わない
 
という姿勢が今後はとても大切に

なる時代です。

 
正しい道を見極めて行きましょう!

【第2718回】持続可能な経営

2022年02月25日 | 経営を考えるものとして

前回の続きとなります。

 

そもそも、もりぞうでは

住宅会社としての概念を

大きく変えた数10年前から住宅会社✖SDGS

や住宅会社✖カーボンニュートラル

といった考え方を行っており、

 

「社会の動静に敏感な方」、「エコな方」、

「識別眼の高い方」を中心にご用命頂き、

このカテゴリーではまだまだ競合になる

ような住宅会社は少ないと自負しております。

 

時代と誠実に向き合い、「持続可能な社会」に

取り組んでいることによる先行者優位の

恩恵を最近ではひしひしと感じております。

 

このような「持続可能な経営」を芯に据え事業

を行える会社が益々増えていくことを期待します。

 

 

 

 

 


【第2673回】道しるべ

2021年10月01日 | 経営を考えるものとして

運営している企業をどのような

組織とするか・・・

 

経営者にとってもとてもやりがい

のあるミッションだと思います。

 

社員は会社の方向性に常にアンテナ

を張っております。つまり社長の

一挙手一投足を見・聞き・感じている

のです。

 

ブランドコミュニティは会社に脈々

と引き継がれている目に見えない世界観。

 

その世界観を上手にキャッチし自分なりに

アレンジし社員とコミュニティが取れているか?

 

その感触が道しるべとなっていくのだと

感じます。

 

今後の展開が楽しみですね^^

 


【第2620回】魅力的な組織のツクリカタ

2021年08月28日 | 経営を考えるものとして
非合理を展開する事により

輝きを増す組織があります。

どのような組織かといいますと...


①商品が尖っている。

② 人で勝負できる。

③ STP戦略を販売スタッフ

が理解している。


因みに ③のSTP戦略と言うのは

セグメント

•ターゲティング

•ポジショニング  の略です。


要するに自社の顧客を

自ら絞り込み自分達の

あり方と違う価値観の顧客とは

ご縁を頂かないという戦略です。


この発想を具現化するには

あることがとても大切になります。



続きは次回。

【第2618回】ビジネスドメイン

2021年08月26日 | 経営を考えるものとして

コロナ後色々な業種業態が

生き残りをかけて勝負に出て

おります。

 

そして、多くの業態で起こって

いるのが、自社のサービスを

どの顧客層に喜んでもらうか

という事と向き合う姿勢がとても

大切な時代となってきております。

 

以前ペルソナパーケティングという

ものが流行りましたが、もしかすると

それ以上のビジネスドイメインが

必要となりそうです。

 

続きは次回。。


【第2603回】明確な顧客設定を楽しむ

2021年08月11日 | 経営を考えるものとして

前回の続きです。

 

BESSなどのログハウス専門店に始まり、

北欧住宅専門店はスウェーデンハウス

から影響を受けた会社が幾つか

設立されております。

最近では「あめりかや」というアメリカ

西海岸をイメージした工務店

などの専門店などもあり


どの会社もファン獲得を

目指しております。

 

建物性能やデザイン面などはある程度

コモディティ化してきており、

数年前より住宅は自社の

世界感をどのようにSNS等で

『発信』していくかという

戦いになってきております。

 

そこでポイントになるのが、

「どのような顧客」に支持

されたいかという明確な

意図だった訳ですが、

この意図を持たずに経営を

してきた会社や人はかなり

苦戦を強いられております。

 

今、自社を取り巻く環境が

どのようなものかを客観的に

分析し、自社(人)の強みを

どのように差し込むかが明確

になっていないと楽しい仕事は

出来ない時代となっております。

 

自分たちが大切にする顧客

たちと足並みを揃え

まずは、自らが楽しむ仕事力

を身に着ける事が

今後の激動の時代を制する事に

繋がります。

 

楽しんで参りましょう!

 

 


【第2566回】アフターコロナは規格外

2021年07月05日 | 経営を考えるものとして
アフターコロナの世界は

規格外な様相^ ^



三菱地所はエンターテインメント

を軸にしたまちづくりに

乗り出します。TBSホールディングス

と組み、東京・赤坂を再開発予定。

両社で2000億円超を投じ、

劇場やホールを備えた高層ビル

を2028年度に建設。

エンタメ関連のテナントも

誘致予定。同様の再開発を

有楽町や大手町にも広げる予定との事。

新型コロナウイルス収束後を

見据え、にぎわい創出をめざして

各社動きつつあります。


かなり、楽しい未来が待って

いそうです^ ^