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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第2713回】森を創造する

2021年12月02日 | 勝野木材店
さて、前回の続きです!

私たちは日常的に酸素を

取り込み、樹木は二酸化炭素

を取り込み酸素を排出する事

で炭素を蓄えております。






同じ地球上の生物ですが

これ程までに相関関係に

あるもの同士はないのでは

と感じております。







その為に我々が出来ることは

「山に人の手を入れ管理する」

と言う事です。



『森を創造』して参りましょう。








【第2676回】素材と縫製

2021年10月04日 | 勝野木材店
昨日、一昨日は木曽ひのき

体験ツアー^ ^






晴天に恵まれとっても有意義な

時間でした。









20年前からゼロエミッション化

を推し進め、地道な活動を

している老舗林業家故、言葉に

深みがあります。






集成材より精度の高い『無垢材』

木材に詳しい方であれば、考え

られないワードですが、柱を

横に寝かしてその上に100本積ん

でも1ミリ以下の狂いしか発生

しない材料、この価値に興奮する

方が徐々に増加しております。


素材と工法で建物の価値基準は

大きく変わります。


良い家をつくって参りましょう!


【第2597回】ブランド材は廃棄する部位が無い❕

2021年08月05日 | 勝野木材店

木の切り口が成人男性の

手のひらだとちょうど

収まるサイズの木曾ひのき90年もの。

 

 ↑105年生でこのサイズ感です。

どれだけ成長が遅いかが分かります。


丸いものを四角く加工した

際に出来る柱と羽目板

 

 

 

因みに木曽ひのきの樹皮は

抗菌効果があることから

土壌汚染対策として主に

東北地方にて使われております。

 

 

 

 

「ブランド材は廃棄する部位がない」

 

伐採から加工までの間で

無駄なく製品の生産が

可能な仕組みは本当に貴重です。

 

目指すべき林業の形ですね。。


【第2594回】本質をしるツアー

2021年08月02日 | 勝野木材店
昨日、吉祥寺でもりぞうファミリー

が誕生いたしました。


建築地は私の地元、山梨です。


大手ハウスメーカー等色々

検討いただきましたが、本質的

な家づくりに目覚められたとのことです。


このような言葉をいただいたのは

今年に入り3例目ですが、特に東京には

このような方が一定数確実におられます。


そのような方に朗報です。


本質を知る木曽ヒノキ体感ツアー9月・10月

は週末空きがございます。

宜しければお問い合わせ下さい。


お待ちしております。




【第2544回】あるべき姿

2021年06月13日 | 勝野木材店
紫陽花が綺麗に咲く季節

となりました。

皆様如何お過ごしでしょうか。


さて、最近はSGDsの発信を

TVやラジオ、各社HPなど媒体

で行っており、SDGsという言葉

がすでに市民権を得そうな勢いで

あります。


例えば、ヒノキの伐採から

製品加工〜植林まで行い、樹皮までも

酪農農家と協業してホームセンター

に肥料として販売するという

スタイルの林業家がおります。








因みにこの林業家は、このような

持続可能な経営を約20年前から

行っており、今の状況は昔から

考えたらとても想像がつかない

とのことです。






この工場には都内や関東甲信越

北陸方面からの視察が多く


休日の日曜日には社長自らが

持続可能な経営に対しての説明会

をほぼ毎週行うという程、

地球環境保護に徹底的に

向き合っておられます。


このような姿勢で仕事を打ち込んで

おられる社長がパートナーに

なって頂ける為にはどの様な

我々であるべきか?


考えてみる必要がありますね。


【第2485回】国産材への舵取り

2021年04月18日 | 勝野木材店
本日は午前午後と西東京での

お打合せ^^

非常に楽しみであります。


さて、木材不足が顕在化してきて



している関係性があるところは、多少

工夫が必要には成るかと思いますが、

大きく崩れる事はなさそうです。


大手も中小も国産材でまじめに

家づくりをする事への舵取りが

今後求められてきそうですね。

【第2837回】水戦争の時代

2021年04月10日 | 勝野木材店
もしも日本の水源地を外国人に

押さえられたら、海外へ水資源を

持ち出されるという不安は拭いきれない。

豊かな水資源に恵まれる日本だが、

水資源の乏しい国にとっては大金を

払ってでも良質な水源は欲しいものである。


世界では約8.4億人が給水サービスを

利用できず、またトイレ(衛生施設)

を使えない人が約23億人もいるとして、

SDGs(持続可能な開発目標)では

「すべての人々の水と衛生の利用可能性

と持続可能な管理を確保」(ゴール6)

を定めているほど。



 だからこそ、割安な日本の水源地

を含む山林が狙われているのである。


水が当たり前にある日本の現状は

山が狙われているという意識の鈍化

を促す。


日本が山に手を入れ、管理、維持していく

動きはもっと明確にしていく必要

がありそうだ。。


【第2815回】環境負荷への意識

2021年03月17日 | 勝野木材店




土壌汚染の改修に木曾ひのき

が用いられているのは

数年前からお伝えさせて

頂いていますが、ここ最近の

お客様の反応が大きく違い

環境への配慮の意識が

物凄く高くなっております^ ^


ここ数年でこの違いですから

今後の変化は目覚しいものが

あると思います!







楽しみな時代がもうそこまで

きております。