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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第2874回】頑張ります!がダメな訳

2022年08月05日 | 価値観

良く口にしてしまう、この

「頑張ります」

 

この言葉は自分の感情に訴えかける

言葉となり、どうして自分はできないんだ

という背景を生みやすいという。

 

結果が出ない時、頑張るという漠然

とした感情論と向き合うのではなく

「何が結果に繋がらなかったのか」

を箇条書きに思うまま、紙に書くと良い。

 

具体的に考える事が出来る唯一の手法

は、数学の問題を因数分解するように

問題となっている部分の解像度を上げる

事しかないと思っていおります。

 

どんどん因数分解して問題となっている

部分の解像度を上げていきましょう!

 


【第2868回】進化系

2022年07月30日 | 価値観

歌舞伎の舞台も様変わりしており

リアルとバーチャルを織り交ぜ

ながら、リモートでも視聴が可能

になってきております。

 

リモートでは伝わりにくいから...

対面でないと相手の本心が分からないから...

反対に、感染症を防ぐ為に絶対に

リモートではないと...

 

いろいろな価値観がパブリックに存在する

今、様々な価値観に向けピントを合わせる

必要があります。

 

リモートでも相手のニーズにドンピシャ

合わせる人はいますし、対面でも感染症に

気を使いながら最大限のパフォーマンスを

発揮する方はおります。何が正しいという

事ではなく、相手に合わせられることが

正しい時代となっております。

 

歌舞伎の伝統を昇華させる為に、

「超」歌舞伎へのチャレンジをする姿が

逞しく思えた瞬間でした。


【第2861回】価値基準

2022年07月23日 | 価値観




物の価値とは、そのものが

置かれている環境によって

変わる、


上の写真は見えかたによれば

根っこが土に潜れず木自体が

何だか貧弱に見える、


山師から言わせると、水はけが

良い岩盤地帯は根が水を吸い上げる

事が出来ず成長痕である年輪が

数多く刻まれ銘木になるという、


この様な材料だからこそ希少性

が生まれ、知る人ぞ知る素材になる、



木に限らずこの様な素材を後世に

伝えて行きたいものです、










【第2853回】応援される仕事

2022年07月15日 | 価値観
三方良しの精神を持って

仕事に臨むと応援してくれる

方々が多くなります。


ただどれほど高い価値観で仕事をし

社会貢献しても多かれ少なかれ

何処かで他者を泣かせている事

があります。



この現象を理解するとイノベーション

の価値に気が付きます。


イノベーションとは掛け合わせ。

この掛け合わせにより、希少性

のある事業が生まれます。


このような希少性のある事業は

敵が少なく泣かせる人を

極力抑えることができます。


すなわち応援される為には

希少性のあるものを扱うという

事ですね!


今後の重要なテーマです。

【第2845回】経済合理性からの脱却

2022年07月07日 | 価値観

全体のパイを減らすような

購買行動を大手は行いません。

つまり、マスに響くような商品展開

が大きな強みで、中小企業は、

そのような売り方をしてはいけないと

考えている一人です。

 

大手に右習えではなく、大手の手の届かない

場所に自分たちの存在意義を見出す

事がニッチャーの魅力だと感じております。

 

つまり、この多様性の時代に全員に

伝わるようなプロモーションではなく

誰か一人に強く刺さる届け方が重要

という事。

 

楽しい時代となっております。

 


【第2482回】心を整える

2022年07月04日 | 価値観

さて、本題ですが皆様は心を整える

際にどのような工夫をされておりますか?

 

カフェのような雑然とした中で

整える方。

 

森林浴をしながら整えて行かれる方。

 

また、下記のような凛とした空間で

 

(※もりぞう横浜モデル)

 

 

心を整える方。

 

様々だと思いますが、そう考えると

心を整える時って場所が大切ですね、、

 

因みに私は森林浴派です^^

 


【第2827回】生命線のパラダイムシフト

2022年06月19日 | 価値観

最近は企業価値と社会的に求め

られている価値がイコールである

会社の売り上げの伸びが良いです。

 

そしてこの流れは2050年をピーク

に上がりつづけていくと感じます。

 

数年前まではなかった脱炭素へ

向けた動きは資源の少ない国を

中心にムーブメント化されており

この流れは近いうちに資源国をも

飲み込むことになると思います。

 

本気で社会的価値を企業の生命線

に据えている企業はまだまだ少ない

のが現状ですが、このような会社が

徐々に多くなっていくことを考えますと

ワクワクが止まらないですね^^


【第2825回】「愛」と「感謝」

2022年06月16日 | 価値観

梅雨寒の日が続きますね^^;

 

さて、前回の続きです。

 

では、人間力・人間性を高めるために、

どういう取り組みを企業はしていくべきか?

 

これは「採用」と「教育」がとても

重要になると思っております。

採用においては今回はちょっとおいといて。

 

教育に関して言うと、

そもそも根本の部分で、

お客様への「愛」と「感謝」の気持ちを持って

お客様の前に出ることができているか、

ということを確認した方が良いと思います。

 

お客様のことが好き。

お客様のお役に立ちたい。

お客様が自社の商品やサービスを

購入することで、より幸せになって欲しい。

 

こうした、お客様への愛と、

 

わざわざ当店にお越し下さった。

数あるお店の中から、当社を選んで下さった。

お越しいただき、本当にありがたい。

 

こうした、お客様への感謝。

 

これらがベースに無ければ、

どれだけ教育をして知識を

詰め込んだとしても、

全く持ってお客様の心に

届かないでしょう。

 

人で差をつけなくては

ならない時代の大前提として、

「愛」と「感謝」は欠かせない

装備品なのです。

 

皆さんの会社のスタッフさんは、

「愛」と「感謝」の気持ちを秘めて、

お客様の前に出ることができて

いるでしょうか?

 

【第2824回】今の時代何で差がつくか...

2022年06月15日 | 価値観

情報やノウハウが持つ価値は年々下がり

続けております。

それは、ユーチューブに始まるSNSの媒体

を介し瞬時に情報が入る為です。

 

これらの情報が入るお陰で商品やサービス

の質も業界内で差が付きにくくなって

おります。

 

さて、ではどこで差をつける事が

出来るでしょうか。

 

それは「人」です。

 

スタッフの人間力・人間性・おもてなし力

で圧倒的な差をつける。

 

そして、お客様と良質なコミュニティーを

構築し商売をすればするほどお客様から応援され

続ける環境をつくるというのが、今の勝ち

パターンとなります。

 

では、人間力、人間性を上げるためにする事

は何でしょうか、、

 

続きは次回。


【祝2800回】表現者は最大の受信者である

2022年05月20日 | 価値観

初夏に相応しい天候になって

来ましたね。

いかがお過ごしですか、、

 

 

さて、NHKプロフェッショナル

の小栗旬さんの回がとても人気です。

 

 

密着取材されていたディレクター

の奥様のご出産に対しての小栗旬さん

の対応に高評価がついておりました。

 

私が気になったシーンはそこではなく^^;

NHK大河ドラマの鎌倉殿の13人

にて、妻になる新垣結衣さん扮する八重

に『咄嗟に嘘をつくシーン』において演出の

方に、「どのような演技をすれば咄嗟に

嘘をついたように見えますか?」という質問、、

 

演出の方に、聞く背景としては自分自身の

演技には心底自信を持っていないという思いから、、

 

 

なぜか.... それは中学校時代のイジメられていた

という過去が及ぼす、どのようにすれば人から

疎まれず、健全に場を回すことが出来るか

という事ばかり考えている自分が常にいると

いう背景がある。

 

だからこそ、ガッキーが小栗君の拙い「咄嗟の嘘」

の芝居から、嘘を演じなければならない状況

をつくらせたくないという思いからの質問でした。

 

心底プロだなと感じるとともに、本題のお題に

行きつく訳です。

 

本物の表現者や発信者は、アウトプットしている

先から受信を心掛けているもの。

 

 

見習いたいものです。

 


【第2795回】バランス感

2022年05月15日 | 価値観

会社の考えや思想が深く刻まれている

社員が多ければ多いほど、奥行きのある

会社になる。

 

奥行きが生まれた会社の商談は表面的

なそれとは違い、深みをお客様と共有

出来るという付加価値が生まれる。

 

今後残るべき会社はどの業態であれ

上記のような会社であることは疑い様

がない事実だが、その付加価値に胡坐

をかき、新たな風を取り入れないという

愚行は自分たちの進化を阻む。

 

バランスはとても大切な事だが、軸足

をどちらにするかで、発信する体温が

大きく変わる。

 

常に進化をする体温を持った社員こそ

が今後ブレークスルーを果たすのだろう。

 

良きバランスを常に意識して参りましょう!


【第2793回】記憶に残る商品

2022年05月13日 | 価値観

家づくりには沢山の方が携わる。

お引渡し前の打ち合わせを行って

おりますが、各施工業者様

以外にも関わる方々は意外に大勢いる。

 

銀行関係の方

土地家屋士

司法書士

などなど。

 

この方たちは色々なハウスメーカー

やビルダーの家の中を良く知っている。

 

そのような方達がもりぞうの建物に

対して良く言われる言葉が...

 

「檜の香り」

 

とても印象的なのだろう。

 

この香りは海馬を通じて記憶に残る。

この記憶をもっと商品化する為に

我々に出来る事は何だろうか。

 

続きは次回。

 

 

 


【第2778回】誰に愛されるか?

2022年04月27日 | 価値観

マーケティング業界で数年前に有名に

なった、サラダマック事件ご存知でしょうか。

 

コトの背景は、マクドナルドで女性を中心に

アンケート調査を行い、新しいバーガーを

募集したところ、野菜たっぷりのハンバーガー

の希望が多く、御多分に漏れずその声を

商品化してしまった事件です。

 

女性は野菜たっぷりのバーガーを食べたい

というのは本当だと思います。

ただ、マックにきてまで野菜たっぷりは

心の底では望んでいないので、野菜たっぷり

はモスやフレッシュネスに流れていた訳です。

 

そして、サラダマックは数カ月後に

販売中になる位、売れませんでした^^;

 

その証拠に、次に新商品として出した

油ギトギトのテキサスバーガーは激売れ

だったそうです。

 

マックに来たら健康の事はちょっとおいといて

油たっぷりのバーガーを食べたいという

のが女性達のインサイトだったという事。

 

 

さて、昨日の続きです。

1日吊るしておくとシワが取れるお洋服(スーツ)

を望まれるエンドユーザーは誰か?

 

・高品質素材自体を愛でる方

・高級商品を販売される営業マン

・海外ブランドの中でも 高級なセーターや

 高級なシャツを購入される方

・宮内庁界隈の方

 

ニッケはこのようなニッチであるが

海外トップブランドをも虜にする

メッセージ性のある世界で唯一無二

の素材にしっかりついてきてくれる方々

をイメージし『商品』をお店に卸し

続けている訳です。

 

誰に愛されるか?

 

とても大切な事ですね。

 

 

 


【第2776回】微妙な調整を持続的に行う大切さ

2022年04月25日 | 価値観

昨日の続きとなります。

 

マーケットインではなく、

中小零細企業の本質はプロダクトアウト

である。つまり、我々の顧客を創造し

生活スタイルから口癖に至るまでイメージ

した顧客像がどのような背景があると

購入したくなるか、または支払いたい水準

を上げるか?を徹底して深掘ると見えて

来るものが必ずあります。

 

誰に焦点を中てるかではなく、イメージ

する顧客像にしっかりと興味関心を抱いて

頂けるように設計し、取りこぼしが無い様

常に洞察をする癖をつける。

 

ボリュームの摘みを微妙に調整するように

日々の言動を変えてみる、このような地道

な姿勢こそが、自分たちの顧客との接点を

創ってくれるものであると確信しております。


【第2774回】自社のメインターゲットのど真ん中の方との接点を見出す

2022年04月23日 | 価値観

「顧客の創造」

自分たちの顧客は誰か?

を真剣に考え、その方から

学ぶという姿勢が必要な時代。

 

例えば、色々なお客様がいる中で

ただ単に家を建ててくれそうだから

という理由だけでお近づきになり

提案を始めるというのは、今後の商い

として成立しにくくなります。

 

自分たちの顧客像がどのような行動を

し、何を好きで、何が嫌いか、どのような

判断を繰り返すかなど、真剣に向き合う

べきです。

 

業界が長くなると経験値と同時に偏見

や先入観という誤った決断の素となる

ものまで蓄積されてしまいます。

 

そして、経営者やマーケターに伝染

してしまうのです。

 

そうならない為にも、自社の顧客像に

最も近い方と密接な関係を持ち色々な事を

教えてもらうために時間を使うという

事が今後、価値を生ん参ります。

 

とても、大切な行動です。