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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第3621回】自分の価値観がお客様に伝染する事を自覚する

2024年09月28日 | 価値観
「ライバル会社が値引きをして、

250万、ウチよりも安く

金額提示をしたので、失注しました」

というような報告を昔良く耳にする

ことがありました。

失注したのは、自社の価格が高いから、

ということを暗におっしゃられるのですが、

その一方で同じ会社の営業マンで、

同じ原価で同じ売価の商品を

250万高く提示して、契約を

勝ち取る営業さんもいるのです。


この差はなぜ起こるのだろう、

と自分なりに分析したことがあります。

結論、価格で負ける営業さんの場合、

その方ご自身がとにかく安いもの

に価値を感じるケースが多い^^;

ということが当時分かってきました。

同じような商品があった場合、

自分自身は間違いなく安い方を

買うタイプである、ということです。

だからライバル会社の方が

安い価格を提示してきた際、

お客様の目の前で、

「それだけ価格差あったら、

(自分だったら安い方を買うので)

やっぱり気持ちは相手に傾いちゃいますね」


というような波動が本人から

出てしまっているのです。

それに影響を受けたお客様は、

当然ながら安い価格を提示した

ライバルに価値を感じ、

失注してしまう、ということです。


すなわち、お客様にライバルを

選ばせているのは、

営業マン自身である、

ということなのです。


一方、ライバルより価格が高くても

お客様に選んでいただける営業マンは、

自分自身が価格だけで購入先を選ばない、

という価値観を持っているケースが

多いように感じます。

先日の打ち合わせで昔の記憶が

蘇ったので思わず記しました。


続きは次回。

【第3616回】適切な方への販売方法

2024年09月23日 | 価値観
本日は世田谷区で建築予定の

お客様とお打ち合わせ^^


ここでは余り詳しく書けませんが

韓国ドラマを日本に広めた第一人者。

現在も会社を拡大し盤石な経営を

展開されております。


会社立ち上げ当時の苦労話ともりぞう

が歩んできた軌跡がラップするそうで

強力なサポーターとなっていただいて

おります!


このような経営者のお客様は

原価や売価イメージを想像される

のに長けているので、もりぞう

の扱っている素材をご覧いただいた上で

お見積りを拝見頂くとそのコスパに

本当に驚かれます!


「適切なモノを適切な方に適切な方法」

にて販売をする、、


とても大切な事ですね^^

【第3609回】Willing to...

2024年09月16日 | 価値観
思わず◯◯したくなる

という意味のWilling to


『Willing to pay』


サービス業に携わる者が

目指す最終形。


『思わず支払いたくなる』 という

現象をゴールにおき仕事をする

こんな道楽はなかなか無い。


本気のような冗談のような曖昧

な境界線を大切にしていきたい

ものです!



【第3605回】原点回帰

2024年09月12日 | 価値観
先日は世田谷区代田で建築予定

のお客様とお打ち合わせ。


今回は、幅広のカバ床材、幅ハギの

カウンター材、薄框やほぼすべての壁の

塗壁や天井羽目板材など木材の心地よい

香りが既に届いてきそうです^^




都内でのひのき香る建物は

昨今見直されており、サスティナブル

やトレーサビリティといった仕事が

可能な住宅会社へのラブコールが多く

なっております!


良い時代になって参りましたね、、

【第3586回】ワクワクする消費

2024年08月21日 | 価値観
事務所一角のブースにて

NPO法人の活動を行うお客様の

ブース内カウンターを一枚板で仕上げる

予定です。


つきましては、、吉祥寺にある家具蔵様

にて打合せを行います。


一枚板はこれぞまさしく、一品生産

とてもレアで掘り出し物も沢山あり



多いと感じております。


意味ある消費は使うたびにワクワク

するものです!




【第3579回】プレミアムとラグジュアリーの大きな違いは世界観の演出

2024年08月09日 | 価値観
前回の続きです。


一方で、ラグジュアリーブランド
は作り方が全く異なる。

ブランドの根幹は、あくまで
世界観であり、極論を言えば
顧客も競合もブランドの根っこの
部分では意識していない。

ラグジュアリーブランドの
立ち上げにおいては、そのブランド
でしか味わえないオンリーワンの
世界観を築くこと、

作り手の主観を
徹底的に磨き上げることが何より
も重要なのだ。


------ここまで-------


そして、このラグジュアリーの作り方
には作法があるとのこと。

それは、ラグジュアリーとは
認知度-販売数で決まるということ。
認知度が高く、販売数が少ない程
ラグジュアリー感が高くなるという


皆様の周りで世に知られているにも
関わらず、販売数が少ないモノ
御座いませんか?


例えばハイブランドが募る表参道、
皆様の目を引くよう、家賃の高い
路面店ばかりですよね、空中店舗
のハイブランド店は皆無です。

皆が皆、購入出きる価格帯では無いですが
認知度を上げるために高い家賃を
払っている、

つまりハイブランドにとって
路面店の家賃代は
ラグジュアリー戦略には
欠かせない要素だということ
なのです。

続きは次回

【第3578回】stpを深ぼる

2024年08月08日 | 価値観
昨日のつづきです、



秀悦な戦略を用い経営している

会社は押しなべて誰かに

語りたくなる企業ストーリー

があり以下のような言葉の

違いを明確に棲み分けします↓





以下、日経ビジネスより


プレミアムブランドと


ラグジュアリーブランドの違いを


明確に説明できるだろうか。



価格、歴史、顧客、品質などなど、
様々な切り口が頭をよぎったかも
しれない。答えは、ブランドの
作り方にある。

プレミアムブランドでは、
基本的に従来のマーケティング
の考え方、すなわちSTP
(セグメンテーション、
ターゲッティング、ポジショニング)が
ブランド戦略の中心にある。

セグメンテーションとターゲッティング
は文字通りどのように市場を
細分化し、どのセグメントを狙うか、

そして、ポジショニングとは
競合に対してどのように差別化
するかである。

そのためのHow to が一般的に
世の中で語られている
マーケティング理論である。


続きは次回。


【第3577回】フレームワークの活用

2024年08月07日 | 価値観
町田市は元々神奈川県
だったことを知る人は以外に
少ないと思います、

活動家が住む街として有名で
日本人で唯一、マッカッサーに
楯突いたことで有名な白州二郎も
町田市に住居を構えました。

活動家が多く神奈川県
で抱えきれなくなり東京都に編入
した過去があります^^;

もりぞうを選定しそうな
潜在顧客DNAを感じませんか 笑


さて、冗談はさておき
本日のお題です、


私の母の地元である山梨県北杜市
にスーパーマーケットを構える
ひまわり市場。
こちらのスーパーは以前から
知っていたのですが、
直近10年の活躍は目を見張るばかり...
社長が自社のバイヤーに
こだわりの商品を全国から
買い付け指示を行い、バイヤーが
買い付けた高額商品を、社長が
各商品ブースにてマイクパフォーマンス
一つで売り抜くというスタイル、、


ただ、何処の地域でもこの
スタイルで成功するという事
ではないと、私は思っております。
一見するとあの田舎で成功する
のだから、「オラが街」
でもやってみようとする方達も
出そうですが、そこはやはり
売れる為のファクターが必然。

因みにひまわり市場近くには
泉郷などの高級別荘地帯が
あるので都内からの別荘組や
首都圏にお住まいになられて
いた方々が引退され悠々自適
な生活を行っているエリア
でもあります。
また、首都圏からは車で
2時間ちょっと...と日帰りで
買い物できる場所(ターゲティング)。

後は自分達がどのような
有り方で(ポジショニング)
お客様達と接するか、意思を
貫き通す事に役職員一丸
となり全社戦略(セグメント)
で行っているという考え方です。

売上げ予測を立てる為には、
古典的ではありますが「STP」
フレームワークが必要です、

なぜ売れるのか、
なぜ売れないのかがある程度
分かるようになります。

売れる仕組みはフレームワーク
から見直すというのも
一つの選択肢ですね^^



【第3564回】「それ、私がやっているの・・・」

2024年07月24日 | 価値観
先日ご紹介させて頂きました、

NYで国連のお仕事をされているお客様

はSDGS関係のお仕事をされております。


モデルハウスにてSDGSの話をさせて

頂いた所、「その意味合いはこうです・・・」

などとても詳しく、話を聞いていくと

「それ、私がやっているの・・・」


そこから、私がSGDSについて一言も

喋らなかったことは想像に難くないと

思います^^;


そんなSGDSのお仕事をされている方

からすると、勝野木材店のお仕事並びに


SGDSの観点からいっても素晴らしい!

と大絶賛でした。


山に人の手を入れ、次の世代へ紡いでいく

その希少材を識別眼の高い方に

見初めて頂き日本文化の醸造に繋げる、


改めて良い循環だと感じます!

【第3562回】「人」検索加速化への行動変容

2024年07月21日 | 価値観
私は音声配信(ボイシー)を聞いて

いるのですが、その中で気になる

パーソナリティ10名程を毎朝チェック

しております、

また、気になるブロガーを5名程

何だかんだで朝1時間程は有意義な時間

を過ごしております、解像度の高い情報に

触れていると、たまにTVから流れる

情報発信格差を感じてしまいます^^;


同じ内容を手を変え品を変え擦りまくる

TVの体質がだんだん肌に

合わなくなってきており

信用ある方達からの情報のみを聞くように

するという日々に変わってきております!


特に最近の若い方達はこの傾向にあり

デジタルネイティブ世代が社会に出てくると

完全にシフトチェンジするの

ではないでしょうか。

つまり、TVの広告宣伝がスルーされ日々の

活動を魅力的にSNSで発信している企業(人)

へのフォローを企業が戦略の軸に

置く時代です!


建築業界ではユーチューブ・インスタを始め

として力を入れている企業が多くなってきて

おります、やっておいた方が良いというレベル

ではなく、会社の生命線となるこのSNSを

どう活用し発信していくかを真剣に考えている

様子が伺えます、時代の変化を指を加えて

見守るのではなく、行動変容を自発的に起こす

組織がいつの時代も勝つものです!


皆様は行動変容起こせておりますか?







【第3544回】世間の事をもっと理解しなければ・・・

2024年07月02日 | 価値観
その昔から、私の周囲でも、

それからスタッフの中にも、


「ヘッドハンターから声が掛かった」

「友人から一緒に会社を立ち上げ

ようと誘われた」

「前職時代の先輩から役員としてウチに

来て欲しいと言われた」


ということを言われ、会社を去っていく

人たちがいます。


ものすごく評価をしてもらっての転職なので、

大半の方が成功しているか、

というと、実際は1~2割程度しかうまく

いっていない、と個人的に思っています。


人に誘われたり、ヘッドハンターから

声を掛けてもらえた、ということは、

自分はいろんな人から必要とされている、

と思いたいのかもしれませんが、

そもそも今の会社で圧倒的な成果を出したのか、

というと、そうでもない方が大半ではない

でしょうか、


現在の会社で圧倒的な成果を出せていないのに、

そんなに必要とされるものなのか?

というように、

自分を客観視できていないのかもしれません。


そしてヘッドハンターたちの方からすれば、

とにかく転職を1件成立させれば、

報酬がもらえるのです。


あなたの人生を真剣に考えて

くれている訳ありませんし、


「いや、もっとあなたは評価されるべきですよ」

「自分を評価してくれる会社で働くべきですよ」


と言ってきたりするでしょうが、

そこはビジネスだから、

お金が発生しているから、と

いう裏の面を理解できるかどうかが重要です。


世間知らずのビジネスパーソンの場合、

本当にこういう部分が分かっていない、


耳障りの良い言葉を言ってくれる人を

すぐに信用したりするのですね。


一方で、人に誘われて今の会社を辞め、

ベンチャー的な会社に転職したものの、

会社が順調でなければ、

当然ながら約束の報酬が出ない訳です。


でも世間知らずのビジネスパーソンは


「これだけの年収、って約束した

じゃないですか!」


などと思ったり、直接言ったりするのですが、

無い袖は振れない、ということが分かっていないのです。


多くの年収を支払うためには、

会社のビジネスが順調に推移して

利益がちゃんと出ていることと、

キャッシュがちゃんと回っていること

が不可欠なのですが、そんなことも理解できず、

口頭での約束を信じていたりするのです。


元上司や先輩、友人の経営センスや学ぶ姿勢、

困難にぶち当たった時のそれを乗り越える

行動力があるか、というようなことを分析せず、

ただただ誘われて自身の自己重要感を

くすぐられたから、と言って転職する

ビジネスパーソンも完全に世間知らずです。


というか、そもそも自分の意思で

転職するのではなく、

誘われたから転職を考える、

という時点であまり良い傾向ではない

気もしますよね。


世の中がどういうしくみで回っているのか?


なぜ赤の他人が声を掛けてきて

親切な対応をしてくれるのか?


なぜ大した結果を出せていないのに

必要と言われるのか?


こういうことを知っておかないと、

誤った決断を人生ですることになりかねません。


そうならないためにも、

物事の本質を見極められる

眼を持ちたいものです。


【第3537回】誰が何に困っていて、何を欲しているか?

2024年06月25日 | 価値観
最近、独立し会社を大きく

しているお客様との接点が

有り難いことに多いです^^


皆様もとは、ゴリゴリに

営業をされておりトップセールス。


共通するのは、商品がもたらす

メリットなんか売っていない

ということ。


勿論、損得でお客様にアプローチ

なんてしていないのですね^^;


では、イケてる経営者【営業マン】が

売っていたものは何なのか?


それは、自分が担当させて

いただいているお客様が今、

まさに困っている

ことや会社の問題点を把握し、

それを解決するための提案

を徹底して行っていたということ。


そしてその問題点を解決するのに、

自社の商品がお役に立つ

ケースもあれば、そうでないことも

あるという事を自覚し、お客様の問題を

解決することに焦点をあて、

炙りでた課題に集中するということ。


つまり、最初から商品なんて

売っていないのですね^^;


売っているものは、

「お客様の課題解決のための提案」


BtoBとBtoC では

ちょっと違うのですが、

基本、住宅会社の営業マン

はお客様に対し、家を売っては

いけないと改めて感じました!


その前にお客様の問題点、

困っていることを理解すること、

それができれば、何を売れば良いか

見えてくるものです。 ←じゃっ


【第3523回】ファンビジネス化

2024年06月10日 | 価値観
この1週間はPV1500回という

このブログです^^

皆様、地下室関係に

ご興味あるのでしょうか・・??


さて、この仕事を長年やらせていただいて、

本当に市場とエンドユーザーの変化の速さを

つくづく感じます。


今のテレビや新聞・雑誌などのメディアは、

年配者がまだ権力を持っているので

自分たちが過去、築き上げたものの効果が

激減していることを認めたくないでしょう。


でもはっきりしているのは、

今の10代20代の方たちは、

広告も見なければ、週刊誌や

ワイドショーはもっと見ないということ。


すなわち、後10年程度で、

広告の効果が激減するのです。


いや、もう既に住宅業界では

その傾向は顕著で、

意味のない広告に20代の方は

反応しなくなっています。


そして住宅業界のビジネスは、

間違いなくファンビジネス化

していくことでしょう!


自分の推しであったり、

自分が好きな人、信用できる人の

言うことしか信じない。


それ以外はスルーする^^;


だからファンをつくることが

体質的に苦手な住宅会社、

どうしても売込みくさいマーケティング

しかできない住宅会社は

おそらくつむことでしょう。


住宅会社の淘汰が進んできて、

それなりのレベルの住宅会社しか

残っていないので、

情報がすぐに広まってしまいます。


住宅会社の仲間内で、


「あの会社、評判いいみたいよ」

「あの会社、評判悪いみたい」


という情報がすぐに行き渡るので、

その噂や評判に、広告が勝てないのですね。


これと同じようなことが、エンドユーザー

の中で起こるのです。


だから良い評判が自然と生まれたり、

そもそもファンがドンドン

増えていく住宅会社に

お客様が殺到するようになっていくのです。


広告効果が激減することが確定している中、

どうやってファンを増やしていくか、

楽しみの一つですね!


今後の展開が楽しみです!

【第3520回】他社にはない価値

2024年06月08日 | 価値観
昨日、本日、明日と有難い事に

お客様と打合せを行います。

時代でしょうか、皆様もりぞうHP

をご覧になってからのお客様です^^


皆様に共通するのが「ひのき・健康・

自然素材・快適・無垢・地震に強い・

UA値・C値」など普遍的なワードを

扱い検索して頂いているという事。


決して、今流行のワードでは無いのです、

このことから見えてくることは、このような

検索からわが社を目指してきていただける

お客様に対して何を話すかです、

ありきたりの言葉ではつまらないですよね・・・


本日も長くならない程度に他社にはない

価値をお伝えいたします!