ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

久しぶりにリアル書店に寄ってみた

2021-06-13 17:07:06 | 本と作家

通勤している頃は、時間があると本屋に寄っていた。

本屋に寄らなくなって、アマゾンで取り寄せたりデータをダウンロードしたりしてると

余分な本を買わなくなってきた。

それはそれで無駄がなくなっていいかもしれないが、好きな作家やジャンルしか読まなくなり

視野が狭まってきてるという不安もあるのだ。

昨日は時間待ちで、久しぶりにリアル書店に寄った。

まず見るのは、海外の作家のコーナーで海外作家で自分にあう作家はないのかなぁと

探していたら、ローレンスブロックの分厚いハードカバーが目に止まった。

「石を放つとき」だ。
IMG_2851

ローレンスブロックのマット・スカダーシリーズはもう40年の付き合いになる。

主人公のスカダーは当初酔っ払い探偵というキャラクターで酒に溺れる感じがよかった。

ところが「八百万の死にざま」あたりから禁酒を始めて今に至っている。

飲まなくなって最初は物足りなく感じたが、今は当たり前になっていた。

今回の短編「窓から外へ」は酒を飲んでいる頃の話でコーヒーにバーボンを入れるという

表現が出てきて、そうそうこんな感じでスカダーは飲んでいたのだと思い出した。

なんだかとてもうれしくなって、これからはリアル書店もちょくちょく寄ってみようと思う。