浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

MMA Result

2006-03-31 | Result
MMA Xtreme 1

リコ・ロドリゲスvsテイラー・ブロックス●(1R腕十字)
アート・サントーレvsノエル・ロドリゲス●(1RKO)
アクバフ・アレオラvsジュデ・ゴンザレス●(1R三角絞め)
トニー・ヴァラーデvsセバスチャン・ロドリゲス●(2RKO)
ヤハー・レイエスvsイッサク・ぺラルタ●(1RTKO)
ミゲル・ロサレスvsケビン・アマダー●(1RTKO)
へクター・ペレスvsトニー・ガルバン●(1Rチョーク)
ジュシュ・ヴァレンシアvsミゲル・ヴァルデス●(1R腕十字)


今回が初開催となるメキシコのMMA大会MMA Xtremeに2人のアメリカ人ファイターが参戦。
1人はチーム・クエスト所属で、3月11日に行われたTotal Combat 13で格上のエドウィン・ドゥーイーズをKOしたサントーレ。相手は今回が3戦目となるメキシコ出身の選手でしたがあっさり1RでKO勝ち。
メインにはRITCで驚愕のピザっぷりで格オタを驚かせたリコが出場。対戦相手は今回がデビュー戦となる選手だったので問題なく勝利しました。ただ、今回のリコの体重は不明です。これで110㎏ぐらいに戻ってたら逆に恐ろしいが。

MMA Result

2006-03-31 | Result
Professional Fighting Association:Pride and Fury 4

ジョルジ・オリベイラvsマイク・ヴァン・アースデイル●(1R三角絞め)
ホラセ・スペンサーvsブリストル・マルンデ●(?)
ブライアン・カラウェイvsノア・トーマス●(1Rチョーク)
トラビス・ブッシュvsジェイコブ・トンプソン●(3RTKO)


前大会大会ではホーウィッチルッポネンシャークが出場したオハイオ州で開催されてるProfessional Fighting Associationで波乱が起きました(最近は日本でも海外でも波乱ばっかな気がする)。UFCでクートゥアを苦戦させたアースデイルが今回が総合3戦目のオリベイラに三角絞めでまさかの敗戦。アースデイルはレスリング技術は凄まじいけど、この3戦は全部サブミッションで負けてるから関節技への耐性が低いのかな?もう40歳だしこれ以上の成長は期待できないだろうな。
オリベイラはシュートボクセUSA所属(詳しくは知らないけど)で、デビュー戦はショニー・カーターの対戦相手が欠場のために代役として選ばれ、得意の首相撲からの膝蹴りで試合を優位に進めて判定勝ちしました。ただ、カーターとは体重差があったためあまり注目はされませんでした。2戦目はWEC 17でのジャスティン・レベンス戦で、下から三角を仕掛けたとこをスラムで叩きつけられて失神KO負けを喫しています。これを機にもう1度WECで試合してくれないかな。

MMA Result

2006-03-29 | Result
King of the Ring

マシエウ・ラワラタvsオクタイ・カラタス●(2R反則)
ウィリー・ニーvsウラス・イルギン●(1R腕十字)
ミルコ・ヴォーンvsヴァレンタイン・オーフレイム●(1Rチョーク)
サンダー・ネルvsウフク・イズガサラー●(1RTKO)
ロニー・ジャンマットvsレイモンド・ジャーマン●(判定)


オランダのローカル大会のKing of the Ringの第3試合でミルコ・ヴォーンとヴァレンタイン・オーフレイムが激突。この両者は過去にDurata World Grand Prix 3というトーナメントで対戦経験があり、その時はヴァレンタインはサイドチョークで勝利しています。しかし今回はヴォーンがリベンジに成功。なんと基本的にはストライカーであるヴォーンに45秒でチョークを極められ敗戦。ヴァレンタインはこれで4連敗。アイブルに十字極められたり、無名選手にボコられたり弟のアリスターとの格差が凄いな。そもそも本人にやる気があるのか?

MMA Result

2006-03-29 | Result
Fight Festival 17

ミッコ・ルッポネンvs山宮恵一郎●(3R判定)
サミール・ボークバvsトニ・ヴァルトネン●(2RTKO)
パスカル・デューワルドvsアッテ・バックマン●(1R三角絞め)
マーカス・ヴァンティネンvsエミール・スマロヴィック●(1Rチョーク)
ヨーナ・タイポvsユカ・ペッカ・ヴァイニカイエン●(1Rチョーク)
ヤッコ・コルペラvsイッカ・セミ●(2Rドロー)


フィンランドの総合格闘技イベントであるFight Festivalのメインに日本の山宮が登場。対戦相手Fight Festivalのエースで、北欧勢特有の強烈なパウンドでTKOの山を築くルッポネン。ルッポネンは2月4日に開催されたMARSに出場の予定でしたがルッポネンが病気のために試合が無くなった経歴があります。試合結果は3R戦い抜いてルッポネンが判定で山宮を下しました。おそらくルッポネンが得意のパウンドで試合を優位に進めたのではないかと思います。この勝利を機会にもう一度MARS、もしくはHERO'Sへの出場のオファーがあってほしいな。

MMA Result

2006-03-27 | Result
Cage Warriors Fighting Championships:Strike Force 5

○アントニオ・シウバvsタダス・リンカビュチス●(1RTKO)
○ダン・ハーディvsディエゴ・ゴンザレス●(3RTKO)
○マリオ・スカタvsマークス・ヒップ●(1RTKO)
○ハキム・ゴラムvsグリャス・ツォルト●(1R腕十字)
○ジェイコブ・ラブスタッドvsヘンリキュー・ノゲイラ●(3Rチョーク)
○クリス・ライスvsドリアン・ラパイ●(3R判定)
○アレックス・クックvsマルセロ・サラザール●(2RTKO)
○ダービッド・ビエルクヘイデンvsスティーブ・ダウソン●(1RKO)
○サミー・スチアボvsサミ・ベリック●(1Rチョーク)
○ポール・ロジャーソンvsアーロン・バハン●(2RTKO)
○ジム・ウォールヘッドvsヘミング・スベンデセン●(1RTKO)


英国MMA毎回恒例の大会直前の大量カード変更が今回お相次ぎましたが、やはり目玉は格オタ大注目のペザォンvsタダスの未知強対決
南米産ブリティッシュゴリラvsリトアニアン・ホワイトベアーの野生大決戦の激突は見事ペザォンが1RTKOで勝利しました。試合後にMMAWeeklyでKと契約したという記事がったのでペザォンは5月に日本で試合を行うと思われます。対戦相手はサップフライという噂もありますが、5月にサップはホーストと試合、フライはKOTCでビラレアルと試合があるのですがどうなんでしょうね。
セミではCWウェルター級王者のハーディが挑戦者のゴンザレスを3RTKOで下して防衛に成功。
TUF3に参加するビスピング、今回勝利したペザォンの師匠でもあるマリオ・スカタが5日に行われたCWFC:Enter the Wolfslairに続いての連続出場。対戦相手は今回がデビュー戦となるドイツ出身の選手でしたが、スカタは僅か36秒TKOで勝利しました。相手が弱すぎたな。
日本にも来日経験のあるビエルクヘイデンはこれまで4戦全勝のダウソンを1分足らずでKOしました。以前の勢いを取り戻した感があるし、修斗かDOGで来日してほしいな。

MMA Result

2006-03-27 | Result
King Of The Cage:The Return 2

チャーリー・ヴァレンシアvsデル・ホーキンス●(1Rチョーク)
マット・スタンセルvsトーマス・デニー●(1R三角絞め)

本来は19日に行われる予定だった元KOTCバンタム級王者にして6戦全勝の未知強ヴァレンシアの試合が雨により大会続行不可能のため今大会にスライドするはめに。そのため体調管理等が不安されましたがヴァレンシアはそんなことまったく問題にせずにホーキンスはたった2分でチョーク殺。これで5月のフェイバー戦に弾みがついたか。最近は未知強同士の潰しあいが多くて楽しみだし不安だし・・・。
そしてもう1試合行われたのウェルター級王者デニーの防衛戦。今回の相手は2勝2敗のまったくの無名だったので完勝すると思いきや、なんと1Rに三角絞めを極められて王者陥落・・・。ヴァレンシアと違って体調管理が上手くいかなかったのか、それと格下と思って油断したのか。ウェルター級の目玉マッチだったガイモンvsステインベイスも流れたし、KOTCウェルター級戦線がますますややこしくなってきた。

MMAカード情報

2006-03-25 | News
5月20日 World Freefight Challenge

エドソン・ドラゴがMinotauro Fights III、CageRage16以外にも出場が決定しているというのを海外の記事で読んだので気になって探したのがこの大会なんですが・・・・、

カッシム・アナン(10-2)vsTBA
カーロス・バルチ(2-2)vsTBA
グレズゴルズ・ジャクボウスキーvsTBA
フレジソン・パイシャオン(6-1)vsべネル・ガリエフ
ホアン・ジュカオン・カルネイロ(8-4)vsダミアー・ミレニック(5-1)
ペレ(21-10)vsアレキサンダー・シェレメンコ(2-1)
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(12-8)vsトマスズ・ドゥワル(11-1)
ビクトー・べウフォート(13-6)vsバガ・アガエフ(2-1)
マルドナドvsミオドラグ・ペトゥコビッチ(13-2)
ジェファーソン・シウバ(3-1)vsマイケル・マテーラ(7-1)
エドソン・ドラゴ(7-0)vsセルゲイ・イグナチェフ(0-1)

何?このとんでもない面子は。既にジャングルファイトの域を越えてる気がします。しかもこれだけブラジル人揃えておいて開催国がブラジルではなくスロヴェニア・・・ってどこ?スロヴァキアは知ってるけどスロヴェニアなんて高校の時に習った地理でも聞いたことないぞ。



とりあえず1試合ずつ簡単な感想でも。
第1試合にはノゲイラの弟子である豪腕ドラゴが出場。しかも対戦相手がPRIDE28プロフィール一切不明という触れ込みで参戦したイグナチェフ。まぁ、対戦相手のアローナが強すぎて実力がイマイチわからなかったけど。ここはドラゴにKO勝ちしてほしいな。

第2試合に出場するのはK-1、総合と二刀流をこなすのタンク・シウバ。過去にサイボーグにKOされてるけどジャウジに勝ってるし結構実力あるのかな。相手のマテーラはジャングルファイト5でサイボーグに負けるまで7戦全勝だったポーランド出身のグラップラーです。サイボーグ戦では不恰好な打撃でサイボーグと真っ向から打ち合ってサイボーグを怯まさせたそうです。これは予想難しいけどタンクがKOで勝ちそう。

第3試合には何故かニックネームが「ペレ」のセルビア出身のペトゥコビッチが出場。対戦相手のマルドナドなんですが、ブラジル出身でマルドナドという選手はこいつこいつこいつがいるけど誰なんだろか?

第4試合にはなんと2月のマンフーフ戦を意味不明な理由でドタキャンしたビクトーが出場します。ちなみにビクトーは今月の31日にボクシングの試合を行います。対戦相手はロシアのM-1を主戦場としてるアガノフ。これはビクトーが問題なく勝つでしょう。
第4試合にはシュートボクセのサイボーグまで登場。対戦相手のドゥワルはポーランド出身の選手なのですが、戦績が11勝1敗で過去に負けた相手にもリベンジしています。正直ドゥワルの事が戦績以外まったくわからないので試合予想ができないのですが未知強好きとしてはドゥワルに頑張ってほしい。

第5試合のペレvsシェレメンコはジャングルファイト5で行われた試合で、その時はペレが判定勝ちしていますが内容はシェレメンコ優位で完全なホームタウンデシジョンだったそうです。正直ペレはもうどうでもいいから負けてくれ。

第6試合には先日のWCFCのトーナメントで準優勝に輝いたBTTのジュカオンが、ミルコと同門というミレニックとの対戦。ミレニックは負けたのがKonfroncacjaというポーランドで開催されたトーナメントの決勝戦での1敗だけなんですが実績から見るとやっぱりジュカオン優位か。

第7試合に出場するのは3月3日に開催されたGracie Fighting Championshipsでも勝利したパイシャオンが、今回が総合デビュー戦となるロシア人選手との対戦。パイシャオンが勝つと思うけどこの試合が72㎏契約というのが気になる。パイシャオンは普段65kg以下で試合してるし。

でもこれだけ強豪ブラジル人が出場してもメインはフランス出身のアナンか。アナンもBTTで練習してるみたいだけど。CageRageみたいにメイン級のカードが直前に消滅しないようにしてほしい。



MMAカード情報

2006-03-25 | News
4月22日 Absolute Fighting Championships 16

エルメス・フランカ(11-5)vsニック・アガラー(15-3)
ダスティン・デニス(10-1-3)vs山下志功(8-2-3)
マリオ・リナルディ(2-0)vsケリー・ショール(19-8)
イーブス・エドワース(28-10-1)vsハファエル・アスンカオ(7-0)
クラフトン・ワレス(7-1-1)vsジャビアー・ギル(1-0)
マイキー・ゴメスvsティム・スタウト(2-2)
ベン・スタークvsデュアン・ハート(0-1)
ヘンダー・ロドリゲスvsタロ・イト(1-1)
エリック・スウィンガー(0-1)vsディエゴ・ヴィトスキー
エドソン・ベルト(1-1)vsサン・リー
ジェイク・ヘッチvsマニュエル・ガルシア(4-3)
タイロン・ウッドレイvsジャスティン・エステプ(0-1)


今回のAFCは凄い!何が凄いって後半の出場メンバーが恐ろしく豪華です。
メインは先日のWECゲイブ・ルディガーをKOして新王者となったフランカが、アメリカのローカル戦線で活躍するアガラーと対戦。実はフランカはAFC王者で、今回の試合は防衛戦になります。
須田の引退によって空位となった修斗ライトヘビー級タイトルを過去に須田のタイトルに挑戦しドローとなったデニスと昨年のビへルクへイデン戦以来の試合となる山下がタイトルマッチで激突。改めて修斗ライトヘビーに層の薄さを思い知らされるな。ちなみの両者は03年に対戦していて、その時はデニスのバッティングで山下が流血してテクニカルドローになっているので今回はタイトルマッチと合わせて決着戦という形になりますね。
TUF2に参加したショールは初のAFC参戦。対戦相手はAFCでデビューして2戦2勝のリナルディ。
そして未知さんも大注目の一戦。まずはマスヴィダルローゾンという実力者を撃破して現在7戦全勝の未知強アスンカオ。そしてUFC58で格下、しかも階級下のホーミニックに完敗して一気に評価が下がったエドワース。これはどちらにも負けてほしくないな~。アスンカオが勝てば「エドワースはもう駄目だ・・・」になるし、エドワースが勝てば「またも未知強幻想崩壊・・・」ってなるし。

MMAカード情報

2006-03-22 | News
5月13日 King Of The Cage:Predator

ドン・フライ(14-5)vsルーベン・ビラレアル(10-7-2)
ユライヤ・フェイバー(12-1)vsチャーリー・ヴァレンシア(6-0)


今大会のメインは現KOTC&WECバンタム級王者フェイバーvs無敗のままベルトを返上した元KOTCバンタム級王者ヴァレンシアの未知強対決だと思っていましたが、意外な選手の復帰戦によりポスターのメインまで奪われる羽目に(笑)。
なんと総合では今や時の人となった中尾との膠着戦以来、日本への来日は昨年の10月に行われたWRESTLE-1以来の来日となるドン・フライが復帰戦が行われます。対戦相手は「オファーがれば何処へでも」がモットーの(嘘です)ルーベン・ビラレアル。WRESTLE-1では弛んだお腹、萎んだ筋肉を披露したフライが実力的に中堅以下のビラレアル相手に復帰戦でどこまでやれるか見物です。

MMAカード情報

2006-03-22 | News
4月22日 King Of The Cage:Karnage

マック・ダンジグ(13-2-1)vsオーランド・ルイス
ジェフ・ジョスリン(4-2)vsジェシー・ボングフェルト(5-2)


先日のKOTCで初防衛に成功したライト級王者マック・ダンジグの次戦が早くも決定。対戦相手の選手の戦績が見つからないので今回がデビュー戦の選手と思います。ダンジグにはヴィラセナーのようにKOTC内で圧倒的な実績を残してから武士道へ出場してほしいです。