浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

MMA Result(レスリングモンスター)

2007-10-30 | Result
Art of War 4:Mississippi Mayhem

○ショーン・カルウィンvsレックス・リチャード●(1Rギロチン)
○ロン・フェアクロスvsクリス・ホーク●(2Rチョーク)


前回と比べて随分とパワーダウンしたArt of War。
メインが無名同士のどうでもいい試合だったんですが注目はセミ。総合6戦全勝のレスリングモンスター・カルウィンと総合4戦全勝の元NFLプレイヤー・リチャードのスーパーヘビー級マッチ。カルウィンも120㎏と重量級ですが対するリチャードは141㎏とこちらは超重量級
NCAA Division II National レスリング王者、NCAA Division II レスリングオールアメリカンに3回選出されるなどレスリングでの実績十分のカルウィンは速効でテイクダウンに成功しマウント。ハンマーのように重いパウンドを落とされ苦しいリチャードは足を利かせて逃げようとするが、ここでカルウィンのギロチンに捕まりタップ。
カルウィンはこれで総合戦績7戦全勝。そろそろ大舞台での試合をしてほしいところ。

MMA Result(総合史上初?)

2007-10-30 | Result
King Of The Cage:Arch Rivals

○アンソニー・ラプスリーvsジャイメ・ジャラ●(2Rチョーク)
○バオ・クァーチvsクリス・デイビッド●(3R判定)
○ブラッド・アイムスvsボウ・カントレル●(1Rゴゴプラッタ)


ポスターに載ってるウィザースプーンvsファンシャーの新旧KOTCウェルター級王者対決は結果にはなし。なんかウィザースプーンの試合ってここ3試合全部キャンセルされてるな。
前回の試合でゴゴプラッタで勝利したアイムスでしたが、なんと今回の試合でもゴゴプラッタでの勝利。グラップリングでならともかく総合の試合で2戦連続でゴゴプラッタで勝利するなんて青木でもできるかどうかじゃないか。しかも現在4連続一本勝ちと調子も良いみたいで。

MMA Result(スポンサー効果は?)

2007-10-29 | Result
Sportfight 20:Homecoming

○ジェラルド・ストレベントvsイノク・ウィルソン●(1Rチョーク)
○チェール・ソネンvsキャシー・アスコーラ●(1RTKO)
○クリス・ウィルソンvsデリック・ノーブル●(3R判定)
○イアン・ラブランドvsアンディ・ルーケシュ●(3R判定)


チーム・クエストの面々が登場するSportfight。bodogがスポンサーになってるらしくマット中央にはデカデカとbodogのロゴが。しかしあれは機能してんのか?
チーム・クエスト所属でbodogでは4戦全勝と好調のソネンはKOTCで小路、bodogでは竹内を破っているアスコーラと激突。テイクダウンに成功したソネンはバックからチョーク狙い。凌がれたソネンはグラウンドで放った膝蹴りがアスコーラの頭部にヒットするがこれが反則となりソネンには減点1。しかしソネンは減点のポイントをものともせずになおもグラウンドでバックを奪いチョーク。ここでレフェリーが試合をストップしソネンが勝利。
エディ・ブラボーの弟子であるストレベントは9勝中8勝が一本勝ち。しかしここ3戦はジーン・シウバ、ショーン・シャーク、シャオリンといった強豪相手に連敗続きでしたが、今回は1分足らずでチョークで勝利し3年ぶりの勝利。

MMA Result(鎮まるShowtime)

2007-10-27 | Result
Pro Elite:ShoXC

○ジャレッド・ハーマンvsアーロン・ロサ●(2Rチョーク)
○ハビエル・バスケスvsJC・ペニントン●(1Rチョーク)
○マライペット・МТAvsカレオ・クアン●(3R判定)
○ジヴァ・サンタナvsジェーミー・フレッチャー●(1R腕十字)


今回が3度目のSHOXCエリート・チャンレンジャー・シリーズ。
メインでは8戦全勝のハーマンと9戦全勝のロサによる無敗対決。トラビス・ビューを破った実績もあるハーマンは1Rからマウントやバックを奪い優位に立つと、2Rにも早々にテイクダウンに成功。サイドからボディへ膝、顔面に肘と散らし、後ろを向いたロサにチョークを極め勝利。
セミではハビエル“Showtime”バスケスが2月のElite XCで4年ぶりに復帰してからの登場。ジャブとローキックで前に出たバスケスは得意のレスリングタックルでテイクダウン。すかさずバックを奪ったバスケスは片腕によるチョークで絞め上げるとペニントンはタップ。総合に復帰して2連勝を飾ったバスケスでしたが試合後に突如引退を表明。む~残念だ。
ムエタイのトップファイターとして活躍し、アメリカに移住後に総合を始めて2勝1敗の戦績を残しているマライペット。対戦相手はハワイ出身のカレオ・クアン。マライペットは1Rからパンチや蹴りを的確にヒットさせ圧倒。倒し切れなかったものの一人が30-26、二人が30-27で完勝。修斗のランバーも楽しみ。
2003年コパドムンド黒帯メイオペサード優勝、2005年パンナム柔術ではダミアン・マイアを下してメイオペサード級優勝、総合でも8戦全勝、しかもその全てが腕十字による勝利というチーム・オーヤマの柔術コーチであるサンタナはパンクラスで川村に豪快にKОされたフレッチャーと対戦。まずフレッチャーが両足タックルでテイクダウンに成功するがサンタナも下から腕十字。フレッチャーはなんとか立ち上がって逃げるも今度はサンタナがテイクダウン。マウントを奪うと得意の腕十字!サンタナがまたも腕十字で勝利し、戦績も未だ無敗。

MMA Result(2009年?)

2007-10-26 | Result
Mainstream MMA:Vengeance

○ジョー・ピアソンvsジョン・スタローン●(1R三角絞め)
○クレイ・フレンチvsボビー・モスリー●(1R腕十字)


武士道で前田に勝利したもののWECではフェイバーの肘の波状攻撃に屈し、試合後に薬物検査にも引っ掛かったピアソン。その後8月に復帰戦やって勝ってたんですね。今回は階級上で様々な団体で試合をこなしているスタローンを1R三角で瞬殺。ところで気になってるのがシャー犬のピアソンのデータベース。今回の試合の後にも別大会で試合やってるのですが、その大会の表記が2009年になってます。一体何なんだ?
武士道で青木に敗戦後にKОТCでマック・ダンジグを破り世界KОТCライト級王座を獲得したフレンチ。KОТCではバディ・クリントン相手に2度防衛に成功し、他団体でも2勝を挙げて現在4連勝中。今回の試合でもグリーンボーイのボビー・モスリーという選手を腕十字で破り完勝。

MMA Result(フランキーを追え!)

2007-10-24 | Result
Battle Cage Xtreme 3

○ケビン・ジョーダンvsカーロス・モレナ●(3RTKO)
○ジム・ミラーvsヌリ・シャキール●(3Rチョーク)


ナパォンと共にUFC史上に残る大凡戦の末、壮絶なKO負けを喫したケビン・ジョーダンがBCX/USKBAヘビー級王者のカーロス・モレナのタイトルに挑戦。ジョーダンは1、2Rと打撃を被弾して出血。追い詰められたジョーダンは最終3Rに首相撲から強烈な膝蹴りをヒットさせてモレナの鼻を粉砕。ジョーダンの追撃でモレナはあえなくギブアップし、ジョーダンが新王者に。
セミではUSKBAライト級タイトルマッチも行なわれ、ジム・ミラーが3Rチョークでヌリ・シャキールを沈めてタイトル獲得。ミラーは総合戦績8勝1敗で、敗れたのはUFCで活躍中のフランキー・エドガーに判定負けを喫した1敗のみ。しかも8勝の内7勝が一本勝ちという極めの強さも持ち合わせており、今後UFCなどに参戦する可能性もあるかもしれないので期待したいです。

MMA Result(ハルク、タイタンに敗れる)

2007-10-22 | Result
Extreme Cage Combat 6:Hometown Heroes

○リュー・ポーリーvsロジャー・ホレット●(1RTKO)


総合戦績7戦全勝でECCカナディアン・ライトヘビー級王者&MFC世界ライトヘビー級王者のロジャー“ハルク”ホレットが登場。対戦相手はアメリカン・トップ・チーム所属で5戦全勝のリュー“ザ・タイタン”ポーリー。
ポーリーから試合開始早々に前に出るとテイクダウンに成功。ホレットも何度か下から三角絞めを狙うがポーリーもスラムで叩きつける。
両者スタンドに戻ると再び前に出てきたポーリーの左ストレートがホレットにクリーンヒットしダウン。ポーリーは覆いかぶさるとパウンドの集中砲火を浴びせてレフェリーが試合をストップ。
なんでもホレットは試合序盤で膝を負傷してしまい、その影響で三角絞めも強く絞め続けることができなかったそうです。

MMA Result(カナダに雷帝光臨)

2007-10-21 | Result
Hardcore Championship Fighting:Title Wave

○エメリヤーエンコ・アレキサンダーvsダン・ボビッシュ●(1Rギロチン)
○ゲガール・ムサシvsダミアン・ミレニック●(1RTKO)
○ショーン・サーモンvsマーカス・ヴィニシオス●(2RTKO)
○トーマス・シュルツvsアリエル・セクストン●(1R三角絞め)


カナダの新興プロモーションHardcore Championship Fightingが開催。
メインではヒョードルの弟のアレキサンダーが今年7月にロシアで行なわれたM-1以来の試合。ここ最近ローカルで連勝を続けていたダンボビ相手に珍しくギロチンチョークを極めて勝利
昨年の武士道でのロンバート戦以降英国のCage Warriors、ロシアのM-1、バンクーバーのBodog Fightと様々の団体に参戦してきたムサシはクロアチアのミレニック相手にTKO勝利。

MMA Result(仮面貴族)

2007-10-19 | Result
MMA Xtreme 14

○ドス・カラスJrvsジョアオ・トゥア●(1Rギロチン)
○ロイド・マーシュバンクスvsイーサン・ターナー●(1RKО)


仮面貴族の末裔ドス・カラスJrが1年半振りに総合の試合を行いギロチンで勝利。ドスJrと言えば武士道でのミルコ戦で頭部をかすめるハイキックで失神し、「俺の首はどこにいった?」という名言を残したことで有名?ですね。その後中村カズ相手に善戦し、2年後には母国メキシコで総合に試合をやってチョークで一本勝ちしています。確かDynamite!! USAでジョニー・モートンの対戦相手という噂も挙がってました。
ここ最近はプロレスの試合を行ってるかどうかは知りませんでしたが総合の試合をする気持ちはまだあったんですね。というかあの素顔見え見えのマスク被って試合してるんでしょうかね。

MMA Result(嗚呼、苦労人)

2007-10-19 | Result
Universidade Fight Show

○ホドリゴ・ダムvsジョイユ・デ・オリベイラ●(3R判定)


Bodogでブラックマンバ、デフランコ、雷暗暴を下したホドリゴ・ダムが母国ブラジルで凱旋試合。対戦相手のルタのベテランファイター、オリベイラは1999年からの連敗を今年の8月にグリーンボーイと戦ってストップさせましたが今回は残念ながら強豪ダムに判定負け。
Bodogの先行きが全く不明の現状でダムはどの団体で上がるのか。というかこの二人は2階級の差があるのによく試合が成立したなぁ。