浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

BoutReview

2006-11-27 | Review
特に更新することもないので数日前に見つけてきたUCC12で行われたパルヴァーvsラドウィックのレビューでもやろうかなと。まぁ、以前にも見たんですが暇だったんで。

2003年1月25日
試合前のアナウンサーの煽りがやたらと長ったらしい。ラドにコール時にはブーイング多め、方やパルヴァーには大声援。ラドの背中にはデカデカとGOLDEN PALACE.comというペイント。パルヴァーはこの頃のほうが背筋や胸筋がガッチリしている気がするなぁ。パルヴァーのセコンドにはミレティッチ、ラドのセコンドにはルッテンがついて試合開始。

 サウスポーの構えから前に出ていくパルヴァーに対して距離を取ろうとするラド。ロープに追い込んでパルヴァーが左フックのダブルで前に詰めていくがここでラドが2発目のフックに合わせてカウンターの右フック!これで膝から崩れ落ちたパルヴァーはダウンを誤魔化そうとタックルにいくがラドが上からがぶって防御してボディと側頭部にパンチの連打。パルヴァーはそのままコーナー際で組み付きながら立ち上がりコーナーに押し付けていくがいかにも体力回復のためといった感じか
レフェリーが早めのブレイクをかけて両者離れて試合再開。試合開始直後と違い自分から前に出れないパルヴァーに対してラドは右ボディ。パンチの引き際に胴タックルにいくパルヴァーだが動きがバタバタとしていてラドにあっさりすかされる。ここで距離が開いたとこでラドが左ハイキック。これは右腕を上げてガードするパルヴァーだが直後に放たれたラドの右ストレートが綺麗にガードの隙間から顎を打ち抜いてコーナーに吹っ飛ぶパルヴァー。何故かパルヴァーはわざわざロープの下から滑るように外に出て悶絶。これでレフェリーが試合をストップ。
実況と解説者も「おい、おい!パルヴァーがKOされちまったよ!」って感じで大興奮。勿論ラド側はセコンドも巻き込んでお祭り騒ぎ。方やパルヴァーはリング上で仰向けに倒れて陣営もガッカリ。


・・・とまぁ、こんな感じでした。ちなみにパルヴァーはこの4ヵ月後にも無名のマックスウェルという選手(その後「パルヴァーをKOした男」という触れ込みでZSTに参戦)にKOされたりとスランプに陥りましたが、その後階級を下げて怒涛の4連勝。しかしPRIDEでは体格差に苦しみ思ったような活躍ができず、UFCでの復帰戦では階級下の選手にKOされたりと最近もイマイチ。ファンとしては是非とも復活してUFC王者に返り咲いてほしいもんなんだが。あっ、でも今のライト級王者のシャークのマネージャー?ってパルヴァーが所属してるチームエクストリームのマネージャーもやってたような・・・・。

MMA Result

2006-11-26 | Result
Storm Samurai

○クリスチアン・サイボーグvsマリサ・ヴィトリア●(1RKO)
○アレッシャンドリ・バロスvsマイケル・コスタ●(判定)
○カルロ・プラテスvsマーロン・マシアス●(1RTKO)
○ホジマー・トキーニョvsクラウディオ・ポパイ●(1RTKO)
○アンドレ・ジダvsフェリペ・ボルジェス●(1RTKO)
○エド・カーロスvsシドニー・ダ・シウバ●(1RKO)
○マルセーロ・ズールvsクリスチアン・チベ●(判定)
○ギル・フレイタスvsヴァグネー・チブルシオ●(判定)
○イヴァン・イベリコvsグスタボ・ヴォリス●(1Rアームロック)
○クラウディネイvsファビアーノ・アダムス●(2R三角絞め)
○ジョルジ・ブリトーvsエドヴァル・ペドロサ●()
○パウロ・ブエノvsクラウドィオノール・フォンティネリ●(1RKO)
○ジャドソン・コスタvsアラリペ・ボイ●(判定)


シュートボクセは若手育成のために地元クリチーバで開催しているのがこのStorm Samurai。しかもブラジルでは珍しくオクタゴンを使用しているが特徴です。
メインではエヴァンゲリスタ・サイボーグの彼女であるクリスチアン・サイボーグが女性ながらシュートボクセーで鍛えた打撃でヴィトリアをボッコボコにしてKO勝利を飾り、これでStorm Samuraiで3連勝。
BTTの秘密兵器?のホジマーはシュートボクセの古豪ファイターのクラディオ・ポパイと対戦。今年の6月にはノヴァ所属の柔術黒帯の選手相手に手痛い判定負けを喫したホジマーですが、今回は対戦相手のポパイが試合中に膝を負傷し不完全燃焼なTKOという結末に。
五味の武士道での初試合の相手を務めたジャドソン・コスタはグレイシーバッハ所属のボイに試合を優位に進めて判定勝ち、シュートボクシングで宍戸と対戦して序盤は圧倒したアンドレイ・ジダはスタンド打撃で追い込んで最後はサッカーボールキックで圧勝。


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2006-11-26 | Result
Cla Fight

○ファビオ・ネガォンvsホアン・ジュカオン・カルネイロ●(判定)
○フラービオ・アルヴァロvsマウロ・スーサ●(1Rギロチン)
○ギルベルト・ガルヴァオvsエマーソン・ナジャ●(1Rチョーク)
○マウリシオ・アロンソvsデジャニーロ・ローレンソ●(1RTKO)
○レオナルド・ぺキャーニャvsビトー・トファネリ●(1Rチョーク)
○イヴァニルソン・カフィvsアリソン・ソネカ●(1RTKO)
○シセロ・コスタvsラファエル・バタタ●(2R三角絞め)
○シデマール・ホノリオvsルイス・メーロ●(3RTKO)


ブラジルのサンパウロで開催されたCla Fight。
今年の4月のDEEP 24 IMPACTでBarbaro44と対戦していかにも寝技しかできない柔術家っぷりを披露して判定負けを喫し、Super Challengeでは無名のラファエル・マンテイガという選手にボコられてTKO負けをしたシセロ・コスタが初勝利を掴むべく3戦目に挑戦。対戦相手は前回の試合でフラービオ・モウラ相手に金星を挙げたレアンドロ・バタタ。ルタを武器とするこの曲者相手にコスタは見事に三角絞めを極めて総合初勝利。
メインではShow Fight 5で日本の渡辺良知を肩固めで瞬殺したジュカオンが柔術家ながらKOを量産し、Super Challengeミドル級トーナメントで準優勝を果たしたネガォンと対戦。ネガォンは弾丸タックルで突っ込んでくるジュカオンを巧くいなし打撃を中心に攻め立てて格上相手に勝利を挙げることに成功しました。

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2006-11-21 | Result
Cage Warriors Fighting Championships:Showdown 2

<Cage Warriors世界ライト級挑戦者決定トーナメント>
決勝戦
○鹿又智成vsヤルッコ・ラートマキ●(1R三角絞め)

準決勝
○鹿又智成vsピーター・アーヴァイン●(2RTKO)
○ヤルッコ・ラートマキvsイアン・ブトリン●(1Rチョーク)

一回戦
○ピーター・アーヴァインvsミック・シンクレアー●(2Rチョーク)
○鹿又智成vsブライアン・コッヘン●(1RTKO)
○ヤルッコ・ラートマキvsトーマス・ヒッテン●(2R判定)
○イアン・ブトリンvsエマニュエル・ゲアー●(1RTKO)

<ワンマッチ>
○イヴァン・セラティvsリシアルダス・ズラクス●(1RTKO)
○フランセスコ・リガトvsリカルド・テイラー●(2Rアームロック)
○アンディ・デニーvsアーロン・べハン●(1RTKO)
○ジェームス・ウィンストンvsケント・クーパー●(1RTKO)


日本のケージフォースが中心となり9月に発足した世界規模の金網総合格闘技大会ネットワーク「WWCN」その加盟団体の一つであるイギリスの「Cage Warriors」が、ライト級王座挑戦者決定トーナメントを実施しました。日本からはパラエストラ八王子所属の鹿又が派遣。
まず第2試合で優勝候補同士のラートマキとヒッテンが潰し合い、接戦の中際どい判定でラートマキが勝利。第3試合に登場した鹿又はアメリカのコッヘンからテイクダウンからあっさりマウントを奪い、パウンドの連打で僅か57秒でTKO勝ちして準決勝へ進出。
準決勝では地元英国出身のピーター・アーヴァインをバックマウントからのパウンドの連打で2RTKO勝ちで決勝進出。一回戦でヒッテンを判定で下したラートマキはブトリンをチョークで一本勝ちを奪い決勝に進出。
決勝戦の組み合わせは優勝候補を下し勝ち抜いてきたラートマキと、2試合連続TKO勝ちを修めた鹿又。試合はケージ際の組み合いから鹿又が意表をついた飛びつき三角!そのまま締め上げるとラートマキは失神しレフェリーが試合ストップ。これにより鹿又がCage Warriors世界ライト級王者のアレッシャンドリ・イシドロへの挑戦権を獲得しました。以下は優勝を果たした鹿又のコメントです。

「とにかくメチャクチャ嬉しいです。海外というアウェイの状況で優勝できたことは自信になりました。初の海外試合で不安な面もありましたが、今は終わってホッとしています。Cage Warriorsではオクタゴンが広かったこと、観客のノリが良く反応がダイレクトだったことが印象的です。この試合で王者挑戦権を得たので死に物狂いでベルトを獲りに行って、獲ったベルトを引っさげて凱旋試合ができたらいいですね」とのことです。

その鹿又と対戦するイシドロについてですが、イシドロは戦績こそ6勝4敗と特別目立ったものではありませんが、ブラジル人のせいなのか負けた試合はどうにもきな臭い地元判定での敗戦が多く実際には確かな実力をもった選手です。現に欧州の実力者であるラックスからはギロチンで一本勝ち、ヒッテンからは判定勝ちでCage Warriorsライト級タイトルの防衛も果たしています。
実は僕は鹿又選手の試合を見た記憶は全くありませんw。1度くらいは見た可能性もあると思いますが記憶の片隅にも残ってませんでした。海外選手好きの僕ですが、日本人がこの海外で厳しいトーナメントを勝ち抜いて優勝したことは素直に嬉しいです。これまでタイトルに縁の無かった鹿又選手、イシドロの牙城はそう簡単に崩せるとは思えませんが同じ日本人として頑張ってもらいたいです。

MMA Result

2006-11-19 | Result
Beatdown in Bakersfield

○リコ・ロドリゲスvsイマニー・リー●(1Rチョーク)
○ジャスティン・エイラーズvsジョン・ディクソン●(2RTKO)
○ジャスティン・レベンスvsブライアン・ワレン●(1RTKO)
○トーマス・デニーvsトニー・フリックランド●(1Rチョーク)
○サヴァト・ヤングvsダニー・シュアレス●(1RKO)
○コブ・スワンソンvsチャック・キム●(1RKO)
○ジャレッド・ハマンvsラファエル・リール●(1R腕十字)
○エヴァン・ランドリーvsショーン・ブランソン●(1RTKO)
○ロバート・ブレスリンvsスコット・ドュー●(2Rチョーク)
○セルジオ・サルシドvsボビー・レニュー●(3R判定)


カリフォルニアのベーカーズフィールドで開催されたBeatdown in Bakersfieldという大会なんですが出場選手が妙に豪華w。これぐらいの大会なら少しは宣伝してくれればいいのに。
メインに出場したのは6日前にメキシコで試合して勝利したばかりのリコがまさかの出場。対戦相手のイマニー・リーなんですが、もしかしてK-1ラスベガス大会でイグナショフと対戦したあのリーなのかな?この試合が総合初挑戦のようです。結果はさすがに劣化したとはいえデビュー戦でリコに勝てるわけなく1Rチョーク殺。なんだかんだでリコは今年4勝1敗と良い感じなんですがあの体型は戻らないのかな。
セミにはUFCに切られてから5戦全勝と勢いに乗ってるエイラーズが「まだ現役だったの?」と言いたくなるディクソンと対戦。試合は意外にもディクソンが1Rは粘ったものの2R開始早々に打撃で沈みました
リコやエイラーズと同じくUFCに出場したものの現在は切られた感じのレベンスはワレンにTKO勝利、元KOTCウェルター級王者のデニーはUFC出場経験のあるフリックランドにチョークで一本勝ち、元KOTCバンタム級王者のヴァレンシアを下し8連勝中と絶好調のスワンソンはキムを打撃でKO。

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2006-11-15 | Result
MMA Xtreme 7

○リコ・ロドリゲスvsアブディアス・ルリソン●(TKO)
○アクバース・アレオラvsルーカス・ファクター●(腕十字)
○ブロディー・フェイバーvsロール・アルカラ●(TKO)
○アドウィン・アガラーvsジマー・リカルド●(TKO)
○ヤヒーラ・レイエスvsリック・スクリートン●(腕十字)
○ガブリエル・メディナvsケネス・アレクサンダー●(KO)
○ベン・ビーベvsジェラルド・ソミトル●(TKO)


以前のマラドーナ状態と比べると若干体型がマシになってきているリコがメキシコで自身が保持しているMMA Xtremeスーパーヘビー級トーナメントの防衛戦を行いました。当初の対戦相手はアンディ・モンタナという選手でしたが結局無名のアブディアス・ルリソンという選手に変更に。試合の詳細は全くの不明ですがリコがTKO勝ちで防衛に成功しました。

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2006-11-13 | Result
Xtreme Fighting Organization 13:Operation Beatdown

○ジェフ・カランvsハファエル・アスンソン●(3R判定)
○アロンゾ・スペルマンvsアントイン・ヘイエス●(3R判定)
○クリス・マクダニエルvsボブ・シューマー●(1RKO)
○ドニー・ラインズvsブライアン・ガサウェイ●(1Rチョーク)
○テリー・マーティンvsジェイソン・グイダ●(3RKO)
○マット・フィオルディオサvsジャスティン・ロビンス●(1Rチョーク)
○マイク・マレロvsジョシュア・タイブル●(1Rチョーク)
○ケリー・ショールvsゲザ・カルマン●(1Rギロチン)
○ジャスティン・マクエルフレッシュvsロン・フィールズ●(1R腕十字)
○ライアン・ウィリアムスvsケニー・ニクイスト●(1RTKO)
○ネイト・モアーvsノーム・アレクサンダー●(2RTKO)
○ムスタファ・ヒュサイニvsジョン・ホスマン●(3Rドロー)


メインではAPEXでレオ・サントスの実兄ヴァグネイ・ファビアーノに初黒星をつけたカランがこれまで8戦全勝の未知強アスンソンと対戦。肝心の試合ですがアスンソンが試合をコントロールしてたようなんですが、なんでもアスンソンの放った蹴りがカランの股間にヒット、さらに禁止されているグラウンドの蹴りまで出してしまい減点となり判定29-29、29-27、29-27でカランが勝利。う~ん、どうも腑に落ちない結果になってしまった。
UFCに出場経験のあるマーティンとショールは共に完勝。
それとセミでヘイエスに判定で勝利したスペルマンという選手ですが、未知さんによるとアメフトのシカゴベアーズというチームでラインバッカーをしてた人だそうです。まぁ、期待できるかどうかはわかりませんがバーチを12秒で秒殺してるヘイネスをデビュー戦で破ったということはそこそこやれるのかな。

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2006-11-13 | Result
International Fighting Championship:Rumble on the River 2

○ジェイク・エレンバーガーvsライアン・スタウト●(2RTKO)
○ダン・スバーンvsクリス・クラーク●(1R?)
○ライアン・ジェンセンvsBJ・ラシー●(1RTKO)
○ポール・ヴァン・ヴヴレインvsウェイン・アンドリューズ●(1RTKO)
○ダン・グレゴリーvsクリス・タラヴァト●(1RTKO)

<4人制トーナメント>
決勝戦
○フランク・ジョンソンvsアンソニー・モリソン●(1RTKO)

一回戦
○アンソニー・モリソンvsアーロン・スティール●(1RKO)
○フランク・ジョンソンvsジャスティン・フランク●(1R三角絞め)


以前は裏PRIDEミドル級GPとまで呼ばれるほどのメンバーを招聘したこともあるIFCですが、現在はWECと共にIFLやWFAに押され気味
メインには前回のIFLでの敗戦以前は13戦全勝のパーフェクトレコードを誇っていたエレンバーガーが登場。無名のスタウトという選手を2RTKOで沈めました。またIFLに出場するかUFC参戦を期待したいです。
セミに出場したスバーンは11月3日にカリフォルニア州で行われるIBEという大会に出場する予定でしたがアスレチックコミッションから48歳の高齢を理由に出場ライセンスが発行されなかったそうですが今大会には無事出場。対戦相手は戦跡2勝10敗という金魚クラーク。決まり手は不明ですがスバーンが1Rで勝利を挙げました。このおっさん、これで今年は4戦全勝と凄い頑張りっぷりです。次は大晦日に美濃輪とでも(組むわけねぇ)。

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2006-11-10 | Result
Show Fight 5

エドゥアルド・パンプローナvsペレ●(判定)
ホアン・ジュカォン・カルネイロvs渡辺良知●(1R肩固め)
○フェルナンド・マルガリーダ・ポンテスvsジョルジ・パチーユ・マカコ●(判定)
アスエリオ・シウバvsエドゥアルド・マイオリノ●(1RTKO)
チアゴ・シウバvsディーノ・ペザォン●(1RTKO)
○ミハエル・タヴァレスvsヤスミン・タヒラ●(判定)


メインではハイアン・グレイシーの弟子でパンクラスでは菊田と対戦経験のあるパンプローナが最近やたらと試合しまくっているペレを判定で下しました。パンプローナは前回のShow Fightでマカコも下していて勢いがあるみたいです。
今大会の注目の試合は今回が総合デビュー戦となる柔術界の問題児マルガリーダと最近柔術キラーぶりを発揮しているマカコとの対戦。この試合のセコンドはマルガリーダ側はアローナ、マカコ側にはシウバという因縁の両者がつくということもあって俄然注目が集まりました。デビュー戦にマカコというのはさすがに厳しいのではないかと思いましたが、なんと判定3-0でマルガリーダが勝利しました。
BTTのジュカォンは今年開催されたW-カプセルというイベントで総合デビューしたAACC所属の渡辺と対戦。渡辺がどこまで粘れるかという感じでしたが試合はジュカォンが肩固めで瞬殺。総合2戦目でジュカォンという強豪は相手が悪かったようで。
UFCで手痛い2連敗を喫した元シュートボクセ所属のアスエリオは現シュートボクセ所属のマイオリノとの対戦という危険な香りがプンプンのマッチメイク。試合ではさすがに実力者であるアスエリオが打撃でマイオリノをぶちのめして1RTKO勝利。試合内容よりもシュートボクセ側のセコンドがどう思ったのかが気になるw。
シュートボクセ若手の新鋭チアゴ・シウバは1RTKO勝ちでデビューから破竹の5連勝。

MMAカード情報

2006-11-09 | News
12月17日 JUNGLE FIGHT EUROPE

ホナウド・ジャカレイ(3-1)vsロドニー・ファベイラス(24-11-3)
ウラジミール・マティシェンコ(15-3)vsラモン・ピスシオッタ(5-0)
アレッシャンドリ・カカレコ(11-5)vsアミール(9-7)
ペレ(22-11)vsTBA
ダニーロ・ロダキvsTBA
ビビアーノ・フェルナンデス(1-1)vsダリボル・アナスタソフ(6-1)

「次こそはラスベガスで開催する!」と宣言し続けていたプロモーターのイズマイウでしたが、なんと今回のジャングルファイトはアメリカでもブラジルでもなくなんとスロベニアで開催されます。アメリカ進出前にヨーロッパ進出を選んだのか?しかし出場メンバーは相変わらず揃えてきてます。
最近総合に専念し始めてきたジャカレイがマヌーフに勝利したことのあるのストライカー、ファベイラスとの対戦。これは打撃に気をつければジャカレイがテイクダウン→パスガードでマウント→パウンド→サブミッションであっさり終わりそう。ただジャカレイは今月末に開催されるFURY FCに出場の噂もあるし、ファベイラスも今月オランダの2H2Hに出場するのに両者とも日程大丈夫なのか
今年1試合だけ行いその仕事を終えたと思っていたマティシェンコ師匠が再びジャングルファイトのリングに降臨!そのマティ師匠の生贄となるのは前回ペトゥコビッチをTKOで破った総合5戦全勝のイタリアの柔術家ピスシオッタ。師匠がこの謎のイタリア人をどう漬けるか楽しみでたまりません(冗談です)。
減量苦からかSuper Challengeのミドル級トーナメントでまさかの一回戦敗退を喫したカカレコは過去にPRIDEでゲーリーと対戦してボコられたアミールと対戦。本来の階級で前回の敗戦を払拭することができるか。
僅か総合2戦目でフェイバーに挑み、チョークであわやという場面まで追い詰めた柔術世界王者のビビアーノも参戦。対戦相手は地元スロベニア出身のアナスタソフ。これは対戦相手よりもフェイバー戦でやられたカットの傷が気になる。
その他にK-1ルールやボクシングルールでの試合も何試合か行われるそうです。