今回は2004年10月9日、ロシアのサントクペテルブルグで行なわれたM-1:Middleweight GPのレビューをしたいと思います。1試合なら細かくレビューしたいのですがトーナメント7試合あるので簡易的に。
1回戦第1試合
大久保vsフラービオ・モウラ
以前はDEEPを主戦場にしていたU-File Campの大久保が出場。何故か今回のDVDではOkusoと表記されていますw。対戦相手のモウラはパンクラスで来日経験もあるブラジルの実力者。
モウラが右ストレートからタックルでテイクダウンしコツコツとパウンド。金網に押し付けられた大久保は起き上がろうとするが、モウラに首をキャッチされギロチン。マウントを奪ったモウラをそのまま絞め上げ大久保タップ。
1回戦第2試合
アンドレイ・シモノフvsマーティン・カンプマン
武士道やUFCにも参戦していたレッドデビルの強豪シモノフと、現在UFCで無敗を誇るデンマーク出身のカンプマン。
背筋バキバキのシモノフ。お互い接近すると猛烈な打撃戦。ここでカンプマンに右頬がカットし出血、シモノフ胴タックルでテイクダウン。カンプマンは金網を背に立ち上がると膝蹴り、シモノフを右アッパーで応戦。両者離れるとカンプマンにドクターチェックが入る。傷口が深いためドクターストップで試合終了。
1回戦第3試合
ショニー・カーターvsアズレッド・テルクシェフ
カーターは数えきれないほどの団体で試合を重ねてきたMr. International。対するテルクシェフはデータ上では今回がデビュー戦となってるロシア人。
いきなり大振りフック連発で突っ込んでくるテルクシェフ。組み付いてきたカーターを逆にブン投げて袈裟固め、カーターがガードに戻す。防御に徹するカーターにテルクシェフはがむしゃらにパウンド。立ち上がったカーターはテルクシェフのバックに周るが逆にテルクシェフがバックを奪い返す。正面を向いたカーターにスタンドでギロチン。離れるとテルクシェフの右ストレートがヒット。カーターは組み付いてテイクダウンしサイドポジション。テルクシェフは起き上がると逆にタックルでテイクダウン。カーターが下からの蹴りで突き放し、スタンドでの打撃戦。テイクダウンしたカーターが上四方で固めたとこで1R終了。
テンカオで突っ込むテルクシェフ。カーターは組み付いてテイクダウンを狙うが逆に組み伏せられテルクシェフが上に。カーターは立ち上がってスタンドに戻る。打撃戦になるとテルクシェフのパンチが何発もヒット、カーターも手を出すが劣勢。逃げのタックルを仕掛けたカーターはなんとかテイクダウンしマウントを奪取。後ろを向いたテルクシーフにチョーク。腕が首に入るがテルクシーフはタップせず、パウンドに切り替えたカーターは再びチョークにいくがこれも極まらず。ここでカーターの放ったパウンドがテルクシェフの後頭部にヒットしたためブレイク。テルクシェフは組んでから投げを試みるが汗ですっぽ抜けてしまい仰向けに転倒。そのままカーターが覆いかぶさってパウンド、2R終了。判定でテルクシェフが勝利。
1回戦第4試合
アレクセイ・オレイニクvsマルセロ・アルファイア
ロシア出身のオレイニクは2006年までミドル級で試合を行なっていましたが、2007年からはヘビー級に転向してすり鉢状の金網で話題となったYAMMA Pit Fightingのヘビー級トーナメント参戦しています。対するアルファイアはBTT所属のブラジル人で、この時点での戦績は4勝1敗。
組むと自ら引き込むオレイニク。下から十字を狙うがアルファイアが腕を引き抜きバックを奪いにくるがオレイニクも動きに合わせて回転しそれを許さず両者立ち上がる。タックルでテイクダウンしたアルファイアはサイド。起き上がろうとしたオレイニクの首をキャッチしスピニングチョークへ。これは極まらずそのまま上になるアルファイア。サイドを奪ったアルファイアだがオレイニクもガードに戻す。膠着したためブレイクでスタンドに。パンチからタックルにきたアルファイアだがオレイニクはがぶって防御。1R終了。
アルファイアがパンチから片足タックル。オレイニクは倒れず両者膝蹴り。アルファイアは両足タックルにいくがこれも倒れず。逆に胴タックルでテイクダウンしたオレイニクはパスガードを狙うがアルファイアの足が利くため結局ガードへ。ここから2R終了まで上からコツコツとパウンドを落とし続けて判定へ。オレイニクが判定勝利。
準決勝第1試合
アンドレイ・シモノフvsアズレッド・テルクシェフ
ジリジリと詰めるシモノフに対してサークルするテルクシェフ。あまり手数のない両者。シモノフは右ローから返しのバックブロー。テルクシェフはパンチの連打で突っ込むがシモノフが両足タックルでテイクダウン。マウントを奪い、後ろを向いたテルクシェフに力強いパウンドを何発も落とす。チョークでテルクシェフがタップしシモノフが決勝へ進出。
準決勝第2試合
アレクセイ・オレイニクvsフラービオ・モウラ
モウラは首相撲から膝蹴り連打。お互い組み合って金網に押し付けあう。投げを狙うオレイニクだが投げ切れず、モウラにバックに周られチョーク。オレイニクは立ち上がって振り解こうとするが失神して仰向けに倒れレフェリーが試合をストップ。モウラが決勝へ進出。
決勝戦
アンドレイ・シモノフvsフラービオ・モウラ
電車道パンチで突っ込むモウラだがシモノフはバックステップしながら左右の重いパンチを返す。接近して首相撲から膝蹴りで攻めるモウラだがシモノフは金網に押し込んでテイクダウン。パウンドを放っていくシモノフだがモウラも立ち上がり再び膝蹴り連打。シモノフもパンチを返し、片足タックルでテイクダウン。足関節を狙うモウラだがシモノフは足をお引く抜き、四つん這いのモウラにサッカーボールキック。怯んだモウラのバックを奪うシモノフ。しかしモウラが背中からシモノフを振り落としたとこで1R終了。
左右のローを出すモウラは組み付いて膝蹴り。両足タックルにきたシモノフにギロチンにいくが外れる。中腰からパウンドを落とすシモノフ。下から組み付くモウラは何度かアームロックを狙うが極めれず、シモノフがコツコツをパウンドを落としていく。ロシア贔屓なのか一度もブレイクが掛からずそのまま2R終了。
決勝のみ3R。モウラを膝をキャッチしたシモノフがテイクダウン。モウラはハーフからアームロック狙い。パウンドを落とすシモノフだが相変わらずブレイク掛からず。ここままラウンド終了かと思われたがここでシモノフがマウントを奪い、後ろを向いたモウラにチョーク。しかしタップを奪う前に3R終了。判定でシモノフが勝利し、ワンデイトーナメント優勝。
終ってみれば案外細かくレビューしてるしw。
1回戦第1試合
大久保vsフラービオ・モウラ
以前はDEEPを主戦場にしていたU-File Campの大久保が出場。何故か今回のDVDではOkusoと表記されていますw。対戦相手のモウラはパンクラスで来日経験もあるブラジルの実力者。
モウラが右ストレートからタックルでテイクダウンしコツコツとパウンド。金網に押し付けられた大久保は起き上がろうとするが、モウラに首をキャッチされギロチン。マウントを奪ったモウラをそのまま絞め上げ大久保タップ。
1回戦第2試合
アンドレイ・シモノフvsマーティン・カンプマン
武士道やUFCにも参戦していたレッドデビルの強豪シモノフと、現在UFCで無敗を誇るデンマーク出身のカンプマン。
背筋バキバキのシモノフ。お互い接近すると猛烈な打撃戦。ここでカンプマンに右頬がカットし出血、シモノフ胴タックルでテイクダウン。カンプマンは金網を背に立ち上がると膝蹴り、シモノフを右アッパーで応戦。両者離れるとカンプマンにドクターチェックが入る。傷口が深いためドクターストップで試合終了。
1回戦第3試合
ショニー・カーターvsアズレッド・テルクシェフ
カーターは数えきれないほどの団体で試合を重ねてきたMr. International。対するテルクシェフはデータ上では今回がデビュー戦となってるロシア人。
いきなり大振りフック連発で突っ込んでくるテルクシェフ。組み付いてきたカーターを逆にブン投げて袈裟固め、カーターがガードに戻す。防御に徹するカーターにテルクシェフはがむしゃらにパウンド。立ち上がったカーターはテルクシェフのバックに周るが逆にテルクシェフがバックを奪い返す。正面を向いたカーターにスタンドでギロチン。離れるとテルクシェフの右ストレートがヒット。カーターは組み付いてテイクダウンしサイドポジション。テルクシェフは起き上がると逆にタックルでテイクダウン。カーターが下からの蹴りで突き放し、スタンドでの打撃戦。テイクダウンしたカーターが上四方で固めたとこで1R終了。
テンカオで突っ込むテルクシェフ。カーターは組み付いてテイクダウンを狙うが逆に組み伏せられテルクシェフが上に。カーターは立ち上がってスタンドに戻る。打撃戦になるとテルクシェフのパンチが何発もヒット、カーターも手を出すが劣勢。逃げのタックルを仕掛けたカーターはなんとかテイクダウンしマウントを奪取。後ろを向いたテルクシーフにチョーク。腕が首に入るがテルクシーフはタップせず、パウンドに切り替えたカーターは再びチョークにいくがこれも極まらず。ここでカーターの放ったパウンドがテルクシェフの後頭部にヒットしたためブレイク。テルクシェフは組んでから投げを試みるが汗ですっぽ抜けてしまい仰向けに転倒。そのままカーターが覆いかぶさってパウンド、2R終了。判定でテルクシェフが勝利。
1回戦第4試合
アレクセイ・オレイニクvsマルセロ・アルファイア
ロシア出身のオレイニクは2006年までミドル級で試合を行なっていましたが、2007年からはヘビー級に転向してすり鉢状の金網で話題となったYAMMA Pit Fightingのヘビー級トーナメント参戦しています。対するアルファイアはBTT所属のブラジル人で、この時点での戦績は4勝1敗。
組むと自ら引き込むオレイニク。下から十字を狙うがアルファイアが腕を引き抜きバックを奪いにくるがオレイニクも動きに合わせて回転しそれを許さず両者立ち上がる。タックルでテイクダウンしたアルファイアはサイド。起き上がろうとしたオレイニクの首をキャッチしスピニングチョークへ。これは極まらずそのまま上になるアルファイア。サイドを奪ったアルファイアだがオレイニクもガードに戻す。膠着したためブレイクでスタンドに。パンチからタックルにきたアルファイアだがオレイニクはがぶって防御。1R終了。
アルファイアがパンチから片足タックル。オレイニクは倒れず両者膝蹴り。アルファイアは両足タックルにいくがこれも倒れず。逆に胴タックルでテイクダウンしたオレイニクはパスガードを狙うがアルファイアの足が利くため結局ガードへ。ここから2R終了まで上からコツコツとパウンドを落とし続けて判定へ。オレイニクが判定勝利。
準決勝第1試合
アンドレイ・シモノフvsアズレッド・テルクシェフ
ジリジリと詰めるシモノフに対してサークルするテルクシェフ。あまり手数のない両者。シモノフは右ローから返しのバックブロー。テルクシェフはパンチの連打で突っ込むがシモノフが両足タックルでテイクダウン。マウントを奪い、後ろを向いたテルクシェフに力強いパウンドを何発も落とす。チョークでテルクシェフがタップしシモノフが決勝へ進出。
準決勝第2試合
アレクセイ・オレイニクvsフラービオ・モウラ
モウラは首相撲から膝蹴り連打。お互い組み合って金網に押し付けあう。投げを狙うオレイニクだが投げ切れず、モウラにバックに周られチョーク。オレイニクは立ち上がって振り解こうとするが失神して仰向けに倒れレフェリーが試合をストップ。モウラが決勝へ進出。
決勝戦
アンドレイ・シモノフvsフラービオ・モウラ
電車道パンチで突っ込むモウラだがシモノフはバックステップしながら左右の重いパンチを返す。接近して首相撲から膝蹴りで攻めるモウラだがシモノフは金網に押し込んでテイクダウン。パウンドを放っていくシモノフだがモウラも立ち上がり再び膝蹴り連打。シモノフもパンチを返し、片足タックルでテイクダウン。足関節を狙うモウラだがシモノフは足をお引く抜き、四つん這いのモウラにサッカーボールキック。怯んだモウラのバックを奪うシモノフ。しかしモウラが背中からシモノフを振り落としたとこで1R終了。
左右のローを出すモウラは組み付いて膝蹴り。両足タックルにきたシモノフにギロチンにいくが外れる。中腰からパウンドを落とすシモノフ。下から組み付くモウラは何度かアームロックを狙うが極めれず、シモノフがコツコツをパウンドを落としていく。ロシア贔屓なのか一度もブレイクが掛からずそのまま2R終了。
決勝のみ3R。モウラを膝をキャッチしたシモノフがテイクダウン。モウラはハーフからアームロック狙い。パウンドを落とすシモノフだが相変わらずブレイク掛からず。ここままラウンド終了かと思われたがここでシモノフがマウントを奪い、後ろを向いたモウラにチョーク。しかしタップを奪う前に3R終了。判定でシモノフが勝利し、ワンデイトーナメント優勝。
終ってみれば案外細かくレビューしてるしw。