浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

MMAカード情報

2006-03-25 | News
5月20日 World Freefight Challenge

エドソン・ドラゴがMinotauro Fights III、CageRage16以外にも出場が決定しているというのを海外の記事で読んだので気になって探したのがこの大会なんですが・・・・、

カッシム・アナン(10-2)vsTBA
カーロス・バルチ(2-2)vsTBA
グレズゴルズ・ジャクボウスキーvsTBA
フレジソン・パイシャオン(6-1)vsべネル・ガリエフ
ホアン・ジュカオン・カルネイロ(8-4)vsダミアー・ミレニック(5-1)
ペレ(21-10)vsアレキサンダー・シェレメンコ(2-1)
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(12-8)vsトマスズ・ドゥワル(11-1)
ビクトー・べウフォート(13-6)vsバガ・アガエフ(2-1)
マルドナドvsミオドラグ・ペトゥコビッチ(13-2)
ジェファーソン・シウバ(3-1)vsマイケル・マテーラ(7-1)
エドソン・ドラゴ(7-0)vsセルゲイ・イグナチェフ(0-1)

何?このとんでもない面子は。既にジャングルファイトの域を越えてる気がします。しかもこれだけブラジル人揃えておいて開催国がブラジルではなくスロヴェニア・・・ってどこ?スロヴァキアは知ってるけどスロヴェニアなんて高校の時に習った地理でも聞いたことないぞ。



とりあえず1試合ずつ簡単な感想でも。
第1試合にはノゲイラの弟子である豪腕ドラゴが出場。しかも対戦相手がPRIDE28プロフィール一切不明という触れ込みで参戦したイグナチェフ。まぁ、対戦相手のアローナが強すぎて実力がイマイチわからなかったけど。ここはドラゴにKO勝ちしてほしいな。

第2試合に出場するのはK-1、総合と二刀流をこなすのタンク・シウバ。過去にサイボーグにKOされてるけどジャウジに勝ってるし結構実力あるのかな。相手のマテーラはジャングルファイト5でサイボーグに負けるまで7戦全勝だったポーランド出身のグラップラーです。サイボーグ戦では不恰好な打撃でサイボーグと真っ向から打ち合ってサイボーグを怯まさせたそうです。これは予想難しいけどタンクがKOで勝ちそう。

第3試合には何故かニックネームが「ペレ」のセルビア出身のペトゥコビッチが出場。対戦相手のマルドナドなんですが、ブラジル出身でマルドナドという選手はこいつこいつこいつがいるけど誰なんだろか?

第4試合にはなんと2月のマンフーフ戦を意味不明な理由でドタキャンしたビクトーが出場します。ちなみにビクトーは今月の31日にボクシングの試合を行います。対戦相手はロシアのM-1を主戦場としてるアガノフ。これはビクトーが問題なく勝つでしょう。
第4試合にはシュートボクセのサイボーグまで登場。対戦相手のドゥワルはポーランド出身の選手なのですが、戦績が11勝1敗で過去に負けた相手にもリベンジしています。正直ドゥワルの事が戦績以外まったくわからないので試合予想ができないのですが未知強好きとしてはドゥワルに頑張ってほしい。

第5試合のペレvsシェレメンコはジャングルファイト5で行われた試合で、その時はペレが判定勝ちしていますが内容はシェレメンコ優位で完全なホームタウンデシジョンだったそうです。正直ペレはもうどうでもいいから負けてくれ。

第6試合には先日のWCFCのトーナメントで準優勝に輝いたBTTのジュカオンが、ミルコと同門というミレニックとの対戦。ミレニックは負けたのがKonfroncacjaというポーランドで開催されたトーナメントの決勝戦での1敗だけなんですが実績から見るとやっぱりジュカオン優位か。

第7試合に出場するのは3月3日に開催されたGracie Fighting Championshipsでも勝利したパイシャオンが、今回が総合デビュー戦となるロシア人選手との対戦。パイシャオンが勝つと思うけどこの試合が72㎏契約というのが気になる。パイシャオンは普段65kg以下で試合してるし。

でもこれだけ強豪ブラジル人が出場してもメインはフランス出身のアナンか。アナンもBTTで練習してるみたいだけど。CageRageみたいにメイン級のカードが直前に消滅しないようにしてほしい。



MMAカード情報

2006-03-25 | News
4月22日 Absolute Fighting Championships 16

エルメス・フランカ(11-5)vsニック・アガラー(15-3)
ダスティン・デニス(10-1-3)vs山下志功(8-2-3)
マリオ・リナルディ(2-0)vsケリー・ショール(19-8)
イーブス・エドワース(28-10-1)vsハファエル・アスンカオ(7-0)
クラフトン・ワレス(7-1-1)vsジャビアー・ギル(1-0)
マイキー・ゴメスvsティム・スタウト(2-2)
ベン・スタークvsデュアン・ハート(0-1)
ヘンダー・ロドリゲスvsタロ・イト(1-1)
エリック・スウィンガー(0-1)vsディエゴ・ヴィトスキー
エドソン・ベルト(1-1)vsサン・リー
ジェイク・ヘッチvsマニュエル・ガルシア(4-3)
タイロン・ウッドレイvsジャスティン・エステプ(0-1)


今回のAFCは凄い!何が凄いって後半の出場メンバーが恐ろしく豪華です。
メインは先日のWECゲイブ・ルディガーをKOして新王者となったフランカが、アメリカのローカル戦線で活躍するアガラーと対戦。実はフランカはAFC王者で、今回の試合は防衛戦になります。
須田の引退によって空位となった修斗ライトヘビー級タイトルを過去に須田のタイトルに挑戦しドローとなったデニスと昨年のビへルクへイデン戦以来の試合となる山下がタイトルマッチで激突。改めて修斗ライトヘビーに層の薄さを思い知らされるな。ちなみの両者は03年に対戦していて、その時はデニスのバッティングで山下が流血してテクニカルドローになっているので今回はタイトルマッチと合わせて決着戦という形になりますね。
TUF2に参加したショールは初のAFC参戦。対戦相手はAFCでデビューして2戦2勝のリナルディ。
そして未知さんも大注目の一戦。まずはマスヴィダルローゾンという実力者を撃破して現在7戦全勝の未知強アスンカオ。そしてUFC58で格下、しかも階級下のホーミニックに完敗して一気に評価が下がったエドワース。これはどちらにも負けてほしくないな~。アスンカオが勝てば「エドワースはもう駄目だ・・・」になるし、エドワースが勝てば「またも未知強幻想崩壊・・・」ってなるし。