浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

MMA Result

2006-09-29 | Result
Fury Fighting Championships

○ホナウド・ジャカレイvsアレクセイ・プロフォキエフ●(1R三角絞め)
○マルコ・ロウロvs植松直哉●(判定)
○ヘリオ・ディップvsクラウディオ・ゴドイ●(判定)
○ギヴァニルド・サンタナvsボリス・ジョンストンプ●(1Rアームロック)
○ウィリアム・カスクィルハvsアリソン・フィンヘイロ●(判定)

<ライトヘビー級トーナメント>
準々決勝
○ダニーロ・モトセラvsデニス・コムキン●(1Rギロチン)
○チアゴ・シウバvsデイブ・ダルグリッシュ●(1Rアキレス腱固め)
○ヴィクトー・ヴィアナvsジョン・アスシス●(1RTKO)
○ディミトリー・ヴァンダレイvs増田裕介●(1RKO)


ブラジルのサンパウロで行われたFury Fighting Championshipsという大会に日本人の植松と増田が参戦。メインでは柔術界屈指の実力者のジャカレイが今回が4戦目となる約4ヶ月ぶりの総合の試合を行いました。その他にも8人制ライトヘビー級トーナメントも開催。
メインに登場したジャカレイの対戦相手はレッド・デビルからの刺客アレクセイ・プロフォキエフ。例によって戦績等がわからないのですが、まぁ結果の残らないローカルで試合を積んでいるのではないでしょうか。結果はジャカレイが三角絞めを極めて勝利。ただデビュー戦のマカコ以外はどれもイマイチ実力があるのかどうか不明の選手ばかりなので総合格闘家としての対応力がまだ未知数だな。前回のシェレメンコ戦を見る限りパウンドはなかなか威力ありそうだが。ちなみに両者は再戦を約束したとのことです。

<相手の片腕を押さえてマウントパンチを打ち込むジャカレイ>

植松は修斗で同階級ランキング1位のロウロと対戦。適正体重のフェザー級に階級を下げたものの初戦で大沢に破れ、再び65以下に戻すもフェイバーにボコられるなど現在3連敗中と厳しい状況だったので頑張ってもらいたかったんですが、試合結果は残念ながら判定負け・・・。
ジャングルファイトでドラゴに撲殺されデビューからの連勝を4で止められたシュートボクセ所属のディップはライバルチームのBTT所属のゴドイに判定勝ちを修めて復帰戦を飾りました。
ライトヘビー級トーナメントにはAACC所属の増田も参戦しましたがジャングルファイトでLYOTOと対戦したディミトリー・ヴァンダレイに僅か1R38秒でKO負け。このトーナメントの準決勝(決勝もかな?)は11月30日に開催される第2回大会で実施されるようです。

お知らせ第2弾

2006-09-25 | 雑談
数日前に言ってた格闘技ビデオ処分の話しですが、海外物のビデオは一気に売れたんですが他のビデオが処分できないためまた告知したいと思います。
現在残ってるのは、
K-1:01決勝戦、01バイブル、02開幕戦、02決勝戦、02バイブル、03さいたま、03ラスベガス、03スイス、03パリ、03メルボルン、03福岡、03ラスベガスⅡ、04ラスベガスⅡ、バイブル外伝シリーズ

PRIDE:27、GP03開幕戦、GP03決勝戦、GP04開幕戦、GP04準決勝、GP04決勝戦、武士道1・2・3・4・5、男祭り03、ベストバウト集1・2・3・4(友人に頼んで過去の見てない試合を大量に収録してもらったものです。主に初期~中期)

その他:VTJ95、メッカ特集2、第1回リングスKOKトーナメントBブロック、決勝戦、第2回リングスKOKトーナメントBブロック、決勝戦、リングスミレニアムコンバイン

fedorfedor@mail.goo.ne.jp

MMA Result

2006-09-25 | Result
Fight Festival 19

○ミッコ・ルッポネンvs内藤征弥●(1RKO)
○ルシオ・リンハレスvsトニ・ヴァルトネン●(1RKO)
○コンスタンチン・グルホフvsアッテ・バックマン●(1RTKO)
○ユハ・ペッカ・ヴァイニカイエンvsヴォルカン・シフト●(1Rチョーク)
○パシ・マリニエミvsセルゲイ・グリコブス●(1RTKO)
○ヤッコ・コルペラvsヤン・ケイザー●(1Rチョーク)


フィンランドで開催されてるFight Festivalに日本の和術慧舟會A-3所属の内藤がメインに出場。対戦相手はこのFight Festivalのエース格、強烈なパウンドでTKOの山を積み上げるルッポネン。最近は3連続一本勝ちを続け絶好調の内藤としてはこのルッポネンに勝利して株を上げたいところでしたが、試合は開始早々にルッポネンの投げをくらった内藤が僅か13秒で戦闘不能となり秒殺負け。個人的にはMARSにもう一度ルッポネンを招聘してもらいたいもんなんだが。

MMA Result

2006-09-24 | Result
International Fight League:Gracie vs. Miletich

<スーパーファイト>
○ヘンゾ・グレイシーvsパット・ミレティッチ●(1Rギロチン)

<ドラゴンズvsラゾークラウズ>
○トラビス・ウィウフvsウォテック・カスゾウスキー●(3R判定)
○ブレント・ビューパルラントvsラファエル・デービス●(3R判定)
○ジョー・ダークソンvsブライアン・フォスター●(2Rチョーク)
○クラウド・パトリックvsレイ・ステインベイス●(1Rギロチン)
○ジョン・オダムvsロド・ディ・センソ●(3RTKO)
3勝2敗でドラゴンズが勝利


<ピットブルズvsシルヴァーバックス>
○ベン・ロズウェルvsブライアン・ヴェテル●(1RKO)
○アンドレ・ガスマオvsマイク・シェレノヴィクス●(2RTKO)
○ファービオ・レオポルドvsライアン・マクギヴァーン●(2R膝十字)
○ロリー・マーカムvsマルセロ・アゼべド●(1RTKO)
○バート・パラゼウスキーvsマーシオ・フェイトーザ●(3R判定)
3勝2敗でシルヴァーバックスが勝利

<ワンマッチ>
○デニス・ホールマンvsジェフ・クィンラン●(3R判定)
○デルソン・ヘレノvsベン・ウカー●(1RTKO)


前回のIFLはPRIDE GP決勝戦の裏でやりましたが、今回は何を血迷ったかUFCと同日に開催。今回はヘンゾ率いるピットブルズと前回のリーグ戦優勝チームのミレティッチ率いるシルヴァーバックスが対戦。今大会のメインでこの両コーチが対戦。これは興味ありあり。
さらに前大会の新たな2チームに続いて、ニュートン率いるドラゴンズとフランク率いるラゾークラウズ?(Razorclaws読み方がわからない)が参戦。
ピットブルズの初戦には2000年に修斗で三島と戦った(結果はドロー)柔術の強豪マーシオ・フェイトーザが登場。5年ぶりの総合ということで期待してたんですが、ローカル戦線の猛者であるパラゼウスキーに判定負け。次戦でもシルヴァーバックスのマーカムが勝利し2連勝するも、ここからピットブルズが猛反撃。強豪柔術家レオポルドが膝十字、ガスマオがパウンドでTKO、ロズウェルが右フックでKOと3連勝で逆転勝ち
新チーム対決はクラウズが初戦を取るも、ドラゴンズが一気に3連勝であっさり勝ち抜き。対抗戦とは関係無くなった虚しい大将戦は実力者ウィウフが寝技で試合を優位に進めて判定勝ちを収めました。
そしてメインのコーチ対決。そういえばミレティッチがこっちで試合をするということはUFCでのペン戦にはセコンドとしていなかったということですね。何故かヒューズにはフランクリンがついてたけど。試合は僅か1R3:37でヘンゾがギロチンチョークでミレティッチから一本を奪い見事勝利。ヘンゾもまだまだ頑張りますな~。

<ミレティッチをギロチンで締め上げるヘンゾ>

MMAカード情報

2006-09-22 | News
10月12日 M-1 Mix-Fight Championship

ローマン・ゼンツォフ(12-10)vsイ・ミン・ジン
セルゲイ・カズノフスキー(9-5)vsTBA
アマール・スロエフ(21-6)vsアレクセイ・オレイニク(2-0)
エリック・オガノフ(2-5)vsムハマド・シハクベコフ
セルゲイ・ビチコフ(14-4)vsイスラム・カリモフ(4-3-1)
ウラジミール・ゼニン(6-1)vsジュリー・イブレフ(4-1)


PRIDEでヒーゾアイブルの二人を豪腕フックでKOしたのにそれ以降まったく使われる様子の無くなったゼンツォフが昨年の11月以来のM-1のメインに登場。対戦相手は韓国スピリットMCトーナメント王者のイ・ミン・ジン。相手の得たいが知れないけどまぁ、問題無いと思うな。
武士道ウェルター級GP2回戦でカーンに血達磨にされた挙句チョークで一本負けを喫したスロエフも再起戦へ。対戦相手はウクライナのローカル団体で2戦2勝の戦績を残すオレイニクというウクライナ人。噛ませっぽい感じはするけど負けはないからなんか不気味な感じがするのが怖いな。
VTJ98で初来日しマッハと対戦し、2002年以降試合を行っていなかったレッドデビルのベテランであるビチコフまで復帰。このおっさん今何歳なんだ?

MMAカード情報

2006-09-21 | News
10月7日 Super Challenge

格闘技通信増刊号とグレイシーマガジンに以前お伝えしたブラジルの2階級豪華トーナメントSuper Challengeの全出場選手とライト級トーナメントの対戦カードが発表されてたのでここで選手の簡単なプロフィールを紹介したいと思います。
まず大激戦となりそうなライト級から。

ルシアーノ・アゼべド(9-2)vsヴィニシウス・ドラクリーノ(1-1)

アゼべドはマーシオ・クロマド率いるヘノヴァサオン・ファイト・チームに所属している選手で、ベースは勿論ルタ・リーブリです。今までの実績を挙げるとすればルタのリオデジャネイロ選手権優勝5回、ブラジル選手権優勝2回、03年ADCCブラジル予選ではデラヒーバから勝利しています。総合ではデビューから2連敗を喫するも、その後は連戦連勝。それと共に当初60㎏前半の体重で試合を行っていましたが序々に体重を増やしていき先月には武士道でマッハと73㎏契約で戦えるほどになりました。マッハにはTKO負けとなりましたが9勝中7戦を一本勝ちするなど極めの強い選手です。

ドラクリーノ(本名はヴィニシウス・マガリャエス)は98年ムンジアル黒帯ぺナ級準優勝、99年同級3位という成績を残しているグレイシー・バッハに所属している柔術家です。総合での戦績は1勝1敗で、デビュー戦は03年にブラジルで開催されたHeat FC2という大会でクレバー・ガウディノに肩固めを極め勝利。2戦目は日本では五味、三島、今成、矢野と対戦しているBTTのファビオ・メロと対戦。ここでは残念ながら1RTKO負けを喫しています。今大会ではPRIDEと同じく73㎏以下契約で行われるため柔術ではぺナ級(61.0kg~66.9kg)で試合を行ってるので体格差で苦戦すると思われます。


マウロ・シュシャ(5-2)vsホドリゴ・ダム(3-1)

シュシャはネバー・シャークというチームに所属していて、ルタ・リーブリをベースとする選手のようですがルタでの詳しい戦績などはわかりませんでした。01年に総合デビューして4連勝するも、Arena Extreme Combateという大会で行われたトーナメントでは決勝戦で敗れ初黒星。その17日後に早くも復帰戦を行い勝利しましたが今年の4月には今トーナメントのミドル級に出場するネガォンに腕十字で敗れております。

ダムは何かと話題性の耐えないMARSに参戦し2戦2勝の結果を残しているアライアンス柔術所属の柔術家です。柔術家でありながらその打撃はとても総合4戦目とは思えない切れ味を見せています。柔術での戦績は05年ムンジアル黒帯レーヴィ級・アブソルート級3位、05年ブラジリアン・カップ準優勝、05年ブラジリアン柔術ワールドカップ準優勝など素晴らしい結果を残していて、07年に開催されるADCC世界選手権の出場権も得ています。個人的には今トーナメントの優勝候補に一人だと思ってます。


ジーン・シウバ(12-5-3)vsレオナルド・サントス(1-1)

ジーン・シウバは昨年の7月に開催された武士道で五味がKOしたアゼーレドに対して追撃の打撃を加えたために五味vsシュートボクセの遺恨が発生し、五味撃破のためにシュートボクセから送りこまれた選手として記憶に新しいかと。ジーンは多くの選手がムエタイをべースとするCBAの中で柔術とカポエラをベースとする珍しい選手で、スタンドでは飛び蹴りや後ろ廻し蹴りといったトリッキーな技を得意としいて、寝技でも下からの三角絞めを武器にしており9つのサブミッションでの勝利の内4つを三角絞めを極めています。五味戦以降は元々主戦場にしていたCage Rageに戻るもシャオリンには一本負け、デイリーとは怪我による不完全燃焼なTKO勝利、モハメッドには不可解な判定負けとあまり良い結果が残せていません。

レオはノヴァ・ユニオン所属で、19歳の時にホイラーを追い込み、「グレイシー判定」で敗れたもののその天才的なスイープの巧さを世に知らしめました。その後も柔術で数々の好成績を残し、ここ最近だと04年個コパドムンド黒帯レーヴィ級準優勝、コパドブラジル黒帯レーヴィ級&無差別級優勝、05年ADCC77キロ以下級3位と凄まじい結果を残しています。総合は02年にデビュー戦でいきなり五味と対戦。序盤はレオが打撃で積極的に前に出て、バックも取るが序々に失速。ボクシングと、レスリング力で圧倒され判定負けに終わってます。そして今年の8月Guarafight 3で4年振りとなる試合を行い1Rチョークで一本を奪い見事初勝利。現在はアメリカで練習を行ってる模様。武士道で五味との再戦とか見てぇ~。


ミルトン・ヴィエイラ(5-4-1)vsジョニー・エドゥアルド(5-6)

ヴィエイラはブラジルでは「ミルチーニョ」という愛称で呼ばれているBTT所属の選手です。元々柔術ではなくルタ・リーブリの経験が10年以上あり、黒帯も保持しているほどの実力者です。BTTにはブスカペと共に03年に加入。スピニングチョークを武器にしておりMeca 11では武士道で五味と対戦したコスタにそのスピニングチョークで一本勝ち、昨年の武士道ではマッハと対戦し、長い手足を駆使した下からのサブミッションでマッハに腕十字を極めかけるなど善戦したものの判定負けに。その後DEEPで日本人相手の査定役のような感じになってしまい、戦績は1勝1敗1分とあまり振るわず。

エドゥアルドはノゲイラがコーチをしているチーム・ノゲイラ所属のストライカーですが総合での勝利はサブミッションが殆ど。99年のVale Tudo Japanで初来日し五味と対戦。3Rにチョークを極められるも1、2Rで五味相手に善戦しています。今年の2月にシュートボクシングで緒形健一と対戦予定でしたが来日後にホテルでぶっ倒れて救急車で病院に運ばれるとうアクシデントで試合が無くなってしまいました。正直このトーナメントの中では最弱ではないかと・・・。

MMA Result

2006-09-20 | Result
World Pro Fighting Championships

○横井宏考vsアンドレ・フィエート●(1Rチョーク)
○ファジャル・デ・ヴィントvsスティーブ・シャープ●(3R三角絞め)
○ギナ・カルナロvsロシ・セクストン●(2RTKO)
○アンジェロ・アルトゥーナvsアルバート・リオス●(1Rヒールホールド)
○クラフトン・ワレスvsアンドレ・バルスチミエーター●(1RTKO)
○ミルコ・フォールンvsフジヤマ●(1RTKO)
○ダニー・バッテンvsダマシオ・ペイジ●(1R腕十字)


現在総合で4連敗、ハッスルの舞台でも勝ち星に恵まれない日本の怪物君こと横井がアメリカで復帰戦を行いました。こちらの予想ずまり的中でフィエートの打撃をかいくぐり1Rから寝技の展開に持ち込んでチョークで一本勝ちで久々の勝利となりました~。次はいきなりPRIDEとかじゃなくてパンクラスやDEEPでの試合が見たいな。特にパンクラスでアルボーシャス戦を期待。
それと2試合目に何か日本人らしき選手の名前が。「フジヤマ?富士山?誰だそれ?」といった感じだったんですが、調べてみると田村率いるU-File Campの選手でDOG第4大会内藤に負けてる選手のようで。今回は総合での初勝利がほしかったようですが相手がヘビー級のストライカーのフォールンでは歯が立たず、1Rで撲殺されてしまいました。セコンドに田村の姿は・・・・いないでしょう!

MMA Result

2006-09-20 | Result
Valor Fighting:Showdown at Cache Creek II

○マイク・ホワイトヘッドvsルーベン・ビジャレアル●(1Rアームロック)
○エリン・トーヒルvsジェン・ケース●(2RTKO)
○ジェームス・アーヴィンvsゲーリー・ラフランチ●(1R腕十字)
○クリント・ブレークvsジョン・マルティネス●()
○トラビス・レブーンvsトロイ・アッカー●(2RKO)
○マーカス・ガイネスvsジョン・ポップ●(2RKO)
○リック・カオvsロイエ・モレノ●(2RTKO)
○リッチ・ランドルフリチャード・ブレークvs●(1Rチョーク)
○クラーク・べヴァンスvsラリー・ロドリゲス●(1RTKO)


メインにはTUF2に参加、UFCに出場経験があり、そのUFCでの敗戦以降ローカル戦線で4連勝中と調子の良いホワイトヘッドが登場。相手は「オファーがあれば何処へでも」といった感じで試合を重ねるビジャレアル。このビジャレアルですがここ最近はフライとドローになるなどプチサプライズを起こしたものの緊急オファーでルッテンに蹴り殺されたりなどで現在3試合で勝ち星なし。風体に似合わず実際は良い人という話も聞いたりしてるので頑張って欲しかったんですが、結果はホワイトヘッドがあっさりアームロックを極めて一本勝ち。
セミには珍しく女子の試合が。しかもどこかで聞いたことある名前だと思ったら、確か04年のSMACK GIRL無差別級トーナメントの決勝戦で反則の肘打ちかまして(しかも脊髄に)反則負けになってわめき散らしてた選手ですね(自分は女子格は殆ど見ないんですがこの大会だけスカパーで見てました)。女子のくせにやたらとでかくて筋骨隆々、しかも顔が恐いといった感じだったような。確かその後モハメド・アリの娘とボクシングで試合して負けてたような。今回の1年半振りの総合の試合になるみたいです。相手はHOOKnSHOOT等で3連勝のケースという選手でしたが、結果はトーヒルの打撃でTKO勝利に終わりました。
前回のソースワース戦では金網の鍵を閉め忘れててそのまま両者とも場外へ、それで膝を負傷してノーコンテストとなったりと散々な目にあったアーヴィンは今回がデビュー戦になる相手を腕十字を極めて快勝。


MMA Result

2006-09-11 | Result
Full Contact Promotion:Malice at the Palace

ジェイク・シールズvsスティーブ・バーガー●(2RTKO)
ユライヤ・フェイバーvsエノフ・ウィルソン●(2RTKO)
ナム・ファンvsアリック・ネルソン●(2RTKO)
ジェレミア・メットカルフvsジェイミー・ハンツ●(3RTKO)
ブライアン・エバソールvsシャノン・リッチ様●(1RTKO)
マーロン・シムスvsサル・ギレナ●(1RTKO)
ジェイソン・ピエスvsヴィンセント・ペレス●(1Rアームロック)
マセス・バカvsデイブ・マックミリアン●(3R判定)
アラネダー・クリスピムvsジゴ・ジャラ●(1Rチョーク)
マルコ・ファルコンvsジョルジ・ロドリゲス●(1Rチョーク)
ニック・ザオティコスvsジョシュ・ハンコック●(1RTKO)


サンフランシスコで6800人の観客を集めて開催された新たな格闘技団体Full Contact Promotion。
メインにはなんと強豪が集ったROTRウェルター級トーナメントを持ち前の堅実な戦法(とうか地味な)で勝ち抜いたシールズが登場。てっきりWFAやIFLなんかに出場すると思ってたのですが、まさかこんな大会に出場するとは。対戦相手はUFCに参戦経験のある中堅所のバーガー。試合は1Rからシールズがマウントを奪うなどで圧倒し、2Rにシールズのテイクダウンでバーガー戦闘不能となりレフェリーストップ。もう修斗に戻ることはないのかね。

<マウントパンチを叩き込むシールズ>

セミには歯の病気でWECとKOTCを欠場した未知強フェイバーまで出場。対戦相手はSportfightを主戦場に5勝1敗の好成績を残すウィルソン。この程度の相手ならあっさり試合を終わらせると思ってたんですが、ウィルソンが意外にも善戦。フェイバーにとって危険な攻撃は無いものの、ウィルソンはフェイバーの攻撃を幾度も脱出。しかし2Rにはやはり実力差が出始め、フェイバーのパウンドの猛攻でレフェリーストップ。フェイバーの次戦はWFAか?

<上から攻め込もうとするフェイバー>

同じ相手に2連勝し勢いに乗っていたリッチ様は修斗で須田と対戦経験のあるエバソールに敗れ、あっさり連勝がストップ・・・・と思いきやなんとこの試合は「八百長」という噂が・・・。本人らは否定しているようですが、真相が解明するまで両選手は無期限の試合出場禁止に・・・。可哀想なリッチ様・・・。
アメリカ在住のベトナム人で、動きのある試合をするということで非常に人気のあるナム・ファンは強烈な膝蹴りで相手の頭部を負傷させTKO勝ち。試合も面白いし、成績も良いから強豪との試合を期待したいな。


MMA Result

2006-09-10 | Result
International Fight League:Portland

<スーパーファイト>
マット・リンドランドvsジェレミー・ホーン●(2RTKO)

<タイガーシャークスvsウルフパック>
アラン・ゴエスvsデヴィン・コール●(1Rギロチン)
アーロン・スタークvsリース・アンディ●(3RTKO)
マット・ホーウィッチvsブリストル・マルンデ●(3R判定)
ブラッド・ブラックバーンvsクリス・ウィルソン●(3R判定)
ライアン・シュルツvsカム・ワード●(1RTKO)

<アナコンダズvs東京サーベルズ>
クリストフ・ソスジンスキーvsトム・ハワード●(1RTKO)
アレックス・ショナワーvs浜中和宏●(1Rギロチン)
マイク・パイルvsジョン・コール●(ギロチン)
ジェイ・ハーロンvsアモス・ソテロ●(1Rギロチン)
クリス・ホロデッキvsエド・ウェスト●(3R判定)

<ワンマッチ>
ブライアン・フォスターvsダスティン・デニス●(2RKO)
ショーン・ジョンソンvsボビー・ジョンソン●(3RKO)


日本では大盛り上がりのPRIDE GP決勝が開催されてますがアメリカでは新規格闘技団体IFLが開催されました。チーム数が増えたのはいいがその分選手が分散されてしまってる感もあるけど。日本人選手が一人しかいない日本チームなんて意味あるのかどうかもわからないが。興味あるのはコールvsゴエス、リンドランドvsホーンぐらいだし。
今回の対抗戦は前回1勝4敗で完敗したルッテン率いるアナコンダズとアントニオ猪木率いる新チーム東京サーベルズ、前回準優勝に留まったモーリス率いるタイガーシャークスとリンドランドが率いる新チームウルフパックが対戦。
まず東京サーベルですが初戦を落とすと続く2人がにギロチンであっさり秒殺負けを喫し3試合目で早くもチームの敗戦が決定。さらに日本の浜中までギロチンで秒殺負けするなど謎の連鎖反応を起こしもうボロボロ。何故か大将戦に登場した未だ総合未勝利のハワードもソスジンスキーに1Rでタコ殴りにされて猪木チーム全敗決定・・・。
ウルフパックはリンドランドのチームというより殆どがチーム・クエストの選手ばかり。戦力的には明らかにこちらのほうが強い気がするな、と思いきやタイガーシャークスが意外にも善戦。しかし内容では接線のものの4戦目で3敗目を喫しチームは敗戦。大将戦は本来ならミドル級であるゴエスがヘビー級期待の未知強コールと対戦(そういや昔コールマンとやって殺されかけたな)。体格差と期待も込めてコール勝利を願ってたんですが、打撃で前に詰めたとこにギロチンを極められてタップアウト・・・う~ん・・・。
メインイベントはウルフパックのコーチであるリンドランドとフルトンに次ぐMMAの鉄人ホーンという玄人好みの対戦。試合はスタンドで試合を組み立てたいホーンをリンドランドがランペイジばりのスラムでテイクダウンからパウンドという展開でややリンドランド有利。そして第2ラウンド、開始早々に放ったリンドランドの左フックでホーンがダウン、そこにリンドランドが追い討ちのパウンドの連打を叩き込んだとこでレフェリーが試合をストップ。地味強対決はリンドランドの凱歌に。リンドランドは36歳という年齢で頑張ってんな~。同僚のダンヘンもこれ位頑張ってくれよ。