Storm Samurai GP Heavyweight – round 1
○アンジェロ・アロウージョvsウォルター・マルズキパース●(2RTKO)
○アントニオ・コンセイカオvsエド・カーロス・モンストロ●(2RTKO)
○ジュリオ・セザール・ジャマンタvsサルヴァドール・ミヌッティ●(2RKO)
○ファビアーノ・シャーナーvsマルセーロ・バルボーサ●(2RKO)
○サミュエル・マンディブvsジェファーソン・シウバ●(2RKO)
○シルヴァオ・サントスvsエドソン・コテルナーネオ●(2R判定)
○ミカエル・ファウカオvsディオゴ・シウヴェイラ●(1RKO)
○シドニー・シウバvsハファエル・ワスロイ●(1Rギロチン)
シュートボクセがMeca World Vale Tudoに代わって開催しているStorm Samurai。これまではリングを使用したりやや小さめのオクタゴンで肘あり、踏み付けありという過激なルールで行なっていましたが、今回開催されたヘビー級GPではUFCと同サイズのオクタゴンを使用、さらに肘あり、踏み付けは禁止の北米ルールを採用。日本は今は暑い夏ですが、ブラジルは現在冬。気温10℃を下回る中、会場には3千人の観客が集まり試合も非常に盛り上がった模様。
第1試合に登場したシドニー・シウバはカーウソン・グレイシーの元で柔術を習い茶帯を保持し、現在はハワイに拠点を置いてヘナート“シャルート”ベヒーシモと総合の練習を行い総合では6勝2敗の戦績を残しています。ただシャー犬では体重が77kgとなってるのですが今大会の計量では97kg。本当に本人かな。対戦相手のハファエル・ワスロイについては詳しくわかりませんでした。
柔術茶帯ながらムエタイも得意とするシウバに対して体重で15kg上回るワスロイはグラウンドに持ち込むがカウンターでギロチンを合わされてしまいタップアウト。
ミカエル・ファウカオとディオゴ・シウヴェイラについては二人とも詳しいことは不明。
じわじわと圧力を掛けていったファウカオが蹴りを中心とした攻めで1RであっさりKO勝ち。
シルヴァオ・サントスはシュートボクセやマカコの元で練習を行い、エドソン・コテルナーネオはBTTやゴドイ柔術で練習を行なってる選手だそうです。
お互い見合う展開が多かったらしく、グラウンドで上になることが多かったサントスも極め切ることができずに観客席からはブーイング。今大会唯一の判定結果でサントスが辛くも勝利。
第4試合に登場したサミュエル・マンディブは今大会随一の巨漢で、体重はなんと170kgだそうです。対するジェファーソン・シウバは最初ジェファーソン“タンク”シウバかと思ったんですがタンクは数日前にアメリカでカットによるTKO負けしてるので別人。こっちのシウバは柔術の選手らしいですがそれ以外のことは不明。
マンディブは170kgの体重を利して圧力を掛けて行ってテイクダウンでトップを奪うとパンチや肘をガンガン落としていく。2Rにはその体からは考えられない不恰好のハイキックまで繰り出してKO勝ち。
ファビアーノ・シャーナーは元々BTTに所属してた選手で現在はATTに所属。UFCに参戦して2戦2敗し、その後Cage Rage17でアイブルに敗れて現在3連敗中。ニックネームの「Pega-Leve」とは青帯時代に練習で意気込み過ぎて何人も負傷に追い込んだのでリボーリオが「もっと気楽に」という意味合いを込めてつめたものだそうです。相手のマルセーロ・バルボーサについてはシャー犬に同名の選手がいたのですがこの人でしょうか?柔術とボクシングをベースにするようです。
試合はシャーナーがバルボーサに何もさせずに僅か23秒、打撃で秒殺KO勝ち。
ジュリオ・セザール・ジャマンタはシュートボクセ所属の選手で、日本ではK-1ルールでセフォーと対戦。ブーメランフック一発でマットに沈んで白目剥いて失神。総合でも1勝2敗とあまり良い結果は残せてません。相手のサルヴァドール・ミヌッティについては詳しくは不明。
ジャマンタは距離を取ってミヌッティの大きなフックを交わすと的確にローキックを蹴りこんでいく。ミヌッティも何度かテイクダウンを狙うがジャマンタは倒れず。ローを喰らいまくったミヌッティは堪らずダウン、ジャマンタのパウンドの餌食となりKO負け。
アントニオ・コンセイカオについては詳しくわからず。エド・カーロス・モンストロはシュートボクセ所属の選手であり、これまで総合ではStorm Samuraiで1勝2敗の戦績を残しています。
コンセイカオは青の柔術着にシューズという出で立ち。モンストロは1R、2Rとトップを奪うと肘を有効に使って終始優勢に。このままモンストロが止めを刺すかと思われたその時、なんとモンストロが肋骨を骨折して悶絶し試合続行不可能に。しかも棚ボタ勝利を手に入れたコンセイカオが試合後に引退するとコメントして「今回で引退する選手を何でトーナメントに入れた?」との疑問の声が挙がってるそうです。
メインに登場したアンジェロ・アロウージョをBTTに所属する選手で、柔術がベースながらカストロやサイボーグといった打撃系の選手を破っています。ちなみに2003年の猪木祭りにも参戦しており、エメリーエンコ・アレキサンダーにパウンドでのカットによりTKO負けを喫していて今回はそれ以来の試合となります。対戦相手のウォルター・マルズキパースについてはニックネームが「ターミネーター」ということ以外知りません。
アロウージョはグラウンドに持ち込むと持ち前の柔術テクで圧倒。バックやマウントも奪い、2R早々にパウンドを決着を着けたようです。
次回の準決勝、決勝戦は10月に行なわれるそうです。
今大会はwww.mmawl.comで放送されると告知されてたのですが大会数日前にメールで問い合わせたら、「Storm Samuraiは放送できなくなりました」ってなんじゃそりゃ。しっかりしてくれよ、イズマイウ。
○アンジェロ・アロウージョvsウォルター・マルズキパース●(2RTKO)
○アントニオ・コンセイカオvsエド・カーロス・モンストロ●(2RTKO)
○ジュリオ・セザール・ジャマンタvsサルヴァドール・ミヌッティ●(2RKO)
○ファビアーノ・シャーナーvsマルセーロ・バルボーサ●(2RKO)
○サミュエル・マンディブvsジェファーソン・シウバ●(2RKO)
○シルヴァオ・サントスvsエドソン・コテルナーネオ●(2R判定)
○ミカエル・ファウカオvsディオゴ・シウヴェイラ●(1RKO)
○シドニー・シウバvsハファエル・ワスロイ●(1Rギロチン)
シュートボクセがMeca World Vale Tudoに代わって開催しているStorm Samurai。これまではリングを使用したりやや小さめのオクタゴンで肘あり、踏み付けありという過激なルールで行なっていましたが、今回開催されたヘビー級GPではUFCと同サイズのオクタゴンを使用、さらに肘あり、踏み付けは禁止の北米ルールを採用。日本は今は暑い夏ですが、ブラジルは現在冬。気温10℃を下回る中、会場には3千人の観客が集まり試合も非常に盛り上がった模様。
第1試合に登場したシドニー・シウバはカーウソン・グレイシーの元で柔術を習い茶帯を保持し、現在はハワイに拠点を置いてヘナート“シャルート”ベヒーシモと総合の練習を行い総合では6勝2敗の戦績を残しています。ただシャー犬では体重が77kgとなってるのですが今大会の計量では97kg。本当に本人かな。対戦相手のハファエル・ワスロイについては詳しくわかりませんでした。
柔術茶帯ながらムエタイも得意とするシウバに対して体重で15kg上回るワスロイはグラウンドに持ち込むがカウンターでギロチンを合わされてしまいタップアウト。
ミカエル・ファウカオとディオゴ・シウヴェイラについては二人とも詳しいことは不明。
じわじわと圧力を掛けていったファウカオが蹴りを中心とした攻めで1RであっさりKO勝ち。
シルヴァオ・サントスはシュートボクセやマカコの元で練習を行い、エドソン・コテルナーネオはBTTやゴドイ柔術で練習を行なってる選手だそうです。
お互い見合う展開が多かったらしく、グラウンドで上になることが多かったサントスも極め切ることができずに観客席からはブーイング。今大会唯一の判定結果でサントスが辛くも勝利。
第4試合に登場したサミュエル・マンディブは今大会随一の巨漢で、体重はなんと170kgだそうです。対するジェファーソン・シウバは最初ジェファーソン“タンク”シウバかと思ったんですがタンクは数日前にアメリカでカットによるTKO負けしてるので別人。こっちのシウバは柔術の選手らしいですがそれ以外のことは不明。
マンディブは170kgの体重を利して圧力を掛けて行ってテイクダウンでトップを奪うとパンチや肘をガンガン落としていく。2Rにはその体からは考えられない不恰好のハイキックまで繰り出してKO勝ち。
ファビアーノ・シャーナーは元々BTTに所属してた選手で現在はATTに所属。UFCに参戦して2戦2敗し、その後Cage Rage17でアイブルに敗れて現在3連敗中。ニックネームの「Pega-Leve」とは青帯時代に練習で意気込み過ぎて何人も負傷に追い込んだのでリボーリオが「もっと気楽に」という意味合いを込めてつめたものだそうです。相手のマルセーロ・バルボーサについてはシャー犬に同名の選手がいたのですがこの人でしょうか?柔術とボクシングをベースにするようです。
試合はシャーナーがバルボーサに何もさせずに僅か23秒、打撃で秒殺KO勝ち。
ジュリオ・セザール・ジャマンタはシュートボクセ所属の選手で、日本ではK-1ルールでセフォーと対戦。ブーメランフック一発でマットに沈んで白目剥いて失神。総合でも1勝2敗とあまり良い結果は残せてません。相手のサルヴァドール・ミヌッティについては詳しくは不明。
ジャマンタは距離を取ってミヌッティの大きなフックを交わすと的確にローキックを蹴りこんでいく。ミヌッティも何度かテイクダウンを狙うがジャマンタは倒れず。ローを喰らいまくったミヌッティは堪らずダウン、ジャマンタのパウンドの餌食となりKO負け。
アントニオ・コンセイカオについては詳しくわからず。エド・カーロス・モンストロはシュートボクセ所属の選手であり、これまで総合ではStorm Samuraiで1勝2敗の戦績を残しています。
コンセイカオは青の柔術着にシューズという出で立ち。モンストロは1R、2Rとトップを奪うと肘を有効に使って終始優勢に。このままモンストロが止めを刺すかと思われたその時、なんとモンストロが肋骨を骨折して悶絶し試合続行不可能に。しかも棚ボタ勝利を手に入れたコンセイカオが試合後に引退するとコメントして「今回で引退する選手を何でトーナメントに入れた?」との疑問の声が挙がってるそうです。
メインに登場したアンジェロ・アロウージョをBTTに所属する選手で、柔術がベースながらカストロやサイボーグといった打撃系の選手を破っています。ちなみに2003年の猪木祭りにも参戦しており、エメリーエンコ・アレキサンダーにパウンドでのカットによりTKO負けを喫していて今回はそれ以来の試合となります。対戦相手のウォルター・マルズキパースについてはニックネームが「ターミネーター」ということ以外知りません。
アロウージョはグラウンドに持ち込むと持ち前の柔術テクで圧倒。バックやマウントも奪い、2R早々にパウンドを決着を着けたようです。
次回の準決勝、決勝戦は10月に行なわれるそうです。
今大会はwww.mmawl.comで放送されると告知されてたのですが大会数日前にメールで問い合わせたら、「Storm Samuraiは放送できなくなりました」ってなんじゃそりゃ。しっかりしてくれよ、イズマイウ。