今回のチャレンジは、「S字」と「一本橋」。
そしてインストラクターは、中年でなぜかフレームが透明のめがねをかけた谷○センセ。
けっこう細かく容赦ない感じ!あなどれぬ。
まず、S字のカーブに一直線に突っ込み、バコーン!
冷静に引き起こしてもらって、カーブを出たとたん、前の人が止まったのに対応できず、ブレーキをかけすぎて、ドベーン!オ、オイルが…散乱しております。
とうとう、「危険だから、小型に乗り換え!」という司令が出てしまった。
はぁ。そんなわけで、小型、つまり郵便屋さんやおまわりさんが乗ってるような感じの125ccに乗り換え。
なんと楽なことか。ふらつくコトなんてナシ!
しかし、天敵は1本橋つまり「平均台」ってやつである。
幅0.3m長さ15mの台の上を目標7秒以上かけて落ちずに通過するんである。
ローギアで半クラとかフットブレーキとか使ってゆっくりゆっくり通過することの難しいこと!
成功率は2%くらいだった。
見かねた谷○センセ。
「降りて!後ろに乗って!」と私をタンデム(二人乗り)し、うい~んうい~ん!と走り出した。
「バイクはなぁ、こうやって膝を使ってバイクと一体になって…こうや!」
と、おっとこまえな運転を披露してくれる。
後ろでは、内心「おっさんの腹に抱きつきたくない!」という理由で、両肩にちょこんと手を添えてただけの私がぎゃーぎゃー叫んでいる。
こうして、またしてもこの狭いスクールのコース内に
「またあのコか…」という印象を残して2時間は終わったのでした。
つづく
○この時間のコケ数 ★★
○この時間得たもの オイルのにおい、タンデムのおもしろさ
<この時間必要なもの>
膝使い、女らしさとおっとこまえの使い分け