しっぽこBLOG

にゃんこの“しっぽこ”のような、どーでもいいblog。おしごと、にゃんこ、バイクのことなどなど

360度

2006-12-19 | etc

この数日、寝込んでいた。
ココロもカラダもすっかり後ろ向き。
でも、あまりに後ろを向きすぎたらぐるっと回って360度しちゃっうんだ、と発見。
気が付けば、前を向いていた。
人間って不思議。
どこにリセットボタンが付いているかわからない。

人生ではじめて、丸2日。何も食べなかった。
ぐーぐーお腹は鳴るけど、食べる気力がない。
そうなると、「このまま眠り続けてたら永遠にお腹も減らへんからいいかも」
なーんていう、安易な考えが。

しかし、そんな考えすらも今朝でギブアップ。
立ち上がったら、あまりの空腹にめまいとけいれんが出てきたのだ。
「お腹空きすぎて倒れそうだなんて。あたしゃ、健康だわ」
そう思ったら、朝食をガツガツ食べていた。

仕事も軽い小休止期間だし、シャワーを浴びて、お掃除しようっと。
熱いシャワーのお湯は、私の中のいろんなものを洗い流してくれたみたい。
カラダがほっかほかになったとたん、くるっと360度。
そこから一歩前に踏み出せる自分がいた。

ジャンプするには、一度しゃがまなければ高く飛べない。
あまりに平和すぎて、そんなことすら忘れてしまっていたようだ。

というわけで、甘えたちゃんの自分とはさよなら。
新年に向けて、ガツガツいきまーす。




ブスの店

2006-12-13 | etc

都島に引っ越してから気になっていたお店。
「ブスの店 杏」である。
シャッターにはこんなセリフ

話して気が晴れる時
会話して楽しみたい時
ちょっとブスの店 杏へ

よっぽど話し上手なおねいちゃんがいるらしい。
気になる。
3行目の「ちょっと」は、ちょっぴりブス といいたいのか、
ちょっとおいでよブスの店 といった感じの呼びかけなのか?
気になる!

さらに、この横にはこんな看板が。

お客様急募
お客様求む
◎ 年齢不問
◎ 性別不問
◎ 容姿不問
時間 6時~12時まで
低料金優遇す 子細ご来店の上
当方ブスぞろい

お客様急募だ!
やっぱりブスぞろいなんだ!
いきたーい、いきたーい。

姉に「行ってみたいけど、スカウトされたらどうしよう♪」
といったら、
「う~ん、微妙…。あんた、中途半端やもん」
………微妙て。
相変わらずリアクションに困ることをいわれてしまった。

とにかく、私は“中途半端”らしいので
どなたか男性の方。代わりにリポートしてきて下さい。

※場所は都島本通 総合医療センター近くであります



観られることが美しくするのだ

2006-12-11 | 季節

12月に入り、忘年会のお誘いが増えてきた。
会社員だった頃と今とでは、飲む仲間も雰囲気も違ってまたそれもおもしろい。
そんな、会社員だった頃一緒に仕事をしていたあるタレント(女性)さんから、
先日、久々に連絡が入ったのだ。
私より3つ年上のアナウンサー・ナレーターさんだが、彼女と会うのは1年ぶりくらいかも。
と、いうわけで昨日梅田で「忘年会」に招集されたのだった。
集まってみれば、3:3の実は、「なんちゃってコンパ」状態。
彼女いわく、「いやぁ~軽い飲み会のはずやってんけど、
じゃあ男性集めます!と、先方が張り切ってしまって…」とのこと。
え。そうなんすか?あたしゃ、頭数要員でいいっす…
みたいな感じではあったが、メンバー内で一番私が若い、
というあり得ないオーバー30の落ち着いたコンパは、
子供時代(20代)と違ってわーわー言うこともなく、
名刺をいただいたりしながら、
終始「自分のカラダの悪いところ」の話であった。
整骨院経営の方がいたということもあってだが、なんて「大人」な会話なんだろう…

さて、久々にあった彼女。年は36だが昔と全く変わらず商売柄饒舌!
いや、それだけじゃなくってびっくりは見た目。
お肌はつるつるだし、まったくもって老けてないのだ。
もう一人のタレントさんもたまにTVで観る人だったが、37歳と聞いてびっくり。
なんなんだ、これは。

1.独身だから
2.人に観られる商売だから

この2つが考えられる。
まず、独身だっていうのは私も一緒なのでいいとして、
「人に観られる」という意識というものは、
きっと人を美しくする。
そういや、最近そんなことすっかり忘れているかも知れない。
仕事で合う人は年配の人が多いし、異動はバイク。
もう、怠りまくりだ。
今回は、そういう意味でよい刺激を受け、よかった。
そして、いつもとは違う人たちとふれあうことは、
日常の「当たり前」を、「ありがたい」に思い直させるよい機会である。

昔、ある人が言っていた。
「結婚してもコンパに行くのはよいことだ。楽しいけれど、帰りには無理してつくろう時間に疲れた自分を知る。
そして、家に帰って妻の顔を見ると、ほっとして“やっぱりいいな”と思い直せるからだ」と。
さて、これは男の人がいったか、女の人がいったかどっちでしょう?
実は、男女両方からなのだ。
ご主人、奥さん双方から同じことを聞いたのですよ。
妻側は、帰ってきた夫に改めて観られるという刺激で、きれいでいよう、
安らげる場所であろう、という努力をするというのだ。
すごいなー。

こんな余裕と努力、信頼をおける大きな女性になりたいものです。
と、いうわけでたまの飲み会もアリですな。