しっぽこBLOG

にゃんこの“しっぽこ”のような、どーでもいいblog。おしごと、にゃんこ、バイクのことなどなど

愛の証

2008-10-11 | ふみこラブトーク

前回もお話したとおり、引越し作業でおおわらわだった我が家。
予告していた大事件の話ではないが、と注釈をいれつつも、
もひとつお引越しエピソードを。

整理の中で、出てきたものの中でもわらかしたのが両親の往復書簡である。
つまり、ラブレターだ。
こういうものは、たいてい女性がいつまでももっていて、
男性は
「そんなの捨てとけよっ」
みたいなシチュエーション。
しかし、当家では逆であった。
「捨てるな!」とマジックで書かれた箱の中にぎっしり詰まったラブレターは、
父の荷物から出てきたのである。
しかも、手紙の中身には、こんな一文が。
「この手紙は、将来保存して見せてやるぜ。って悪趣味かな?」
って、悪趣味だよ!父!
あんまり見ては母に申し訳ないので、すぐに彼女に全て渡したのだが、
恥ずかしがる彼女が、娘に見せてもokなものだけピックアップしてくれたので、
読ませてもらった。
爆笑である。
二人とも呼び捨てだ。
ひろし!!(←父の名)
ふみこ!!(←母の名)
しかも、なぜか「!!」マークがもれなくついている。
もう、『愛と誠』(古い?)の世界だ。
そして、父の書く文章がなんともはや。

「もう、堪忍!はごめんだぜ」

あんたは裕次郎か?
20代前半の若々しい恋人たちのやりとりに、
散々、泣くほど爆笑させてもらった数時間。
「“しぶしぶ”ではなく、愛のもとに生まれた私たちだったのね!」
と抱きしめあう、ふてぶてしいアラフォー姉妹なのであった。


永遠の愛

2006-01-20 | ふみこラブトーク

17日は震災の日でしたね。
我が家では、加えて「父の命日」でもありました。
震災の次の年のあの日に亡くなったので、
テレビで「震災から11年」と流れると、
「ああ。11年ー1年で10年たったんだー」
と、不謹慎だが覚えるのが便利。
そーんな覚えやすい命日でありますが。
そして、このブログでも
「ひろし(←父の名)命!!」
といってはばからない母のラブラブぶりを伝えておりますが。
なんと、母は今年の命日をすーーっかり忘れておりました。
今年は、ホテルで豪華ランチを・・・と年末から計画をたてていたのにもかかわらず、
前日になって、「あ。忘れてた。学校に休むっていってない!」
(注:母は現在専門学校生です)
といって、なんと、大急ぎで親戚のおばさんを殺してしまう始末。

ああ。永遠の愛なんて存在しないのね・・・。
でも、人間こうやって「忘れる」という作業で
何とか折り合いをつけて暮らせていけるんだなぁと思ったり。

しかし、現在公開中の『博士の愛した数式』の博士のように
80分しか記憶が持たないのは、きついよね。
まぁ、うちの母はそんな勢いですが。





スピリチュアル

2005-12-18 | ふみこラブトーク
前回に引き続き、ははの話です。
はは、姉、私と三人で、
「細木数子センセとスピリチュアルカウンセラーの江原氏どちらを信じるか?」
という低レベルな話で盛り上がっていました。
姉は、江原氏に「守護霊様が守ってくれてますよ」とかいわれるとおもろい、という意見。
「しかし、”お父様が見守ってくれてますよ”とか言われたら、私たち4人いるんですけど、今、どこ(誰のとこ)にいてますか?って聞いてみたいよな(笑)」と姉がいったとたん、
ははが口調を荒げていいました。

「あんたたちのとこなんかにいないもん!」

おいおい・・・娘に本気で嫉妬するなよ。
しかし、こんな彼女の女らしいかわいさが
ほんの少しでも私たち姉妹に受け継がれていたならば、
もうちっと、うまく立ち回れる人生を歩めていたのでは?
と思うのでありました。

口だけ番長

2005-12-17 | ふみこラブトーク
車に積むのはETCである。

またまた長い間さぼってしまいました。
とうとう、“口だけ番長!”とののしられてしまった。
「口だけ番長」→「番長」→「清原」→「スキンヘッド・へんなピアス・柄わるい」=わたし
!!!
だ、だめ!
そんな自動変換が頭の中を駆けめぐり、久々の休息時間に取り急ぎ書き込んでいる次第です。

さて、先週ひさびさに実家に帰ったので、例の母の話をひとつ。
長年お世話になっている自動車やさん(修理)のおばさんと彼女は電話で話していたそうな。
母「そうそう、車にATMをつけたいの」
おばさん「ああ、ATMね。言っとくわ」
母「よろしく~」
ガチャン
・・・ATM。それは現金自動預け払い機。
確かに、私もノドから手が出るほど欲しいシロモノ。
いつか、彼女が無利息・無金利・無制限払い出しのMyATMを積んだ車で
さっそうと私のもとに現れることを、胸をときめかせながら待っています。

ふみこ・ラブトーク(2)

2005-09-28 | ふみこラブトーク

「最近の歌でさー、”昔はあいしてると言えたけど、今は言わなくなった”
とかいう感じのヤツあるでしょ~?あれってわかんないのよねー」

我が家の食卓は、いつも母の爆弾トークがおかずである。
本日も、我が母ふみこのラブラブトークにお付き合い下さい。
さて、今夜はいったい何を言い出すんだ?と思っていたら、続いてこう言った。
「だって、つきあってる間は一度もそんなこと恥ずかしくて言われなかったもの。
一緒に長く暮らせば暮らすほど、愛が深まってどんどん愛していくんじゃないの?
結婚してからは、いつも”あいしてる”って言ってたよ?それが普通じゃないの?」
!!!!!!!!
な、な、なんと。
近年、夫婦の間では「数年たてば愛情から愛が消えて情だけになる」とか、
「ラブラブなんて、結婚したら無くなるって」とか聞かされている私にとっては、
驚きです。
恐るべし63歳、日本人女性の発言。

確かに、両親は大変仲良しであった。
父はしょっちゅう子供の前でも「チュ~わぁ?」と母に迫ったり、
いきなり二人でダンスを踊り出したり、
毎週必ず二人でお風呂に入ったり。
たしかに、「好き好きアイシテルー」と言いまくってはいた。
子供ながらに、夫婦とはこれが普通なんだ。と思っていたが、
社会に出て、それはちょっと違うらしい・・・と気づいてからは、
きっと、仲良くするためにあえてそんなキャラづくりをしていると思い、
ある意味その努力する姿勢を尊敬していたが、
まさか、「素」だったとは。

う~ん。考えさせられました。
驚きながらも、自分はそんな環境にいたから、
「結婚したら」自然と同じようにするだろーなぁと、漠然と思ってます。

て、結婚する気あるのって?
鋭い突っ込み、ありがとうございました。