しっぽこBLOG

にゃんこの“しっぽこ”のような、どーでもいいblog。おしごと、にゃんこ、バイクのことなどなど

「ひょん」はニューヨークで・・・

2007-07-08 | ニューヨーク

私がぶっ倒れている間、
実は先週にニューヨークの姉一家(チャールズ:アメリカ人・姉1:日本人・クリスティーナ・ミックスの5歳)が帰ってきた。
ロングバケーションを利用して、娘のクリスティーナを日本の幼稚園に通わせようという計画だ。
チャーリーは、実家でネコアレルギーと戦いながらも、
相変わらず飛行機オタクで、この1週間ですでに新大阪にある飛行機のスペシャルな専門ショップ、関空・伊丹…へと徘徊完了。
姉は、友人との再会など5年ぶりの日本を満喫中。
クリスティーナさんは、立派なバイリンガルに。
私は「スリー(3)」の発音を「No!NO!」と注意される悲しい叔母になっている。

さて、昨日は数時間彼女を私の家で預かったのだが、あいかわらず我が家に伝承されている「ひょん」は有効である。
「ひょん来るよー」
「キャー」てな、かわいいもんである。

しかし、ある時、ベランダに出ていると雨が降ってきた。
クリスティーナ 「あー。ばあば(うちの母)が雨降らないってテレビでいってるって言ってたのに、ふってるよー。ウソ言ったよー。ひょんが来る!」
わたし 「えーばあばにひょんくるの?」
クリスティーナ 「ううん。テレビにひょんが行くよ。」
わたし 「なるほどね!明日透明のひょんがテレビに出てるかも」(←子どものかわいい想像力をこわさないように考えたコメント)
クリスティーナ 「ちがうよー。ウソ言ったのおじさんだもん。おじさん、ひょんに食べられちゃう!あした、あのおじさん、イナイヨ。」

がーん・・・
私たちの時の「ひょん」は、なにをされるか判らない妖怪であり、本当にひどい悪さをしたら、消されちゃうっていう感じだった。
そんな「ひょん」も、はるかニューヨークに渡ったら、おぞましいアメリカンモンスターに変身していたとは。
天気予報のおじさんが、「がぶっ!」ってやられちゃうのを想像して、びびってしまう大和撫子であった。


ニューヨーク・にゃん対決

2005-06-29 | ニューヨーク

photo上:アッパー代表 エリザベスさん(画像提供:たまみりんさん)
photo下:ダウンタウン代表 ぶーにゃん


ニューヨークでの楽しみのひとつ。
それは、にゃんを見つけること。
ほら、よく映画で出てくるようなアパートの窓からちょこちょこっと降りてきたりするシーン。
あれです、あれ。
しかし・・・探せども探せどもマンハッタンは
わんこばっかり!
まさにそれは、ステータスの象徴ともいえる。
小さいのやら大きいのやらを、ふぁっしょなぶるな人々がすたすたと連れているばかり。
ああ、私の理想のにゃんはー・・・
と嘆いていたところ、先陣のたまみりんさんが高級アパートエリアにご案内して下さいました。
そう、そこにはホテルのようにドアマンがたっていて、
通りに面した窓が!
「先日、超上品なネコが窓際にたたずんでいたのよね」という彼女の言葉を信じて窓際に近づいてみた。
いた!いました!ふわふわの白いカーテンの向こう側に小さなシルエットが!
ああ、エリザベスさん!
粘ること5分。ついにそのお方はカーテンをくぐってくれることはありませんでした。しゅん。
しかし、たまみりんさんからその際の画像をいただきました。
おおお。なんなんだ、この上品さは。やはりにゃんも環境で顔つきがちがうのか。

数日後。ちょいと下町にいってみました。
すると、いましたっ。
めがねやのショーウインドウにぶーにゃんが。
ああ。なぜかぶーにゃんのほうが親しみを感じてしまったのは、しょせん私は下町派ということか。
できることなら、そこのサングラスつけといてくれてたら
かなりポイント高かったのだったが。

ニューヨーク・ゴゴー!(55)松井

2005-06-22 | ニューヨーク

Photo上・中:ヤンキースショップと等身大のゴゴー!松井さん
Photo下:初登場。茶莉夫人(姉その1)パジャマ代わりにゴゴー!松井Tを着ている



私は、ニューヨークの松井に興味はない。
「ニューヨークの松井」といってもヤンキース松井さんとメッツ松井さんがいらっしゃるので、まぎらわしい。
かといって、ヤンキース松井さんを「松井ヒデ」とかいうのって、ちょっと。
松井ヒデって「中田ヒデ」みたいでかっこよすぎだし(松井ファンのみなさんごめんなさい)
と、とにかく、私は興味はないのだ。
というわけで、私は、ヤンキース松井さんのことを、ゴゴー!松井と呼んでいる。
背番号55だから。(ああ、単純)
しかし、まあ、仕事としてはネタだし、お土産頼まれてるしということで、
マンハッタンに繰り出しては、ヤンキースショップに足を運ぶのであります。
いやーしかし。日本人が騒いでいるだけかと思いきや、案外、ほんまに人気のようですね。
だって、ほら、等身大のゴゴー!松井が。
正直、こわい。だって、怖い。
そして、その下の写真に注目。
初登場、茶莉(チャーリー:姉の夫)夫人です。(つまり、三姉妹の一番上のおねいちゃん)
なんと、私の知人の松井ファンがお土産にと懇願したゴゴー!松井Tシャツをパジャマ代わりにしております。
しかし・・・たしか、茶莉はメッツファンだったはず。
新庄がメッツに行ったときは、「カレハナイスガイダ!」と応援していたし。
なぜ、ワイフにゴゴー!松井を着せているのだ?

そう、茶莉は「松井ファン」なのだ。
造反?!
それって、昨日まで東京音頭歌いながら傘でわっしょいわっしょいしてたのに、
今日になったら清原~!上原~!ミスター!とか叫んでる?
茶莉に聞いてみました。
「イヤ!ボクハメッツノコトヲカタトキモワスレタコトハナイ!」
ヤンキースがにっくき敵であることは変わりないらしい。
でも、ゴゴー!松井は大好き♪なのだそうだ。
じゃ、私の好きなイチロー侍は?
「ノー!!!!」
イチローはクールガイでカッコよすぎて嫌いらしいわい。
アメリカ人て、というか、我が義兄茶莉。
よおわからん。

ニューヨーク・ベーグル対決。

2005-06-18 | ニューヨーク

photo上:H&Hベーグル。この男性が頭をカキながら「いや~うまいっすよ」といっていたので、入ってみた(うそ)
photo下:チャイニーズ系経営のホットベーグルやさん。エンタの花道、ブロードウェイ沿いにあり


ニューヨークと言えば、ベーグルでしょ!
というわけで、まずは小ネタもないのに書いてみる。(いや、なくてもいいのですが)

そのベーグル。屋台を含めいろんなところで売っておりますが、
やはりまずは、どこのガイドブックにも載っている有名店を襲撃。
その名は、H&Hベーグル。
ここは、飛行機で隣の席になったアメリカ在住2年のおねいさんからも
「美味い情報」を得ていたので、勇んでまいりました。
※私の旅の必須条件は、必ず誰かと友達になり情報収集することでアル
Oh!この表面はカリッと中はもっちり感は初体験!
日本で食べたベーグルはニセモノだったのね・・・
チョイスしたクリームチーズも正解であった。
3年前に訪問した時の食事がマズイNY!という意識が、
脳みその裏っかわにこってりとこびりついているだけに
感動もひとしおだったのだ。

さて、よく屋台で売っているベーグルはどんなだろう?
経験者に尋ねてみます。
「ただのぱっさぱさのパンです。」
・・・。
あえて経験せずともヨシ!
自分のカラダがかわいい私。

というわけで、
SHOP狙いで次、まいります。
チャイニーズ系の人達が経営しているホットベーグルやさん。
NYでは珍しく(ほかにもあるのかも知れないが)
カリッカリにあたためてくれるのだ。
こちらもH&Hベーグルに負けず劣らず。
どちらに軍配か。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
引き分け。(日本人らしいあいまいさ)
すみません。
タイトルに偽りアリ。
対決になっておりません。

「ベーグルはジューイッシュ(ユダヤ)の食べ物だから、彼らがやってるところは美味しいはずだよ」
!!!
そうだった。忘れていた。
それは、まさに
”アメリカ人の握る寿司屋より日本人の寿司屋のほうが美味い”
という、ガツーんとくる当たり前の方程式。
そこで。
なにげに探してみました。
絵本で見たことがあるような、
あの、チャリ(もみあげ)をくりくりカールにして
黒い帽子をかぶった人が売っている
ベーグルやさん。

そんなわかりやすいとこ、
みつけられませんでした。

ニューヨーク・ハーツデイル

2005-06-10 | ニューヨーク

photo上:のんびり散歩するたまみりんさん
photo中:のんびり散歩されるスインドウさん(イタリアのたわしにそっくりだからと姉の夫茶莉が命名)
photo下:線路内にある看板。ほかにお掃除くんとかもいた


かしこきおこさまはご存じではあると思いますが、
ニューヨークといっても広うございます。
決してマンハッタンだけがニューヨークなのではありません。
しいて大阪に置き換えてみますれば、マンハッタンは梅田。
ということは、岸和田市も箕面市も大阪府やんけというわけで、
梅田マンハッタンから郊外へと走る鉄道へと乗り込むこと約1時間。
辿り着いたのは、滞在するハーツデイルという街。
そこは、まさしく軽井沢のような雰囲気!
早速、わんこのお散歩なんかしちゃったりして。

風景も、ココがニューヨーク?と思わせることもさることながら、
クールなイメージだった人々の暖かさにも感動。
知らなくても必ず"hi!"と声を掛けあうのは、当然のこと。
治安面で問題があるNYでは、集団自衛意識が高いのかも知れない。
この街を1歩あるけば、知らない人はいないとなれば、お互い助け合う心も生まれるというもの。
現代ニッポンに足りない部分です。

と、そんなわけで、マンハッタンの狭いホテルで窮屈でも便利なニューヨーク生活ではなく、
ええとこやけど、都心まで1時間かかるやん・・・という生活がスタート。
お世話になるは、グランドセントラルまで走るメトロ・ノーストレイン。
びっくりしたのは、改札がないこと。駅の中にかわいいスタバがあること。
そして、各車両に車掌さんがいてキップをカチカチすること。
そして・・・各駅停車なのに、突然アナウンスで「ごめーん通り越してしまったから降りてえ」
乗客は「今日はラッキーディだぜ。ハハハ~」といって暴動もなし。
そのせいで到着は10分遅れ・・・ということが日常茶飯事なこと。
でも、ある意味それで事故はないんだなと、出発前に起こったJR事故のことを考えながら、
いざ、夢の街マンハッタンへと向かうべく、乗り込むのでありました。

そして、最後のびっくりは、先陣ですでに1ヶ月滞在中のたまみりんさん。
「あ、アナウンスとかないから。一人やったら寝えへんねん」といって容赦なく睡眠。
初搭乗のわたしは、MAPをみつめ、駅に止まるたび看板を覗き込み挙動不審者状態。
・・・たまみりんよ。ニッポンへ帰ってきたらおぼえとけ。