しっぽこBLOG

にゃんこの“しっぽこ”のような、どーでもいいblog。おしごと、にゃんこ、バイクのことなどなど

雄琴温泉・リスタートのたび

2008-07-12 | たび
すっかりサボりまくっておりました。
あれ以来、和歌山やら広島やらにも行っていたのですだが(仕事で)、
このたびやっと、プライベートでお出かけしてきた!
この半年、まったく休みが取れない状態。
土日もずっと引きこもり。
出かけるのは、打ち合わせか取材だけ・・・これは、もぉ限界だ!
とばかりに、方々で「来週は大阪脱出します!」とふれまくり、
気合いで原稿を仕上げ、空白の時間をつくって脱出決行だす。
とにかく、今回したいことは誰にも邪魔されず温泉にゆっくりつかること。
つまり、お部屋で露天風呂♪
とはいえ、前日に予約できてささーっと車で行ける場所は限られてる。
ちゃちゃーっと検索したら、滋賀県の雄琴温泉がヒット。
琵琶湖を望みながら、ベランダで桶風呂かけながし温泉!
さらに近江牛ステーキではないか!
これは一人ではもったいないので、母にプレゼントすることにした。
ああ~ん、わたしってば親孝行♪
というわけで、早速京都にほど近い実家に帰り、母をピックアップして1時間程度で滋賀県へ。
まずは口コミで評判だった、創業280年たらいう日吉大社前にある「鶴喜そば」にてランチをば。
ま、ま、老舗の味です。可もなく不可もなく。感動的!というわけではなかった。
気を取り直していざ、旅館へ!
目指す旅館は、「おごと温泉 びわこ緑水亭」。
旅館っつうよりは、がんばってホテル風にしてます、という感じ。
部屋は最高~!おおー桶風呂がベランダにっ(泣)



どどーんと入り、疲れを癒しますがな。あとの目的は近江牛ステーキ!
確か、「いいお肉なので量は少なめです」っていうコメントが書いてあったな。
いい!イイッス!少なくても。とにかく美味なステーキがちょこっと食べたいんです。
そしていざ、レストランへ。
次々出てくる京懐石をたいらげ、メインを待つ体制、万全どす。
しかし、気になるのはお品書きにあるIH 近江牛という文字。
はて。IHとは、私が知らぬ等級か?と悩んでいるところ
「お待たせしました~」
やって来たのは、IH用石鍋。
はい?え?近江牛しゃぶしゃぶじゃないんですけど。
「お好きなように焼いてお召し上がりくださ~い」
と大皿に盛られた肉と野菜がどーん、と。
・・・。おい。これやったら、焼肉やないか。プロが焼いてくれるんじゃないのか。
さらに与えられた4枚の肉は、
むぎゅ。か、噛み切れぬ・・・ぬ・・・ぬぅぅううううう!!!!
こら!近江牛ちゃうやろー!
はぁはぁ。
とまあ、食事はさんざんであったが、お風呂は4回くらい入りまくったし、ひさびさに母とコミュニケーションもとれた。
さらに、ずっと避け続けていた「着付け」にも本気で着手。





母は着物が縫えるし子供の頃からいつも着物を着てたし、姉も着付けができる。
私もちびっ子の頃から、お茶を習っていたので(こうみえても)週に1回は着物をきてたのに、着付けは任せっぱなし。
なんとかきもの学院に通わずともよい環境であるというのに、人間、それはそれで甘えるモンである。
「いいかげん、自分でしないと知らないよ。」
といわれつづけていたのだけれども、忙しさを理由にに逃げまくっていた。
しかし、これを機にまじめに教えてもらうことにした。
今回の旅行は、疲れをリセットするつもりで来たけれど、いろんなことにチャレンジしようっと!と思える、リスタート気分に不思議となれたような。
着付け以外には、
●季節事に必ずプチ旅行をする
●ヨガとか水泳とか、とにかくカラダを動かす
●引越しをする
●バイクを買いなおす
●人に左右されず、自分の好きなようにライフスタイルを確立する
などなど。
あ、もちろん、これをちゃんと書くことも。

飯はまずかろうがいい旅だった。

十和田湖

2008-04-13 | たび
仕事で青森県は十和田湖にいってきた。
寒い・・・寒かった。
さらに、雨も降っていたので、カメラマンさんを伴っての取材だったのにもかかわらず、あまり撮影もできず。

というか、やはり青森にはまだ春が来ていない!
新緑の季節に再度行かねばならないかも。
十和田湖には白鳥さんがいっぱいいるのだ。

ほら、このとおり。


ぷりぷりヒップ♪

飛行機は一日一本しか飛んでいないため、大変タイトな2日間だったが、
ご当地限定グッズはゲット。

左から、東北限定ぷっちょ(さくらんぼ味)・ずんだプリッツ・りんご味アポロ・リンゴ味チェルシー


ねぶたパッケージのりんごジュース。美味!
あとは、ほたてとか。豊富な海鮮は美味だった。
そして、空気も美味だった。

もいちどいってみたい。
あったかい季節に。

代官山って

2008-03-02 | たび

しごとで東京に行ってきた。
1件目の取材(新宿御苑前)と2件目の取材(代官山)の間に四時間も時間が空いたので、新宿をうろつき疲れたあと、ちょっくら代官山でお茶でも・・・
と思って入ったカフェで出てきたのが、この写真のもの。
「カフェ大福ドリンク付き」。
写真では映っていないが、カフェ大福は外側にフィルムがついたまま、ドン、ときた。
・・・。
代官山って、オシャレなイメージだと思ってたのに。
そういえば、代官山を訪れたのは10年ぶり。
たしか、あのインサイダー取引で捕まったアメリカのカリスマ主婦、マーサ・スチュワートがゲストのチャンネルレセプションに参加したとき以来だ。
あの時は、なんてオシャレでハイソな街なんだろう・・・と思ってたのに?
そういや、東京在住のカメラマンのおにいちゃんに聞いたとき、
「代官山は原宿の延長みたいですからねぇ」と言われ、ハテ?と思ったのだ。
そしていざ訪れてみると・・・確かに。その通りかも。
やっぱり、10年前は若かったのかなぁ。

取材の時にも、代官山で出店されているオーナーさんが言っていた。
「代官山には魔物が住んでますよ。だって、カップラーメンで凌いでいる超ビンボーな若者か、アッパーな金持ちかどちらかしか住んでいないんです。
カップラーメン組は代官山で買い物できないし、アッパーたちは外車で出かけるから代官山で買い物しない。
つまり、代官山でお金を落とす人は、観光客だけ。どたばたお店がつぶれてますよ」
ああ。現代日本の縮図。
ビンボー組の私は、風邪ひいた。
強行日帰りをしたため、2日寝こんだゾ。
なんのこっちゃ。


TOKYO

2007-10-27 | たび
すっかり秋。
先日、とうとう友人たちから「死んでいないか?」とメールが来た。
気が付けば、3ヶ月近くブログを更新していなかった。
どうも、彼ら は挨拶無精な私の消息を、ブログで確認しているらしい。
1週間が1ヶ月、1ヶ月が過ぎると、「四半期決算ペースでえっか」と、なかな かタイミングがつかめない。
せっかく、消息確認を続々いただいたので、元気の証拠をアピアピすべく頑張ろうと思う!(←気合い入れる ほどのことか?)

有り難いことに、とても忙しい。連続徹夜はさることながら、消息不明の間に、富山は魚 津に初入国などを果たした。(もちろん、日帰り取材)
そして、先々週はいよいよ4年ぶりに東京(とはいっても取材対象は埼玉 であった)へ!
こちらも、もちろん始発新幹線に乗っての日帰り取材であるが、せっかくの東京さだべ。
なんとしても会 える人々に会うど!と、埼玉県は坂戸というところから池袋まで戻り(約一時間)、元同僚くんと合流。
とりあえず、4年前にはなかった六本 木ヒルズを拝み、

↑要塞みたい。こわい

ミッドタウンのおされなレストランでことごとく門前払い(金曜日の夜だか ら)。
でも、高級焼肉を馳走になった。ありがとう、キンちゃん。
そして、おごってもらえば用済みとばかり、急い で泊まらせてもらえる友人の高級マンション(川崎市)へ。
ゴージャスなゲストルームで一泊させていただき、翌日は友人とまたまた4年前にはなかっ た表参道ヒルズへ。恥ずかしいほどの“はとバスツアー”ぶりである。
表参道ヒルズの感想。
「別に。」
ただ、ナナメになってる建物だ。前のアパートのほうが風情があった。
しかも、土曜日なのに閑散としている。やばいんでない?
というわけで、お昼は日本ではここでしか食べられない!と いうギリシャ料理を食べにSpyro's六本木店へ。

↑こんなかんじ。開放的な感じだ。

私はスプラキ・チキン(ギリシャ風串焼き2本+ フライドポテト、サラダ、ピタパンorライス)¥1,150

友人は、ギロ( チキン、レタス、トマト、オニオン、ザジキソースをピタパンで包んだもの)¥580をチョイス。
ほとんどの人が、ギロを食べていた。
なかなかヘルシーで美味。
ランチではアリ。ボリュームけっこうアリ。機会があればぜひ。

そして、新マルビルでぶらぶら。私的にはココが一番楽しかった。
なぜなら、イデー(家具、インテリア雑貨で有名なイデーによる初のギフト 専門店)やアクメ(フランク・ロイド・ライトなどの芸術家がデザインした筆記具がずらり)、イデアがあったから。
特に仕事で使う文房 具などは、大好きな物に囲まれたいタイプの私としては、たまらんビルヂングであった。

新幹線に乗る前に、友人が 「はい、お土産」といって買ってくれたのは、豆源の塩おかきやらいろいろ。
帰阪後、 食べてみたら、きぃ~美味!特に塩おかきサイコウッ!
ありがと、マッチャン。
で、半分食べて残りはゆっくりと・・・と、うきうきしていた ら、在京歴10年の姉が登場。
「あら!あんた、私の好物よく知ってたねぇ~」といったかと思うと、バリバリ音が・・・
も、もしや・・・
!!!!!!
振り返ってみたら、最後の一本を口に運ぶところであった。
「三つ子の魂百まで」
そんな言葉がふとよぎったのであった。
呪ってやる。

はいさい~

2007-05-31 | たび

先週、実はこっそり沖縄に行って来た。
中途半端にJALマイルがたまっていて、う~んどこいこか…と考え、
旅費が高くて一度もいったことがない沖縄にいくことに。
しかし、テーマを決めずに旅したらだめだな。
いつも、旅をするときは必ずテーマを決める。
例えば、のんびりしたいからホテルだけは奮発する、とか。
いつもはこのパターンが多いのだが、今回はマイル消化が目的。
贅沢をいってられず、ホテルは三流の上にビーチリゾートの予定なし。
結論からいって、沖縄は「潜る」かリゾートしにいくところ。
文化を堪能するところにあらず。とさとった。(もともと観光好きでないからか)
だらだらとすごした2泊3日。
私たちが体験した数少ない事柄に文句たれます。
これから沖縄に向かうビギナーさんたち、ご参考に。(あくまで私的考察デス)

=== 1日目 ===

<首里城>
「フジレンタカー」(←結構適当なとこ)で車を借り、まずは空港から那覇市内に向かう途中にある首里城をチェック。
異国情緒満載。長く続く塀は万里の長城みたい。
門をくぐりさらに奥へと登っていくと…入場料800円。
高校生らしき修学旅行生と団体観光客に紛れて進むのがいやんなり入場せずに撤収~。行くなら、団体様がいらっしゃらない午前中にどうぞ。
アイスクリーム売店にかわゆいクロネコがねそべってる。

<琉球茶房 あしびうなぁ>
お昼は、首里城の近くで。「旅バイラ」にのっていた『あしびうなぁ』を発見。
ランチタイム(3時まで)をすぎていたのにもかかわらず、こころよくランチを提供してくれた。中庭がきれい!小鳥がさえずる縁側でいかすみ麺焼きそば定食とゆし豆腐定食をいただく。とくにゆし豆腐が美味。味も雰囲気も満足◎。
ココに関しては文句なし。

『琉球茶房 あしびうなぁ』那覇市首里当蔵町2-13 TEL.098-884-0035

<斎場御獄>
車を南下させ、スピリチュアルスポットへ。
興味がない人、感受性がない人にはただの山やんけ!ってところかもしれない。
が、なんか空気というか雰囲気というか…感じる場所だ。
三角のトンネルを越えると神様の島がみえる。
昔の人が、祈りを捧げた場所。スニーカーで行くべし。
サンダルで死にそうになった。

<沖縄アウトレットモール あしびな>
寂れてた。購買意欲があれば掘り出し物もあったかもしれないが、結局なーんも買わなかった。

<パシフィックホテル沖縄>
覚悟はしてたけど…。まぁ、修学旅行生をどどーんと受け入れているホテルですな。部屋は汚くないけど湿気がすごい。さらに、水回りはカビくさい。
ドアは木製で、トイレのドアノブボタンを「ぽちっとな」と押すロック方式。
モーニングビュッフェは、「え?これで終わり?」というくらいのバリエーションだ。モーニングチケットをランチビュッフェに使うと250円プラスするだけで、結構豪華なビュッフェに。私たちは最終日はこうした。
国際通りなどメインから少しはずれているから静か。国際通りへは車で行かないと遠い。唯一すばらしかったのは、徒歩1分圏内にある「タウンプラザかねひで」というスーパーマーケットだ。沖縄ならではの食材や商品が格安でずら~り。
大阪で1500円で売っていた「フコイダン入り海草化粧水」が何と400円!思わずフルセット買ってしまったわい。

<ゆうなんぎい>
沖縄通に聞いていた沖縄料理の居酒屋『あんつく』に向かったが!店主が出てきて「いや~ちょっと用事があって今日はひらけないんだー。明日もわかんないねー」とかいう!「じゃあ、どっかほかのおすすめとかお友達がされてるお店紹介して!」といったら「いや~ともだちいないし…」って(泣)沖縄だねぇ。
仕方ないから、ほかの沖縄経験者に電話。「おばちゃんばっかりいる店がある」という情報を得たものの、名前もわかんない。途方に暮れてるところ、たまたま通りがかったタクシーの運転手さんが、「ここ美味しいよぉ~」と紹介してくれたお店に入ってみると……。あれ?店員が全員おばちゃん!!!ここかぁ~すっかりおばちゃん客しかいないお店かと思ってたら、こういうことだったのね。
店員のおねいちゃんも丁寧に説明してくれて、味もまぁまぁ○。
精算時にいきなり登場したおっちゃんが100円まけてくれたので、
ナニワ魂が燃え、やれおっちゃんかっこいい♪とか最高や♪とか褒めちぎってしまった。すると、「こんな程度でそれだけほめられたらはずかしいから、はい!」とさらに200円返してくれた。ええ店です。

『郷土料理・ゆうなんぎい』那覇市久茂地3-3-3 TEL.098-867-3765


=== 2日目 ===

<美ら海水族館>
那覇市内からは、高速道路を利用して2時間。
高速を降りてからしばらくすると右手に見えてくる「道の駅」許田 やあんばる物流センターにてチケットを購入すべし。一人1550円とオトク。
水族館に関しては、南の海の壮大さは味わえるかな。
ただ、海遊館(大阪)の演出のほうが充実感があって私は好み。
一度は行ってみるか…という程度かも。次にもう一度行きたい!とまでは思わなかった。

<フルーツフラワーパーク>
何で行ってしまったのか?それは、ツアーでもらった無料入園&スウィーツ無料チケットがあったから。上海人ツアーコン(♂)が「お客さんが解説してっていうんだけど、解説しようがないもんねー」ていうくらいなーんもない。
しかも、スウィーツ。微妙。

<琉球窯>
絶対したかったこと。それはシーサー作り!というわけで、ため息混じりのフラワーパークから近い『琉球窯』にて体験(3,000円)。
簡単に作り方を教えてもらって、あとはその辺にあるシーサーをお手本にしながらコツコツ。凝り性なためかとろいのか、気が付けば3時間も没頭してしまった!
まだまだ改良の余地を残しているものの、さすがにこれ以上はいられまいと引き上げた。できあがりは1ヶ月半後だって(宅急便で送ってくれる)。待ち遠しいなぁ。
ちなみに、シーサーは「あ」っていってるほうが♂で、幸せを呼び込む担当。「うん」っていってるほうが♀で、呼び込んだ幸せを守ってくれる担当とか。
当然、私が選んだのは「あ」のほう。
「守るんは自分でしますんで、幸せを呼び込んでくれ」

『琉球窯』名護市為又479-5 TEL.0980-43-8660

<アメリカンウェーブ>
これまた『旅バイラ』にとってもよさそーに載っていた、古着屋さん。
宜野湾市にあるだけに、基地近くはアメリカンストリートと化していて、その一角にあった。
う~ん。ただの古着屋さん?しかもアメリカンサイズだから合わないし。以上。

=== 3日目 ===

<沖縄第一ホテル>
なんだかもやもやしているこの旅行。最後の切り札は、沖縄通に勧められた3,000円もするモーニングよ!っと勇んで訪れた『沖縄第一ホテル』。
なんしか、「ここの朝食は沖縄に行ったら一度は食べるべき、医食同源というレベルではなく沖縄の自然をすべて取り込めるような量と質、異次元です」と通は語っておられる。なるほど。入ってみると、有名人の写真がずらり。しかし、なんか田舎のおじいちゃんちのような古びた香り…結構苦手かも。
出てきた料理は「50種類の食材を使って、カロリーは570カロリーに押さえてます!」ってことで、やれあそこの庭に生えているあの草だ、とか葉っぱだ、とか…。日本古来の食材がにがてな私は半分以上食べられなかった(にがい&味に工夫がない)。きっと、戦争体験のある母世代は逆に拒否するだろう。
「あの時期に食べてた記憶がよみがえるからいや!」と叫ぶママンの姿が目に浮かぶようですわ。
結論としては、私はだめ。私が望む食とは、「味覚・臭覚・感覚」。味はもちろんのこと、ただよう香り、そして雰囲気も大切。(雰囲気とは決して高級感ではなく、古~い食堂でも清潔でレトロな雰囲気があればいいのだ)それら全てが欠けていた。食育としては、いいでしょう。しかし3000円は高かった。

でも、ホテルのシーサーたちはかわいかった。
なんのこっちゃ。
結局、今回の旅行では、「本当の沖縄」を知ることができなかったのかな。

沖縄よ。次回があるなら、心地いいホテルでのんびりリゾート気分を味わうぞ。
(潜れるようになったら潜りまくる)
そして、石垣とか宮古とかに飛びたいねぇ。
飛行機、安くならんもんかねぇ…