しっぽこBLOG

にゃんこの“しっぽこ”のような、どーでもいいblog。おしごと、にゃんこ、バイクのことなどなど

目指せ!女ライダーその6(実車/第一段階みきわめ)

2006-06-30 | バイク

仕事が忙しくて、1週間もいけなかった。
今日は、みきわめだというのに!
しかもこの間の教習のあと、まだ、第一段階も終わっていないのに、レッドバロン高井田店へバイクを見に行ってしまった。
店員さんと丸顔の田●先生の話題になって、先生の紹介だったら…とかなりまけてもらったり♪
とりあえず、予約!とかしている場合じゃない。

というわけで、第一段階から第二段階へステップアップするためのチェックの時間です。
今日のインストラクターは、背が高く、眉毛が濃く、ちょっとなまりのある薩摩隼人みたいなセンセだ。
ひさびさにバイクに乗って、ちょっと怖い。
また、今日に限ってみきわめが私だけときた。
1週目、コース慣らし運転。
お。大丈夫。
「じゃあ、あとはぐるぐるまわっといて」
と、薩摩隼人にいわれて、覚えたてのコースをぐるん。
まずは、スラローム、そしてけっこう得意なS字だーっと思ったら。
思ったら!!
がぎ~ん!!!!
なんと、S字内を直角に突入して激突。
「だ、大丈夫か?ま、もう一回まわっといで」という薩摩隼人。
しかし…S字にはいるとどうしても
がぎ~ん!!!!ガソリンどぼどぼぼ…
「あ~あ。鬼門やな。ココ。どうしたんや?」
どうしたもこうしたも。こっちが聞きたいです。
薩摩隼人のなまりすら気にならなくなっちゃうくらいテンパってる。
で、半泣きになりながら、時間終了。
結局転けるだけで終わってしまった。
もちろん、再度受講です。

くやしいのか悲しいのか、この歳になってひさびさに人前で号泣してしまいました。
涙がとまらん自分に、私が一番びっくり。
「そんなにショック?」といわれると、子供のように
うぃっく…うぃっく…なっちゃう。
ちなみに、ツレはこの日に卒業検定ストレート合格だ!
その卒検で知り合った人が開いている居酒屋さんに遊びに連れて行ってもらい、
そのおっちゃんにも
「そんなときには、“わたしはできるこや!”とマインドコントロールしたらいいねん。
あとは、失敗したあとはリセットするために、自分なりの切り替えスイッチを決めることやね。たとえばプロ選手だと靴のひもとかわざと結びなおしたりするねんて」と慰められ、
次の日実行。
ちなみにマイスイッチは“トゥイティースマイル”。
にやにやにやにや。きっとはたからみればヤバイヤツだったに違いない。
んで、いとも簡単にみきわめ終了。
…いったいなんやったんや。あのS字。

とにかくいろんなやさしい人たちに感謝。

つづく

○この時間のコケ数 ∞
○この時間得たもの なみだ、脱プライド、マイスイッチ

<この時間必要なもの>
自己暗示



目指せ!女ライダーその5(実車/クランク・坂道発進) 

2006-06-24 | バイク

さて、「クランク」と「坂道発進」である。
今回のインストラクターは、シュミュレーションでおもろい話しをさんざんしてくれた丸顔の田○センセ。
バイクやさんを紹介してもらったりしていたので、始まる前にお礼にいったら、
「みさしてもらうわ~」といってくれた。イイ先生だ!
「クランク」は、90度2つ直角に曲がった道。
先に進んでいたツレは、「けっこうヤバイ」といっていたのでびびっていたが、私はどうも得意らしい。
坂道発進は、フットブレーキを踏みながら半クラ調整をして発進するんだが、これも車でMT経験がある人なら何のことはないかな。
ある程度でけたら、課題で定められたコースを覚えてひたすら走る。
あれだけ苦手だった1本橋もなんかコツをつかんだみたいで(遠くを見る。膝でタンクをぎゅっと挟む、フットブレーキを秒数分踏みまくる)、一度も落ちなくなった。秒数もクリア。
しかぁも!今回は全く転けなかった!
と、ええ感じで「よし、次回は一段階みきわめ!」
とOKをもらってわーい。
最近、ダメ人間のテーマソングが流れていたが、ちょっと自信を取り戻した今回。
しかし、このころから仕事が忙しくなり、平日は全く行くことができない。
次回の教習は1週間後という長い空白ができることに、少々不安がよぎるのであった。

つづく

○この時間のコケ数 0
○この時間得たもの バランス感覚、左手(クラッチ)の筋肉痛

<この時間必要なもの>
インストラクターとのコミュニケーション能力

目指せ!女ライダーその4(実車/S字・一本橋) 

2006-06-23 | バイク

今回のチャレンジは、「S字」と「一本橋」。
そしてインストラクターは、中年でなぜかフレームが透明のめがねをかけた谷○センセ。
けっこう細かく容赦ない感じ!あなどれぬ。
まず、S字のカーブに一直線に突っ込み、バコーン!
冷静に引き起こしてもらって、カーブを出たとたん、前の人が止まったのに対応できず、ブレーキをかけすぎて、ドベーン!オ、オイルが…散乱しております。
とうとう、「危険だから、小型に乗り換え!」という司令が出てしまった。
はぁ。そんなわけで、小型、つまり郵便屋さんやおまわりさんが乗ってるような感じの125ccに乗り換え。
なんと楽なことか。ふらつくコトなんてナシ!
しかし、天敵は1本橋つまり「平均台」ってやつである。
幅0.3m長さ15mの台の上を目標7秒以上かけて落ちずに通過するんである。
ローギアで半クラとかフットブレーキとか使ってゆっくりゆっくり通過することの難しいこと!
成功率は2%くらいだった。
見かねた谷○センセ。
「降りて!後ろに乗って!」と私をタンデム(二人乗り)し、うい~んうい~ん!と走り出した。
「バイクはなぁ、こうやって膝を使ってバイクと一体になって…こうや!」
と、おっとこまえな運転を披露してくれる。
後ろでは、内心「おっさんの腹に抱きつきたくない!」という理由で、両肩にちょこんと手を添えてただけの私がぎゃーぎゃー叫んでいる。
こうして、またしてもこの狭いスクールのコース内に
「またあのコか…」という印象を残して2時間は終わったのでした。

つづく

○この時間のコケ数 ★★
○この時間得たもの オイルのにおい、タンデムのおもしろさ

<この時間必要なもの>
膝使い、女らしさとおっとこまえの使い分け

目指せ!女ライダーその3(シュミュレーション1・課題)

2006-06-22 | バイク

次は、「シュミュレーション」というやつ。
先日の走行をパスしたもののみが進める授業だ。(2教室しかないから、予約がとりにくい)
いわゆるゲームセンターにあるバイクと画面があって、架空の街を走るわけ。
今回のインストラクターは、丸顔のよくしゃべる田○センセ。
3人で50分の授業を受けたが、30分くらいはやれ、ジャスコのタダで貰える水がオイシイとか、
バイクは新車がいいか中古がいいか、どこのバイク屋さんがいいか、なーんてことをしゃべっていた。
3人のメンバーは、1人は若い沖縄出身のおにいちゃん、40代のおじちゃん、そして私だ。
「おふたりは、バイク年齢越えてるけど、何があったの?」と聞く田○センセ。な、なんやと。
「いやぁ~うずうずして……」なーんて答えてしまい、センセとおじちゃんに印象を与えてしまったようだ。
のちのち、二人にはお世話になることになる。
シュミュレーションは酔っちゃう人も多いそうだが、私は大丈夫だった。

続いて、「課題」という授業。
いよいよ、スラロームと急制動、一本橋、S字にチャレンジだ。
同じく田○センセ。
まずは、AT車であるビックスクーターに乗って体験するのだが、
このビックスクーター、長い!デカイ!重い!
思わず、乗った瞬間、ドベーン!と転けてしまった。
走り寄る田○センセ。
「おおおーい、大丈夫かぁ?壁とスクーターにサンドイッチにされてるがな!」
そう、壁際に置いてあったので、左っかわに転けた私は、壁に激突し斜めに刺さった状態。そこへビックスクーターが乗りかかっている、という感じをご想像下さい。
とまぁ、またしても、125ccのATスクーターを待機させられつつも、
「いや!大丈夫です!やります!」とビックスクーターでスタート。
均等に置かれたパイロンをうにょ~んうにょ~んとくぐり抜けていくのだが、
バイクと一体になれず、うーーーにょんっ、うーーーにょにょ、ってな感じ。
次に、急制動。これはスピードあげて急ブレーキをかけるというのなので、まぁ大丈夫。
続いて、MT車に乗り換えてスラロームをすると、ミッションのためエンジンブレーキがうまくきき、ええ感じにでけた。
「ビックスクーターよりMTのほうがうまいやん」とか言われ、自信を取り戻す。
そう、忘れてはいけない。私は、車ではMT車スポーツカーを乗り回してたし、体育では5しか取ったことがないという、平均よりちょっとはマシな運動神経だった……ハズ。
しかし、バイクだけはこんなにも体型が左右するとはおもわなんだ。
乗るたびに、一緒になるおっちゃんに「だいじょうぶなんか?」と言われるし、見事なまでに鮮やかに転けるので(※でも無傷)、ある意味目立つ存在である。
毎時間、女子は2人くらいなのでもともと目立つのに、日頃はかないぺったんこの靴を履いた私は、ちいこい上に非力に見え、さらに、歩き方もぺったんぺったんしたりぴょこぴょこしたりしているので、かなり鈍くさく、たよんなさそう。
これは、もう、ハンデをプラスに変えるしかない。
元気よい返事とトゥイティーの目つき(きらきらしてて、下から見上げる感じ)を心がけるようにした。
S字、一本橋は次回へ。
つづく

○この時間のコケ数 ★★
○この時間得たもの 怪我しないコケ方、トゥイティーの目つき

<この時間必要なもの>
リズム感・バランス力・少女の心

目指せ!女ライダーその2(第一段階/操作・走行)

2006-06-21 | バイク

受付前のカードをぴーっとスライドさせたら、ガッチャン!と実習簿が出てくる。
配車券を発券したら、現場へ。
14年たっても、システムは一緒なのね。
「初めてなんでけど…」と二輪のインストラクターが集う窓口に実習簿を出しながら言うと、
「はい!お待ちしてましたよ!ヘルメットとひじ、ひざにパット、赤いゼッケンを付けて待っててくださいね」
な、なんと。“お待ちしてました”ときた!昔なら考えられないサービス精神やん。

「よろしくお願いします~」
記念すべき初インストラクターは、イケメン風のナイナイやべっちそっくりさん!(以降、やべっちセンセと呼ぶ)
しかも、しゃべり方までそっくりだ。
い、いかんいかん。そんなことに気を取られてちゃ。
「まずぅ~バイクを運んでみましょうねぇ~」(※注:やべっち風に)
いよいよ400ccのバイク(ホンダCB400)を扱う時がやって来た!
よし、スタンドを払って…ガゴッ!
「う゛……」全身にデブ猫38匹(190kg)が飛び乗ってきた感じだ。
ちょっ、ちょっと待って、お、重いんですけど…
「思った以上に重いでしょぉ?がんばろーねぇ~」(※注:やべっち風に)
む、ムリです。ちょっと、思った以上のそのまた以上っすよ!!!!
こ、これ…やばいかもよ。
車でも落ち知らずだから大丈夫!とか調子こいて安心パック(ちょっと高く払っておけば、なんぼ落ちても大丈夫ってやつ)
にしなかった私。大後悔である。
無料体験をすすめなかった事務員を恨み、入学審査をされなかった中途半端な背丈の自分を恨み、
いざという時用として用意されている、小型バイクと私専属の新米補助教官を横目で睨みながら、よろよろと進めていったのである。

車はMTだったおかげで、クラッチなどの「操作」はクリア。
続いては走行である。うわさによると、この「走行」は落ちるらしい!
2時間続けてなので、インストラクターは続いてやべっちセンセである。
「さっそくコースにでましょうねぇぇ」(※ちょっとクドいが、やべっち風に)
え?もう出るんすか?
ブホホホホホ~
お、けっこう楽しい!楽しいが…
油断したら、止まっただけでバコーン!
コケた。
飛んでくるやべっちセンセ。
「どぉしたのぉ~うまくいってたのにぃ~」(※しつこいようだがやべっち風に)
とまぁ、初コケしたのだが、「がんばってたから問題ない」というわけで、無事パス。
はぁぁ~よかった、の初日なのであった。

つづく

○この時間のコケ数 ★
○この時間得たもの 筋肉痛・恐怖

<この時間必要なもの>
グローブ・バンダナ・気合い・体力・あまえんぼ