しっぽこBLOG

にゃんこの“しっぽこ”のような、どーでもいいblog。おしごと、にゃんこ、バイクのことなどなど

チチチッて…

2007-01-27 | バイク

チチチッて言うたきりなんです…

何がってバイクの話。

先週の日曜日。
箕面にある友人宅に鍋ぱーちーに行ったのだ。
都島に引っ越したおかげで新御堂1本ですぐやん!
まさに信号ゼロの新御堂筋に乗っかったら想像以上に早く(約20分)着いたので、
彼女のお家のすぐ近くのドラッグストアに時間調整しにふらりと入ったのだ。
ふっふふっふふ~ん♪
まぁ、10分ほどしてそろそろいこかいなーと駐輪場に向かい、
私のビラーゴ(じゃじゃ馬という意味なんだって)ちゃんのしっぽあたりで
井戸端会議している3人のベイビー&おかあちゃんたちに
「ちょっとすみません。エンジンかけるのでうるさいですよ」と
スマートにお声えがけをし、いざ!

チチチ…チチチ…

これですわ。
操作に不備があったんかもしれないと重々確認したりしていたら、
ふらっと白衣のおねいちゃんが
「エンジンかからないんですか?バッテリーが弱ってるのかなぁ~(半笑い)」
「そ、そんなはずは…」悔しくて平気を装ってみたものの…数分で観念した私。
半泣きになりながら、電話で知人に泣きつく。
「エンジンかからないよーうえ~ん」
いろいろ聴かれているうちに、そのチチチ…すら言わなくなった。
「チチチも言わなくなったよーうえ~ん」
で、結局レッカーを呼ぶことに。
バイクに乗って約半年。早速お世話になるとは。
(ちなみに、このロードサービスオススメ。知人に教えてもらったのだが、
「北海道二輪車商業協同組合」というやつ。
道人じゃなくても入れて、年会費永年無料さらにレッカー移動は50kmまで無料で、24時間ロードサービス対応!ね?ね?すごいでしょ?)
というわけで、すでにレッカーにお世話になっている知人の助言により、
自分がどこにいるかを明確に伝えるため住所を調べて即連絡。
友人たちにも連絡を入れ、車の中で待機につきあってもらった。
待つこと30分。感じのいいおにいちゃんがやってきた。
バッテリーに充電。
よし、動いた!…けどすぐ止まる。
「バッテリーというより発電機に問題があるようですね。
修理工場までお運びします」
がびーん…。
死語に近い表現であるが、まさにこの言葉が私の脳裏をドドーンと横切ったとです。
そして、そしてレッカーにドナドナされていくわたしのビラーゴちゃん…
バイバイ。じゃじゃ馬の割には、いきなりおとなしくなりすぎちゃう?
とかなんとか心で叫びながらその場をあとにした。
飲むまい!と思っていたが思わずスパークリングワインをいただき、
旨い鍋を食べ、
私のうん十倍も飲んでいる彼女のご主人の
「会社したい~!」という夢の熱弁に耳を傾け、
勝手に「きみ、部長」とありがたい役職までもらったりしながら、
深夜、お昼に颯爽とバイクで走った道のりを寂しく車で送ってもらうのであった。

現在、まだ退院してこない。
おかげで、今週は電車であるきまくって筋肉痛だ。
販売店のにいちゃん(友松という。あえて呼び捨て)に文句をいったり、
なだめられたりしながら、思わず弱気と浮気心で
「もうこんなバイク売って、倒れても自分で起こせる125ccに乗り換える!」
と言ってみたり。

とおちゃんが死に際にくれたティファニーのリングはぶちっと切れるわ、
左耳のピアス穴が完全に閉じちゃうわ、
さんざんの新年のはじまりだ。
うえ~ん。
いいことあるかな。


ニュースな女

2007-01-16 | etc

取材中に着信アリ。
終了後、おりかえした。

「いやぁ~もういいねん。
急にお腹が痛くなってさ。
トイレで話し相手がほしくって」

…といわれた。

時に私は、トイレの新聞紙。



ロスト ジェネレーション

2007-01-08 | 世間の情報

新年から『朝日新聞』に連載されている、「ロスト ジェネレーション」というコラム。
「ロスト ジェネレーション」とは、団塊の世代を親に持ち、いわゆるバブル崩壊後の超氷河期に社会に出た25~35歳の人々をさしているらしい。

本日は「結婚より自分の世界」という記事。
事例は2つ。1つめは派遣社員の34歳(女性)。
理想の結婚相手は「年収1千万円以上。最低でも正社員」で、それ以下なら孤独でも1人で生きていく方がいいらしい。
“自分の力だけでは年収500万円も無理。結婚は、豊かな生活へジャンプできる大きなチャンスだと思う”と彼女はいっている。
2つめは同じく派遣社員の31歳(男性)。
フィギア収集が生き甲斐のいわゆるアキバ系で、“この居心地良さを失ってまで女性とつきあいたいとは思わない”らしい。
記事は、「男女の思い描く未来の姿がまじわらない。」
と結んでいる。「結婚できない」のか。「結婚したくない」のか。

最近、この手のコラムが増えてないか?
これにズバリ当てはまる私としては、興味深く読むんだけど、「うんうんうん!そうそうそう!」とはならい。
ふーん。私たち、ロスト(失われた、負けた、見失った、 途方に暮れた…など)な世代なんだって。という感じ。
失うにも、何も手に入れてないし与えられていない。
負けるにも、勝負の土俵にも上がってない。
見失うにも目指すものがない。
そんな人もいるはず。でも、それってこの世代にかかわらずいる人たちじゃない?
つっこみどころ満載の内容。
年収1千万円以上て。最低でも正社員て。「最低でも」ってなんだ?じゃあ、「最高」はなんなんや?教えてくれ、頼む。
年収1千万円て簡単に言うけど、自分が1千万円以上稼ぐという仕事の苦労の想像をできるのか?
豊かな生活へのジャンプて。昔むかしの「永久就職」的考え、正社員=終身雇用といったかんがえと全く進化していなんだから、それってこの世代とか関係ない。それを世代代表のように紹介する新聞よ。
思うに、私たち世代に訴えかけているというより、
この記事を読みふけり、ため息をつく親の姿が浮かぶ。
これを読んだ団塊世代の親たちが、「そうなんだ…」と納得したり、憤ったり…。
なんだかこうして、勝手に社会にグレーな空気をしょってる世代のように植え付けられて、ますますマインドコントロールされちゃう人が増えるようで気になる。
自分のせいであることも、そんな時代のせいにすると楽。
そんな風に読みとれる。

でも、忘れてない?
76世代(ナナロク世代:若手起業家が1976年前後に多いことからそう呼ばれる)もここに入るのよ。
あ。それを「格差社会」でまとめちゃうのかな?
結局、「ロストゼネレーション」であろうが「団塊世代」であろうが、
個々がどれだけ「自分の人生」とどう向き合うか?
自分だけのストーリーをどう楽しむか?なんじゃないかしら。
もちろん、時勢に影響され育つからこそ、その世代の特長が次の社会を育て変化していくもの。
それも楽しんだり、ラッキー♪とプラス思考でチャンスにかえられる人がどの世代でも輝ける人なのだ!

……そう思わんと、やっとられん。
と、たまにゃあ、こんなまじめなことも考えとります。
ほほ。

初釜

2007-01-02 | 季節

アケマシテオメデトウゴザザイマス

今年のお正月は、実家でのんびり。
大晦日ぎりぎりにバイクで乗り込み、
1日は寝正月。
本日2日は、家族で着物を着て初詣。
午後から、家の小さな茶室で10年ぶりの初釜をした。
子供のころから、毎年お正月にはいろんな人が集まって、
炭から火をおこして「なんちゃってお茶会」を開いていたが、
父が亡くなってからは、自然消滅。
今年、やっと母もその気になったよう。
今までは、ポットでジャーなんてやってたけど、
炉を切ってお客さんも呼んでいざ!
となってみたものの、さすが10年ぶり。
あれ?あれ?
思わず出てきた「マンガで読むお茶」本。

ま、そんなこんなだが、なんか一区切りついた新しい年が迎えられそうだ。